わんわん同乗 日産ブロガー試乗会 体験記【わんこと行くクルマ旅 特別編】
わんわん同乗
日産ブロガー試乗会 体験記【わんこと行くクルマ旅 特別編】
わが家の自称自動車評論犬!? ラブラドールレトリーバーのマリアとジャックラッセルのララは日々、新車に”こっそり”試乗しているのですが、今回、日産自動車株式会社日本事業広報部が主催する、ユニークな試乗体験会に堂々と参加できる機会に恵まれました。
その名も「わんわん同乗 #日産ブロガー試乗会」。愛犬家のブロガーさん9組が参加し、日産グランドライブという横須賀にある日産のテストコースで、PETomorrowでも紹介しているドッグフレンドリーカー、100%電気自動車の「日産リーフ」、大人気ミニバンの「日産セレナe-POWER」に愛犬と試乗できるというのですから、わが家も行かないわけにはいきません!!
とはいえ、シニア犬のマリアは「テストコースの試乗なら元気はつらつのララにおまかせわん!」と言うので、お留守番させることに。で、ジャックラッセルのララを連れて、いざ、日産グランドライブに向かったのでした。聞けば、日産グランドライブに犬が入ったのは初めて。入念な準備、対策が施されていたことは言うまでもありません。
主なプログラムは、座学が日産自動車 EV技術開発本部の渋谷彰浩さんによる日産インテリジェント モビリティについて、および、東京農業大学教授 獣医師・獣医学博士の増田宏司先生によるEVでの愛犬とのドライブ術についてでした。
渋谷彰浩さんのお話は日産が推進しているプロパイロット=高速道路同一車線半自動運転やクルマの電動化、そして近未来のエネルギー・スマート・コンセプトなどについて。100%電気自動車=EVはエンジンを積んでいないため、静かで、モーターによるスムーズな走行が犬にやさしく、また災害時などで家に給電できるなどのメリットを詳しく説明してくれました。たしかに、災害時、ペット連れで避難所に入れないケースも多く、停電していても、クルマが発電所になり、自宅に明かりを灯せるのはうれしいですね。
一方、増田宏司先生は犬の車酔いの原因がにおい、音、揺れ、振動、温度、疲労などという分析や、犬の安全な乗せ方などについて解説してくれました。
興味深かったのは、犬が快適に感じる車内空間は、まず暑すぎない、寒すぎない温度。スマホからエアコンをタイマー操作できるリーフはその点、夏場、あらかじめ車内を冷やしておくことができ、理想的なんだとか。また、温度もさることながら、風の流れのほうが重要というお話も興味深いものでした。
渋谷彰浩さんと増田宏司先生が特に強調していたのは、リーフのような電気自動車はモーター走行がもたらす静かさだけではなく、エンジン振動がなく(そもそもエンジンを積んでいないため)、バッテリーを床下に積むため低重心で前後左右の揺れが少なく、またプロパイロットによるドライバー&乗員の安心感が、愛犬とのドライブをより安全で濃密な時間にしてくれるというメリットにも共感。
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