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愛犬とのドライブにも最適!スズキ・ワゴンRスマイル【今月のドッグフレンドリー・カー】

今月のドッグフレンドリーカー
スズキ・ワゴンRスマイル

愛犬とちょっとお出かけ・・・そんなときにぴったりな新型軽自動車が登場しました。それが、スズキのワゴンRスマイル。大きなクルマの運転が苦手な愛犬家にも最適な軽自動車ですが、その人気の中心と言えば、今はスズキ・スペーシアなどのスーパーハイト系と、スズキ・ワゴンRに代表されるハイトワゴン系。

とはいえ、愛犬の乗降により適した両側スライドドアを備えた、軽自動車販売比率で52%以上というスーパーハイト系の便利さは分かっていても、1800mm近い全高に抵抗がある愛犬家もいるはずです。しかし、スーパーハイト系より低全高のハイト系ワゴン、たとえばワゴンRを選ぶと、今度は両側スライドドアが付いてきません(一般的なリヤヒンジ式ドアになります)・・・。困ったもんです。

そんなドッグフレンドリー軽自動車選びの悩みを、ズバリ解決してくれたのが、スズキのワゴンRスマイルです。全高は1695mmと、スペーシアの1785mmとワゴンR1650mmのちょうど中間。とくにルーフを塗分けた2トーンカラーのボディだと、より低全高に見える、適度な高さと両側スライドドアを両立したボディを実現しているのです。

車名こそワゴンRスマイルですが、内外装にワゴンRとの共通点は皆無(パーツなどを含めて)。つまり、スズキ・スマイルと呼んでいいほどの完全新設計の内外装の持ち主というわけ(エンジンなどはワゴンRより新しいハスラーに準じています)。特にインテリアはレトロ感とカジュアルさに上質感をプラスしたような感覚でまとめられ、乗った瞬間、「いいね!」と思わずにいられない空間に仕上げられていて、ざっくりとしたシート生地もちょっぴり高級です。

パワーユニットはハスラーと共通の49ps5.9kg-mのスペックを持つエンジンに、2.6ps4.1kg-mを発揮するモーターを付加したマイルドハイブリッドが基本(XSグレード。Gはモーターなしのガソリン車)。実燃費に近いWLTCモード燃費は、両側スライドドアを備えた軽自動車としては抜群の25.1km/L(FF)となっています。つまり、経済性もわんダフル。

運転席に座れば、アップライトなシートポジションと全方向の視界の良さがまずは印象的。それもそのはず、前席の着座位置は、ワゴンRに対して70mm高い、スペーシアと同じ地上高に設定されているからです。爽快な見晴らし感覚が得られるのはそのためで、インテリア全体のデザイン性もなかなかのセンスと言えるでしょう。セーフティプラスパッケージの1眼タイプのメーターは右下にマルチインフォメーションディスプレー(カラー)を備え、平均燃費計やエンジンの回転計、アナログ時計、エネルギーフローなどを多彩に表示。車両情報が一目で分かるから便利で安心です。


エネルギーフロー

スマートフォン連携タイプのナビはハスラー譲りの3画面表示も可能な9インチの大画面。室内各所に用意されたティッシュボックスや飲み物を含む収納、置き場所の豊富さ、そして天井内張のキルティング風デザインにも満足できること必至。助手席の下がバケツ風の収納になっているのは、スズキの軽自動車のこだわりで、愛犬グッズを入れておくのにも最適ですね(丸洗い&取り外し可)。意外なるドッグフレンドリー装備は、タイヤの位置までうっすら表示される3Dビューモニター(アラウンドビューモニター)。車体の周りグルリと一周してくれる画像がナビ画面に大きく表示され、万一、クルマの周りで愛犬がウロウロしていても把握しやすく、安全でもあるのです。

注目の、予約ロック機能も付く両側ワンアクションパワースライドドアは、ステップ高335mm(実測)とごく低く、開口幅600mm、開口高1165mm。スペーシアが同600mm1250mmですから、さすがに全高が低めになるワゴンRスマイルのほうが高さ方向では85mm低くなるものの、幅方向は同じで、ステップ高の低さもあって、乗降性の良さはさすがスライドドアならでは。ステップが低く、段差がないため、小型犬のジャックラッセルでも、楽々乗り降りできるんです!!

