2020-12-29 九十九里で過ごした豪華ディナーの2020年クリスマスの思い出【わんこと行くクルマ旅】 おでかけアウトドアキャバリアクリスマスクルマ旅ジャック・ラッセル・テリアドッグカフェ&レストランドッグランフレンチディナーボルボXC60リゾート九十九里南房総愛犬同伴旅行青山尚暉 青山尚暉のわんこと行くクルマ旅 特別編 2020年のクリスマスは九十九里の& WANで わが家の2020年クリスマスは、まるでわが家のビーチハウス、別荘感覚で過ごせる、九十九里の白幡海岸の入り口に建つ、愛犬同伴専門のリゾートホテル、& WANで。実は、これまで何度も訪れ、わが家がお客さんとして第一号でもあった宿なのですが、ディナーメニューにある、アップグレード版の房総の幸をふんだんに使った「贅の極みコース」はまだ未体験。今年はいろいろ大変な年でもあり、だからこそ、クリスマスぐらいは贅を極めたクリスマスディナーに舌鼓をうってもいいのでは・・・ということで、ジャックラッセルのララと、娘、娘の愛犬のキャバリアのくるみちゃんをとともに訪れたのでした。 ボルボXC60PHVに乗って九十九里へ 乗っていくクルマは、ハレの日、クリスマスにぴったりなボルボの電動車、XC60リチャージプラグインハイブリッド。素敵なネイビーブルーのボディカラーが、冬晴れの南房総、九十九里にお似合いです。あっ、ボクもこのところ、ウエアやバッグ、キャップ、スニーカーなど、ネイビーにハマっているところなのです・・・。 わが家が& WANを訪れたときの定番コースは、お昼過ぎに& WANに到着し、レストランでゆったりとランチし、芝生のドッグランで遊び、15時のチェックイン時間まで過ごすというもの。 ランチはA.日替わりパスタランチセット、B.日替わりキッシュランチセット、C.山武市「小林牧場」黒毛和牛 ランチセットがメイン。この日、注文したのは、Aの日替わりパスタランチセットから、アンチョビとキャベツのパスタと、+400円になる平打ち麺の生タリアッテレを使った、わが家がいつも注文するクリームソースの絶品パスタでした。サラダ、パン、デザート、飲み物もついてきます。 いつものように総料理長JO NAKAMURA/中村讓さんによるランチに満足し、冬晴れの青空の下、300坪ものリゾート感満点の芝生のドッグランでララとくるみちゃんと一緒に遊んでいると、お友達のミニチュアダックスの飼い主さんも合流(犬の先生です)。そうこうしているうちに、お部屋の用意ができているというわけです。 九十九里のわが家の定宿& WAN ここで、改めて九十九里の& WANについて説明すると、九十九里浜白幡・井之内海水浴場の入り口、海岸入り口まで徒歩10秒というロケーションにあり、総面積720坪もの敷地に、2017年7月に完全新築された、動物専門学校出身のドッグトレーナーなどの資格を持つ愛犬家スタッフで構成される愛犬同伴専門のリゾートホテル。STAY WITH DOG AWARD2019最優秀賞受賞、ペット宿グランプリ2019年度準グランプリ受賞宿でもあるのです!! 付け加えれば、客室7室に対してスタッフの数が多いのも特徴で、ハードはもちろん、スタッフの質、労働環境の良さ、サービスを含めたソフト面の充実ぶりが、開業してまだ間もないのに、大きく飛躍し、絶大なる人気を得ている理由だと想像できるのです。フロント横のボードにスタッフの愛犬一覧が紹介されているのもほかにない特徴で、スタッフの愛犬(同伴出勤です)、いわば看板犬に会いに来るお客さんも多いとか。 客室は1階にプライベートドッグラン付きの3部屋、2階にはオーシャン&スカイビューの4部屋の計7室。付帯設備としては、すでに説明した芝生のドッグランのほか、犬用シャワーコーナー、エチケットコーナー、ドッグランを望むレストランのテラス席、海で遊んだ帰りにうれしい飼い主用シャワーブース、雨の日対応のミニドッグランにもなるアジリティ完備のペットルーム、世田谷・成城のフレンチレストランから招いたシェフが腕を振るうフレンチレストラン、ふたつの貸し切り風呂などが自慢です。