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【青山尚暉のワンderful LIFE】『愛犬を幸せにしてくれるペットフレンドリーな宿とは?』01

第十五章 『愛犬を幸せにしてくれるペットフレンドリーな宿とは?』

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【青山尚暉のワンderful LIFE】

マリアがわが家にやってきてもう10年。その間、マリアはプライベート、仕事でしょっちゅう犬と泊まれる宿に出掛けています。あるときは雑誌の特集の仕事とはいえ、1か月に4軒の高級宿をハシゴしたこともあるぐらいです。本当に運がいい犬ですね。

一夜にしてワンダフルライフだ。わが家にやって来たということは、旅犬になるということですから。そしてそのぶん、人間よりずっと短い犬生の中で楽しい思い出がいっぱいできる。だからというわけじゃないですけど、今では宿に一家言、持つ犬になりました。いい宿だと目が違います。滞在中、うれしそうに目がキラキラしている。笑顔も絶えません。

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 飼い主も犬も思う存分楽しめるエリアの代表が軽井沢。春から秋にかけては最高のシーズンです。愛犬と泊まれるコテージの敷地内に歩いて行ける大きなショッピングモールがあるのは日本中探してもここだけ。

では、愛犬と訪れる宿として、どんなところが理想的なのでしょうか。自動車評論家、ドッグライフプロデューサー、そしてトラベルジャーナリストの肩書まで持つため、初めて会った人に「お仕事はなんですか?」と聞かれたとき、即答できずアタフタとするボクが長年行なってきた国内外のホテル取材、犬と泊まれる宿の調査に基づいた、犬と泊まれるいい宿の基準は以下の13項目だと思っています。

ただし、13項目のうち、11項目以上クリアしていれば合格としましょう。例えばレストランに愛犬同伴できなくても、それを補う方法、余りあるレストランの雰囲気、料理の美味しさといった魅力があればいいわけです。

もっとも、1.の「全犬種を受け入れてくれる」、3.の「部屋が広く清潔で快適であること」、7.「部屋に風呂があり、外風呂もある」、11.「宿の周りに犬と楽しめる場所があること」、そして頻繁に愛犬と旅するならば、13.「価格対満足度が高いこと」、つまり比較的リーズナブルな料金と満足度の高さは絶対に譲れないでしょう。食いしん坊のマリアにしてみれば、5.「食事が美味しくレストランに犬も同伴できる」と、美味しい犬用の食事が用意されている・・・・は第一条件みたいですが。

1.全犬種を受け入れてくれる
2.全館どこでも犬を同伴できる(レストランを含む)
3.部屋が広く清潔で快適である
4.ドッグラン&お散歩に適した場所がある
5.食事が美味しい本格レストランがある
6.部屋以外で犬といっしょに楽しめるスペースがある
7部屋に風呂があり、外風呂もある
8.ペットアメニティーが充実している
9.ペット関連設備が充実している
10.快適にチェックインが行える
11.宿の周りに犬と楽しめる場所がある
12.スタッフのペットフレンドリー度が高い
13.価格対満足度が高い

たとえば、「大型犬お断り」のような、犬のサイズに制約のある宿は、ボクとしてはオーナーがペットフレンドリーとは思えません。大柄な人はお断り、そんなホテル、世の中にないですよね。これまでの経験から、全犬種を受け入れてくれる宿のほうがペットフレンドリー度で勝ることは確認済みです。もちろん、快適な滞在の基本が、部屋の広さ、過ごしやすさ、清潔度、備品の充実度・・・当然です。

意外に思うかもしれないのが部屋にお風呂があるか否かの項目。外風呂のほうが気持ちいいじゃないか! と思いがちですが、外風呂は宿によっては内鍵がかかる貸し切り風呂であることが多く、予約制ならともかく、早いもの勝ちだと、入りたい時間に入れない・・・という事態が起こりうり、ストレスになります。過去、2日間、とうとうお風呂に入れなかった小さな宿もありました(中で家族が2~3人入り、ドライヤーまで使うと相当の時間、占領されることになる)。最悪、部屋にユニットタイプであろうと風呂があることが保険になるわけです。


伊豆高原にある英国コッツウォルズ地方の石の家をモチーフにした宿は全室露天風呂付き。いつでも、何度でも温泉を楽しめます。 中にももうひとつ、内風呂があって贅沢。

これもまた意外に見落としがちなのが、宿はいいけれど、周りに楽しめる場所がない・・・というケース。せっかくお泊まりで遠くまで足を運んだのですから、犬といっしょに飼い主も楽しめるスポットは不可欠。それがない場所にある宿って、けっこう多いんです。

そしてどれだけいい宿でも、あまりにも値段が高いとなかなか行けるものではありません。適切な値段の感覚は人それぞれでしょうけれど、1年に一度、記念日にぜいたくする・・・というケース以外では、1人1泊2食付きで2万円前後が上限ではないでしょうか?

これらの項目以外にも、アクセスがいい、クレジットカードが使える、部屋まで荷物を運んでくれる(犬とのドライブ旅行では荷物がいっぱいの人もいるはずです)、1人+犬の宿泊も歓迎してくれる(経営状態がいいことを意味します)、食事のアレルギーや食べられないものを予約時に聞いてくれる・・・など言い出せばきりがないので、細かい項目については各宿の紹介の中で説明することにしましょう。

まぁ、ざっくり言えば、また訪れたくなる宿がいい宿、ということになるでしょうか。ちなみに、宿のホームページの写真と現実がかなりかけ離れている宿も少なくありません。ご注意を。

次回からは、マリアお薦めの宿を紹介します。(つづく)

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伊豆、河津にある女将のいる和風宿の客室に面した廊下。竹林と2カ所あるドッグランに面し、しっとりとしたいい雰囲気。料理が美味しく、部屋にはかけ流しの半露天風呂も付いています。

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文/青山尚暉(あおやま・なおき)

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。90年代にペットと泊まれる宿の覆面調査「わんわんミシュラン」を8年間連載。愛犬とのドライブ、ドッグフレンドリーカー選び、ペットと泊まれる宿に関する業界第一人者。Web、専門誌、一般誌、ムック、ラジオ番組などで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアと、ジャックラッセルのララ(どちらもレスキュー犬)と暮らしている。

小学館PETomorrowでは「わんこと行くクルマ旅」「今月のドッグフレンドリーカー」などの連載記事を担当。小学館ブックピープル、愛犬と行く旅、ONE BRAND(現在休刊)、レスポンス、カートップなどでも愛犬とのライフスタイル、ドライブ旅行、ペットと泊まれるホテル関連の記事を連載、展開中。インターペット2017では「ペットとお出かけ快適ドライブ術」トークショーの司会を務める。2016年4月には愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
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https://petomorrow.jp/

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