TOP>旅行 > 『マツダ CX-30』軽井沢愛犬同伴試乗会レポート【前編】

  • 犬と旅行

『マツダ CX-30』軽井沢愛犬同伴試乗会レポート【前編】

軽井沢愛犬同伴試乗会レポート【前編】

愛犬とのクルマ旅は、飼い主、そして愛犬にとって、最良の時間だと思っています。家の中でも愛犬と濃厚で幸せな時間を過ごすことはできますが、多くの場合、犬はお留守番する時間が長いのが普通です。しかし、しっかりとプラニングした愛犬とのクルマ旅なら、愛犬は、車内、立ち寄り先の愛犬同伴可能なランチスポットや観光スポット、そして滞在先の愛犬同伴型ホテルなどで、24時間、飼い主と片時も離れずに楽しく幸せな時間を過ごすことができるのです。

考えてもみれば、犬の寿命は10年から15年(わが家のゴールデンレトリーバーは10年8カ月、ラブラドールレトリーバーは14年9カ月の犬生でした)。その、人間と比べればずっと短い犬生の間に、いかに多くの愛犬との楽しく濃厚な思い出を作ってあげられるかが、飼い主の使命でもあるのです。わが家では、そのために、”わんこと行くクルマ旅”の機会をできるだけ多く作ってあげたいと、日々、思い、季節を問わず、実践しているのです。

2020年はコロナ禍のために、春以降、様々な自粛を迫られてきましたが、いよいよGO TO TRAVELも開始され、愛犬家も飼い主も、自粛から解放され、ウィズ・コロナを踏まえた愛犬とのクルマ旅を計画し始めているところではないでしょうか。

そんな矢先、国産自動車メーカーの、魂動デザイン、スカイアクティブ技術で大注目され、ドッグフレンドリーカーを数多く揃え、今、勢いに乗っているマツダが、『マツダ CX-30』 価値体験型取材会として、マツダ初の愛犬同伴の試乗会を行ってくれました。乗っていくクルマは、2020年1-6月期にマツダの全車種の中でもっとも売れた、クロスオーバーSUVのCX-30(シーエックス・サーティ)です。万全なコロナ対策を施しての試乗会であることは言うまでもありません。

目的地は日本を代表する避暑地、ドッグフレンドリーリゾートでもある軽井沢。軽井沢はわが家にとって、夫婦、犬たちとの思い出の詰まった場所であり(カミサンと初めてお泊り旅行に出かけたのが軽井沢。以来、結婚記念日とカミサンの誕生日月には必ず軽井沢に滞在してきました)、また、保護犬としてわが家に迎えたジャックラッセルのララの生まれ故郷でもある、特別なところです。しかも、滞在先は、わが家の犬たちが愛用している(ボクたちも)、アメリカ西海岸、サンタモニカ発祥の日本を代表するドッグアパレルブランド、DOG DEPTがプロデュースする、軽井沢72ゴルフ東コースに隣接する、DOG DEPT GARDEN HOTEL 軽井沢なのだから、たまりません。

今回のマツダCX-30 愛犬同伴軽井沢試乗会では、横浜にあるマツダR&Dセンターでクルマをピックアップ。往路と復路で違うCX-30に試乗するという趣向でした。往路でハンドルを握ったのは、ソニックシルバーというボディカラーのCX-30 20S L Package、2WD(前輪駆動)でした。

ところで、CX-30は、車格的にはCX-5とCX-3の中間に位置づけられる(価格的にも)、マツダ3をベースにホイールベースと全長を短縮し、全高を立体駐車場に入りやすい1540mmに抑えた会心作。シャープな折れ線を持たない魂動デザインのエクステリアは、“美しすぎるハッチバック/セダン”のマツダ3の延長線上にあるものの、黒い樹脂のクラッティングパネルの面積を幅広く取り、SUVらしさをアピールしているのが特徴です。

レザーシートを奢るインテリアに目を向ければ、デザイン性、質感は極めて高く、CX-5とは違い、前席優先パッケージとはいえ、後席の居住スペースはCX-3より広く、身長172cmの筆者のドライビングポジション背後で頭上に120mm、ひざ回りに120mmの空間が確保されています。CX-5ほど広くはないものの、CX-3の同105mm、90mmよりはゆとりがあるということ。また、CX-3にない後席エアコン吹き出しがあるのも、後席の乗員、特に暑がりの犬にとっての快適ポイントのひとつとして挙げられます。