フロント周りには愛犬用グッズやシェフ特製のドレッシング、地元産のビールなどが販売されているコーナーもあります(つい最近、増設)。 さて、午後3時にチェックイン。ここ& WANでは、ウエルカムボードに飼い主さんの名前とわんこの名前が書かれているのですが、わが家の「青山様」の下には、なんとマリア、ララ、くるみちゃん・・・と書かれていました。2020年6月に、推定15歳(保護犬なので)で虹の橋を渡ったラブラドールレトリーバーのマリアは、この& WAN開業時に、初めて滞在したゲストわんこ。スタッフが「マリアちゃんはいつでもいっしょだよ」という意味合いを込めて、そう書いてくれたようでした(泣)。 205号室スーペリア トリプルルームに滞在 今回、クリスマスに滞在したお部屋は、3名の予約ということで、これまで泊まったことのない、2階の205号室、スーペリア/オーシャン&スカイビューのトリプルルームです。客室面積は34.6㎡と、& WANのお部屋の中で最も広く、セミダブルベッドが3台入っています。 ドアを開け、お部屋に入ると、ゆったりとしたスペースはもちろん、窓の外の眺めもなかなか。バスタブ付きのバスルーム、独立したトイレもあって、とても清潔で使いやすさ抜群。テーブルの上にアルコール消毒液が、トイレにはハンドペーパータオルの用意もありました。安心、安心・・・。 しかし、& WANの2階のお部屋の最大のポイントは、階段を上がった先のテラスにあります。ここからは、南房総の海と空を一望。まさにオーシャン&スカイビューです。テーブルとチェアもあり、ここでさらなるリゾート気分を満喫できるのです。ちなみに、アルコール類などのルームサービスのあるようでした。 九十九里浜までは歩いてすぐ 広々とした、設備の整ったお部屋でまったりしたあとは、犬友達と白幡海岸へお散歩です。 現在、堤防や散歩道を作っている最中でしたが、新しい階段ができて、波打ち際まで快適にアクセス。条例で犬はリード着用とのことですが、あらら、前回、& WANで購入したララ用のロングリードを忘れてしまった・・・ということで、普段のリードで海岸を散歩。この日は12月も終わりだというのに、さすが南房総で、想定外に暖かく、寒がりのララとくるみちゃんも気持ちよさそうでした。嬉しいのは、砂がサラサラしていること。だから足が汚れにくいのです。 もちろん、愛犬の足が汚れても、& WANのエントランスとドッグラン前には足洗い場があり、タオルもたっぷり用意されているので心配ありません。おやつ、わが家のようにロングリードなどを忘れても、& WANのショップで手に入るアイテムもあるから安心ですね。 館内にはフォトスポット多数 そうそう、& WANの館内には、あちこちに季節に合わせてアレンジされたフォトスポットがあり、インスタ映えする写真が撮れるのも大きな魅力。わが家もあちこちで撮影しましたよ。 クリスマスディナーを愛犬とともに クリスマスの夜の& WAN 総料理長JO NAKAMURA/中村讓さんによるフレンチの「贅の極みコース」(通常料金に+5000円/税別)は午後6時にスタート。まずはシャンパンで乾杯。そしてひと口オードブル、前菜のフォアグラ入り田舎風お肉のパテと季節野菜サラダ、オマール海老と海の幸フランずわいガニのスープ仕立て、本日のお魚料理は真鯛とあわびのパイ包み風と続きます。もう、ここまででも感動に値する料理が並び、大満足。 前半はお口休めのソルベで中休み。後半戦は本日のお肉料理として、牛ヒレ肉のエスタラゴン(西洋よもぎ)ソース、アンドワン特製デザート、飲み物と続きました。 とくにフレンチシェフならではの真鯛とあわびのパイ包み風と、口の中でとろけるように柔らかく、濃厚なソースに彩られた牛ヒレ肉のエスタラゴン(西洋よもぎ)ソースは贅沢の極み!! 美味しすぎました!!(メニューは滞在時のものです) 愛犬フレンチディナーも!! もちろん、ララとくるみちゃんにも愛犬フレンチを注文。食べなれた持参のフードにトッピングして、ララたちもクリスマスディナーに参加して大喜び。