また、後席スペースには十分な空間、足元の広さがあり(身長172cmの筆者のドライビングポジション基準で後席膝周り間空間に最大285mm!!)、愛犬がまずはごく低い後席フロアに飛び乗り、そこから後席に軽くジャンプして乗り移ることも容易です。

ワゴンRスマイルは、軽自動車にして大型犬、多頭が乗車することも可能です。約170mmのスライド機構を持つ5:5分割の後席を倒せば、最小幅900mm、奥行き最大1135mmもの、ほぼ完全フラットな愛犬専用スペースが出現。大型クレートの積載にも適しています。

片側だけ倒せば、愛犬が飼い主のすぐ隣に安心して乗車することもできるのですから言うことなし!!(ジャックラッセルのララ談)ちなみに、バックドアの開閉が、この種の大きなバックドアを持つクルマとして軽々操作できる点も、使い勝手の良さに直結するはずです。

ところで、軽自動車の中でも特に走りの性能に定評があるのが、スズキのワゴンRや、PETomorrowわんこと行くクルマ旅で軽井沢に出かけたこともあるスズキ・ハスラーです。どちらも走りはスムーズでキビキビ、静かで、ターボモデルなら加速力も上質でパワフル。だから、ハスラーでのわんこと行くクルマ旅では、高速道路や山道を走った軽井沢の往復も楽々こなせたのです(https://petomorrow.jp/travel_dog/109178)。が、ワゴンRスマイルは、ワゴンRやハスラーにあるターボモデルが用意されていないことからも分かるように、マイルドハイブリッドを生かしたドッグフレンドリーな「街乗りベストなジャストサイズ両側スライドドアモデル」というキャラクターであり、普段は近所のドッグランや動物病院の足として活躍し、なんとなればちょっとした遠出もこなす・・・という使い方が最適な両側スライドドアを備えた軽自動車の1台なのです。

よって、ハスラーと同じNAエンジンを積んでいても、さすがに全高と両側スライドドアの重さが効いて、加速力は穏やか。逆に言えば、車内でどこかにつかまれない愛犬にとって、走りが穏やかなぶん、文句なく快適なクルマだとも言えるでしょう。また、運転感覚、乗車感覚はワゴンRより背の高いスーパーハイト系軽自動車のスペーシアに近く(前席の高さがスペーシアと同じゆえ)、視界が高く、ドライブ中の眺めは抜群。愛犬もまた、窓の外の景色を楽しみやすいのです。

乗り心地はしっかり感とフラット感あるもので、段差越えなどでも強固なボディがしっかりと受け止めてくれるため、街乗りシーンでは快適そのもの。軽自動車らしからぬ上質な乗り味が美点です。細かいことを言えば、スズキ・グリーンテクノロジーのひとつ、エコクール機能(蓄冷式エアコン)によって、夏、アイドリングストップをしている間も、一定時間、エアコンから冷風が出て、車内がいきなり暑くなることがないのです(一般的なエアコンでアイドリングストップすると生暖かい送風になってしまいます)。これも、1年中、毛皮を着ている暑がりの犬にぴったりなドッグフレンドリーポイントと言えるでしょう。

では、高速走行にまったく不向きかと言えば、そうでもありません。確かに余裕ある加速力は望めないにしても、HYBRID XHYBRID Sグレードにセーフティパッケージを追加すると、全車速追従機能付きのACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能はなし)が贅沢にも装備され、ペダル操作から解放された、前車と一定の距離を保った安全なクルージングが可能になり(前車がいない場合は設定した速度で)、高速走行にかかわるドライバーのストレスが劇的に低減。愛犬とともに高速道路を利用したロングドライブに挑戦!?したくなるかも知れません。

なお、ワゴンRスマイルにはブリティッシュスタイル、Californiaスタイル、エレガントスタイル、モダンスタイルの4つのスタイルコーディネイトも用意され、より個性的なエクステリアデザインに仕立てることが可能。イメージカラーのコーラルオレンジメタリックやシフォンアイボリーメタリック、フェニックスレッドパールといったボディカラーは女性の愛犬家にとくに好まれそうですが、ブルーイッシュブラックパールやインディゴブルーメタリック、ピュアホワイトパール×ブラック2トーンルーフなどのボディカラーなら雰囲気はいきなり精悍。男性の愛犬家にもぴったりではないでしょうか。そんな新型ワゴンRスマイルは、軽自動車の新しいドッグフレンドリーカーの代表的車種になりえると思えます。

スズキ・ワゴンRスマイル
https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr_smile/

写真/青山尚暉・雪岡直樹

文/青山尚暉
ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家でもあり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアを149カ月で見送り、ジャックラッセルのララと暮らしている(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス、カートップなどでも愛犬とクルマ関連の記事を連載中。20164月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。

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