ラゲッジスペースは、開口部地上高730mmと、SUVとしては低めの部類。フロアの奥行きは890mm(最大フロア長1600mm)、フロア幅は1000mmと、スタイリッシュすぎるボディ形状ながら、十分に実用的。何しろより大きなCX-5に対して約30L少ないだけという容量が確保されているのですから、宿泊を伴ったわんこと行くクルマ旅の荷物も無理なく積みこめます。

横浜から軽井沢へは、片道約210キロ、約3時間のドライブです。そんなロングドライブで気になるのが、動力性能。CX-30 20S L Package、2WDはガソリンエンジンのスカイアクティブG、2L直4、156ps、20.3kg-mのパワーユニットに6速ATを組み合わせたモデル。ガソリンモデルの最上級グレードでありながら車両本体価格279万4000円という価格も、SOSコール、オペレーターサービスが利用可能なKDDI製の専用通信機などが全グレードに標準装備されていることを含め、かなり魅力的ではないでしょうか。

しかも、スマホとCX-30を連携させ、My Mazdaアプリを利用することで、例えば、ぐるなびや食べログに掲載されている、お気に入りのレストランの場所を、スマホからCX-30に送り、ナビの設定を遠隔で行うことができ、メンテナンスの確認、駐車位置の確認、ドアロックのし忘れ、ハザードランプの消し忘れなどにも対処。それこそ、地球の裏側からでも、スマホの電波が届く限り、遠隔操作が可能なのですから、便利すぎます。現在地近くのマツダディーラーも一発で検索可能。ちなみに、スマホアプリの初期画面は人気No.1のソウルレッドクリスタルメタリックのCX-30が表示されますが、My Mazdaに愛車のCX-30を登録すれば、画面に愛車のボディカラーが標示されるのです!!

おっと、大切なことを忘れていました。そう、わが家の歴代自称自動車評論犬!?が教えてくれた、CX-30のドッグフレンドリーポイントについてです。大先輩の自称自動車評論犬!?ラブラドールレトリーバーのマリアの元で約6年間、下積み時代を送り、今夏、やっと正規の自称自動車評論犬!?としてデビューしたばかりのジャックラッセルのララによれば、「1年中、毛皮を着ていて、足の裏からしか発汗できない、暑がりの犬にとって必須の後席エアコン吹き出し口が完備されているのは当然として、SUVとしてはごく低くセットされた後席の乗り降りのしやすさ(自身で乗り降りする場合)、かなりマニアックなドッグフレンドリーポイントとして挙げたい、後席外側とサイドシルの間の隙間のなさに注目わん。犬の後席乗降時に、抜け毛の多いダブルコートの犬だと、どうしても抜け毛が落ち、隙間の奥に入り込むと掃除がしにくく、そのままにしておくと車内の動物臭の原因になるけれど、CX-30場合、そこに隙間がないから掃除のしやすさというメリット大」とのこと。

そしてジャックラッセルのララが声を大にして力説するCX-30のドッグフレンドリーポイントが、マツダならではのG-ベクタリングコントロール。「今、マツダのすべてのクルマに採用されている、横方向と縦方向の加速度=Gを総合的に制御して、ドライバーや犬を含む乗員の頭部や体の揺れを抑制し、誰もがリラックスして思いのままにクルマを操れる感覚をさらに高い次元に引き上げてくれると同時に、クルマ酔い防止効果こそ、極めて大きなドッグフレンドリーなポイントわん」。何しろ、G-ベクタリングコントロールは、クルマに酔いやすい子供に優しい技術として、「第10回キッズデザイン賞」(子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門)を受賞したぐらいで、車内でどこかにつかまれない犬、クルマ酔いしやすい犬にとっても実に役に立つ技術というわけです。もちろん、その効果は、後述する、軽井沢の山道走行でもいかんなく発揮されたのです。

また、意外なるドッグフレンドリーポイントが、パドルシフト。一般的にはスポーティな運転のためにある、ステアリング奥のスイッチで、ステアリングから手を放さずにシフトダウン、アップができる機能ですが、実は、スピードコントロールするのにも適切で、下手にブレーキを踏むよりずっとスムーズな減速ができ、車内でどこかにつかまれない犬もより安定してドライブが楽しめるのです。