愛犬といっしょにフレンチのクリスマスディナーなんて、都会のレストランではそうそうできるものではありませんよね!! くるみちゃんは持参の療養食とプレートで こうして、テーブルとテーブルの間隔が十分に取られた、落ち着いた雰囲気のレストランで、約2時間におよぶ九十九里時間が流れる中、クリスマスにふさわしいフレンチのフルコースを堪能。家でクリスマスを過ごすのもいいけれど、それだと女性陣が準備や調理で大忙し。レストランは予約が取れなかったり、帰りが面倒だったりするわけですが、愛犬同伴型リゾートホテルのフレンチレストランでいただくクリスマスディナーが、準備や調理することなく、家に帰る心配もなく、一番だと思うわけです。 ディナーの後は、お部屋でもう一度、乾杯。そして、1階にふたつあるチェックイン時に時間を予約する貸し切り風呂につかり、リフレッシュ。寝心地のいいセミダブルベッドで心地よい眠りにつきました。そうそう、& WANでは、愛犬と添い寝が可能。洗える清潔な掛け布団を採用していて、中綿はホコリの立ちにくい「ダクロンアクア」を使用しているため、愛犬と一緒に快適に休むことができるのです。小中型犬用のベッドに上る階段が用意されているのがその証拠!?です。 翌朝、快適に目覚めると、ボクはオーシャン&スカイビューテラスへ。朝日が水平線から顔を出すところには間に合いませんでしたが、冬の朝の太平洋の雄大さに感動。& WANに来るたびに、朝、テラスで冷たく冷やしたハワイアンサンのグァバジュースを、ハワイに思いを寄せ、ぐいっと飲むのが、ボク流儀。それもあって、とても気持ちのいい朝でした(春から秋の滞在では、夜、オーシャン&スカイビューテラスでバドワイザーを飲むのがボク流儀・・・)。 朝にはサプライズが!! 朝、犬たちを散歩に出したあと、カミサンは貸し切り風呂に出かけたのですが、お部屋に帰ってきたとき、205号室のドアに昨日からあったサンタクロースの靴下に異変があることに気づきました。そう、サンタさんからのプレゼント(わんこクッキーなど)が、靴下にメッセージとともに入っていたのです。こんなアイデア、さすが、STAY WITH DOG AWARD2019最優秀賞受賞、ペット宿グランプリ2019年度準グランプリ受賞の& WANならではのアイデア、ホスピタリティーですよね。 朝食はモーニングプレート仕立て。新鮮野菜のサラダがてんこ盛りで、そこにシェフ特製の絶品ポテトサラダ、ソーセージ、フルーツ、ヨーグルト、絶品のスープなどが添えられたもの。焼きたてのパンも美味しいですよ。また、飲み物が食前と食後用にサービスされるのも嬉しいですね。もし、サラダのシェフ特製ドレッシングが気に入れば、買って帰ることもできるんです。 ちなみに暖かい季節であれば、レストランの外の、ドッグランを見渡せるテラス席でいただくのが我が家流。気持ちいいですよ!! こうして、2020年のクリスマスの2日間を、ボルボXC60で訪れた& WANで過ごしたわけですが、朝食後も、ロビーに用意されたジュースやコーヒーをいただき、お部屋に持ち帰り、ゆったり。本来、チェックアウトは10:00なのですが、わが家は11:00。 VIPカードで様々な特典が受けられます その理由は、リピーターが入手できるVIPカードを持っているからで、スペシャルなサービスが受けられるからです。 その内容は、A欄、B欄のふたつから、1回の滞在につきそれぞれひとつずつ選べるすごすぎる特典で、A欄にアワビステーキ追加、チェックイン前、チェックアウト後のランチセット無料、ディナーのアップグレード、ディナーのブイヤベースコースアップグレード。B欄にはゆったり11:00チェックアウト2回ぶんのほか、ルームサービスまたはワンドリンク無料、貸し切り風呂事前予約、愛犬フレンチディナー1食/頭無料と、ほかの愛犬同伴型リゾートホテルではまずない太っ腹ぶり!今回は、ゆったり11:00チェックアウトのサービスも選択していたというわけです。 ドッグフレンドリーなスタッフにていねいに見送られ、ボルボXC60リチャージプラグインハイブリッドでクリスマスを幸せいっぱいに過ごした& WANを後に。 店内愛犬可のランチスポットTOTOYAへ ここ、九十九里の& WANから東京までは約90分の距離ですから、帰路も実に気分が楽。しかーし、わが家の女性陣は寄り道を指示。それも、& WANから15分ほどの距離にあるローカルダイニングTOTOYAへGOということなのです。どうやら、洋食の朝食と和食の昼食は別腹らしく・・・。九十九里の海沿いをドライブし、昼過ぎにTOTOYAに到着。実はここも、わが家が& WAN、九十九里を訪れた際、ほぼ確実に立ち寄るお店で、2020年春に愛犬同伴フロアを新設。季節、天候を問わず、利用できる、九十九里エリアにおける、愛犬家にとって貴重なダイニングなのです(愛犬同伴フロアはランチタイムのみ)。 オシャレな店内の左側に位置するガラス張りの明るいペット同伴OKのダイニングルームは、ソーシャルディスタンスがしっかり取られた5テーブル、最大20名を収容できるフロア。メニューは全フロア共通の、九十九里ならではの和食、および洋食の幅広いバリエイションを用意。お魚は、京都や丸の内で修行した料理長のオーナー自ら、近くの大原港で毎日仕入れるのだとか。 メニューはメインの和食のほか、洋食としてピザ窯で焼く本格ピザ、パスタセット、ステーキ、ポークソテーなどまであり、あまりのメニューの豊富さに、けっこう心が動きまくります。が、わが家のイチオシは和食の定番のローカル定食。お刺身、アジフライ、焼き魚にご飯、みそ汁、漬物までついてなんと1500円(税別)の大盤振る舞い!! 女性陣は「昨晩のフレンチのあとは、九十九里だからやっぱり和食、それもローカル定食で決まり!!」とか言って、ペロリと食べてしまいました。 この日のペット同伴OKフロアには、大きなクリスマスツリーが飾られ、フォトスポットになっていましたよ。 というわけで、素晴らしくスムーズかつ静かで、世界最高峰の先進運転支援機能による安心感に包まれた、電動車のボルボXC60リチャージプラグインハイブリッドに乗車した& WANからの帰り道でさえ、クリスマス気分と九十九里の美食を満喫できた、2020年のわが家の最高に充実したクリスマス”わんこと行くクルマ旅”でした。このタイミングでは、すでに2020年のクリスマスは終わっていますが、ぜひ、2021年の滞在の参考にしてくださいね。 & WAN https://www.andwan-hotel.jp/kujukuri/ ローカルダイニングTOTOYA http://www.s-r-totoya.com/ ボルボXC60 https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60 文 青山尚暉 ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家であり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル&クルマ旅」を提言中。愛犬はラブラドールレトリーバーのマリア、ジャックラッセルのララ(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス「青山尚暉のワンダフルカーライフ」などでも愛犬とのカーライフをテーマにした記事を連載中。2016年4月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! ホンダ N BOX【今月のドッグフレンドリー・カー】 (4.10) 新型「スバル・レヴォーグ」で行く早春のコレドール湯河原 後編 (3.31) [PR] 新型「スバル・レヴォーグ」で行く早春のコレドール湯河原 中編 (3.25) [PR] 新型「スバル・レヴォーグ」で行く早春のコレドール湯河原 前編 (3.22) [PR] 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! 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