さて、ジャックラッセルのララを後席に乗せ(マツダ純正ドッグアクセサリーのひとつとして用意されている、後席にしっかり固定できるエアバギーのペットキャリア=コットも装着されていました)、横浜を出発。軽井沢は首都圏からほぼ高速道路でアクセスできる、愛犬とのドライブ旅行に絶好の目的地でもあるのですが、車内は実に静かで、大径18インチタイヤの装着で乗り心地はやや硬めではあるものの、フラットそのもの。実に上級感ある快適な走行感覚に、ララは出発して間もなく、軽井沢での楽しみに備え、早くも寝息を立てていたほどです。わが家の自称自動車評論犬!?の評価基準として、ドライブが不快なクルマだと落ち着かず、起きたままでいることが多いのですが、このCX-30はその意味でも、後席エアコン吹き出し口による空調環境の良さもあって、犬にとっても快適な走行感覚、車内環境と言っていいでしょう。

途中、一部区間で渋滞に見舞われましたが、そんな時に威力を発揮するのが、CX-30に装備されたマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(ACC)と電子パーキングブレーキと組み合わされた、ブレーキのオートホールド機能です。マツダ・レーダー・クルーズ・コントロールは全車との距離を一定に保って走行してくれる、未来の自動運転の入り口にあるような機能ですが、高速走行時、渋滞時のペダル操作がほぼ不要になり、ドライバーの肉体的、精神的疲労度の低減、安全に役立ちます。また、ブレーキのオートホールド機能は、一般道の一時停止時、渋滞時にブレーキを踏む必要がなくなり、これまたブレーキを踏み続けるストレスから解放されるのです。

だから、横浜~軽井沢間のドライブは、快適なまま、静かな車内での会話も弾み、あっという間という感覚でした。それは、腰骨を立て、自然なサポート感による、正しい運転姿勢を取らせ、上半身の無駄な動きを制御してくれる前席のシート設計、かけ心地の良さ(お尻がふんわり沈み込むファブリックシートのほうが、効果が分かりやすい?)、直進時にも発揮される、微細な進路修正をほぼ不要としてくれる、さらに進化したG-ベクタリングコントロール プラスのおかげでもあるのでしょう。そうそう、CX-30の純正ナビケーションはデータ通信によって、最新の道も網羅。開通して間もない高速区間の案内もあって、実にスムーズに軽井沢を目指すことができました(ナビの地図データ更新の手間不要)。

上信越道 碓井軽井沢ICを下り、プリンス通りに至るバイパスの山道では、いよいよG-ベクタリングコントロールの本領発揮です。一気に標高900~1000mに駆け上がる、軽井沢の自然を満喫できるクネクネした山道ですが、途中の休憩で(1時間半~2時間に1回は、犬を外に出し、給水、排せつをしてあげましょう)、DOG DEPT2020-2021年新作の、フワフワ、フカフカな後席用ドライブベッドLサイズ(奥行42、横75、高さ31cm)に乗り換えたララは、エアバギーのペットキャリア=コットほど縁が高くないにもかかわらず、安定、安心して、意のままの山道ドライブを楽しめたようです。それはボクの運転の上手さ!?ではなく、CX-30の運転技術を問わないスムーズさ極まる運転感覚、路面に張り付くかのような高い安定感、軽快感たっぷりの操縦性、そしてG-ベクタリングコントロール プラスの面目躍如といったところでしょうか。カーブの走行でララが首に付けているペンダントが、まったく振られずにいたことも、安定しきった走行性能の表れでしょう。知り合に車酔いしやすい犬がいたのですが、最新のマツダ車に乗り換えたとたん、車酔いしにくくなった!!という報告もあるぐらいなのです。

バイパスを快適かつ、余裕の動力性能で駆け上がれば、いよいよ軽井沢。プリンス通りを進み、まず目指したのが、今日のランチスポット、旧軽井沢に位置する、離山通り沿いにあるロンギングハウス。軽井沢らしい緑の中に立つ、新鮮野菜がおいしいと評判の愛犬同伴可能なレストラン。特に好みに合わせて選べる、新鮮野菜の豊潤な味わい、甘みを最大限に生かした3種類のカレー(ルーは和風とグリーンカレーの2種セット)が有名で、ベシガレー、信州ハーブ鶏のチキンカレー、そして蓼科牛カツカレーが用意され、すがすがしい環境の中、最後のデザートまで、美味しくいただくことができました。

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • 犬と旅行

ボルボXC40リチャージプラグインハイブリッド(PHV)【今月のドッグフレンドリー・カー】 (11.16)

  • 犬と旅行

ボルボの車載防災用バッグ&ペット防災バッグ【わんこと行くクルマ旅】 (11.5)

  • 犬と旅行

ボルボV60 PHV【今月のドッグフレンドリー・カー】 (9.18)

  • 犬と旅行

『マツダ CX-30』軽井沢愛犬同伴試乗会レポート【後編】 (9.10)

もっと見る

注目のグッズ

犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」

ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集!

ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場!

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る