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トヨタRAV4 PHV【今月のドッグフレンドリー・カー】

今月のドッグフレンドリーカー
トヨタRAV4 PHV

わが家の2代目自称自動車評論犬!? ラブラドールレトリーバーのマリアが以前、声を大にしてわんわん語っていた、究極のドッグフレンドリーカーの要件がありました。


写真はRAV4アドベンチャーグレード

そのひとつが、犬にとって、10年から15年という短い犬生の間に、家族とより多くの”わんこと行くクルマ旅”を楽しむには、季節、天候、路面に左右されにくいクルマが理想的であるということ。家族とのドライブ旅行を、準備万端、楽しみにしていても、雪が降っているから、大雨だから、路面状況が悪いからと、ドライバーの身勝手で中止になれば、それはもう、犬も家族もガッカリ。

 


写真はRAV4アドベンチャーグレード

そこで自称自動車評論犬!?のマリアが強く薦めていたのが、最低地上高に余裕がある4WD、つまりSUVの電動車=PHV(PHEV)でした。当時、国産車のPHV(PHEV)は、まだ、三菱アウトランダーPHEVしか選択肢はなかったのですが、マリアのリクエストに応え、三菱アウトランダーPHEVを借りだし、家族で白銀の世界になった河口湖、八ヶ岳、そして那須高原、初夏の那須白河の羽鳥湖高原などに出かけ、多くの楽しい思い出をマリアやジャックラッセルのララとともに積み重ねてきたのです。


アウトランダーPHEV(旧型)


アウトランダーPHEV(旧型)


アウトランダーPHEV

実は、自称ではない自動車評論家のボクとしても、日本における最強のドッグフレンドリーカーは何か?という問いに、四季があり、雪国があり、ウインタースポーツやオフロード走行&アウトドアを楽しむ人がいて、なおかつ、地震、災害大国という現実を無視できない日本においては、SUV=オフローダーの電動車、PHV(PHEV)が間違いなくベストだと思っているところです。

最低地上高に余裕ある、4WDのSUVであれば、悪路や雪道も安心して走れ、一歩先まで踏み込める走破性を備えているのと同時に、災害時には車内外でAC100V/1500W電源を使うこともでき、自宅への給電さえ可能。特にペットと暮らす家庭では、災害時、避難所の中に入ることは、ほとんどの場合、ままならなりません。しかし、PHV(PHEV)があれば、自宅駐車場のクルマを電源車として使え、車内を電気の通ったマイ避難所として活用でき、それこそ自宅への給電も可能な機能、安心感を備えているのです。愛犬家にとって、これほど頼りがいのあるクルマはほかにないでしょう。ピュアEV(電気自動車)と違い、エンジンも積んでいるため、バッテリーが底をついても、エンジンで発電できるところがキモでもあるのです。

そんな国産SUVの電動車に新たに加わったのが、2019-2020年日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のトヨタRAV4に追加されたRAV4 PHV(プラグインハイブリッド)。内外装デザインこそ、より上級・上質に仕立てられている以外、ガソリン車、HVの標準型RAV4と大きくは変わらないものの、実は、2・5Lエンジン、177ps、22.3kg-m、フロントモーター182ps、27.5kg-m、リヤモーター54ps、12.3kg-m、システム最高出力306psのPHVならではの強大なパワー、トルクに対応するため、標準型RAV4にも採用されているGA-Kプラットフォームは、北米で売られている、RAV4より上級のハイランダーのものがベースとなっています。つまり、国内仕様のRAV4をただ、PHV化しただけではないということ。

 

動力性能、環境性能もすごすぎます。0-60マイル加速は6秒とスポーティカー並みで、より実燃費に近いWLTCモード燃費はRAV4 HVの20.6km/Lに対して22.6km/Lまで向上。公称航続距離はなんと1300km!!に及ぶのです。

改良型2.5Lダイナミックフォースエンジンにアドオンされるリチウムイオンバッテリーは、アウトランダーPHEVの総電力量13.8kWh、EV走行可能距離65kmに対して、RAV4 PHVは総電力量18.1kWh、EV走行可能距離95kmと大きく上回るスペック。EV走行可能距離が電装品などを使用することで実質70%程度としても、約65~70kmのEV走行が可能で、モーターだけで静かにウルトラスムーズに走ることができるのです。聴覚に優れた犬も、PHVの静かな走行性能に大満足のはず。

RAV4 PHVの駆動方式は、E-Fourと呼ばれる電気式4WD。4WDの統合制御機能のAIMに加え、スタックからの脱出モードとなるTRAILモード、坂道発進を容易に、安全なものにしてくれるヒルスタートアシストコントロールなどを完備。合わせてドライブモードも備え、エコモード、ノーマルモード、スポーツモードからその場その場での最適な走りを選択できて、走行モードとしてモーターのみの走行を可能にするEVモード、モーターとエンジンによるスポーティな走りができるAUTO EV/HVモード、電力を温存できるHVモード、電力を使い切った際に、外部充電することなく、自力で発電するバッテリーチャージモードをまで完備しているのです。

気になるバッテリーの充電時間は、配線工事不要の家庭用100V/6Aで約27時間はともかく(一軒家でEVやPHVを手に入れたら、200Vの充電設備を設置しましょう)、配線工事が必要な200V/16Aの充電設備があれば、夜、寝ている間に行える、約5時間30分で満充電が完了するのです。外出時、ドライブ中に充電スポットを利用する際は、充電スポットをスマホアプリMy TOYOTAで検索できるから便利です。

しかも、RAV4 PHVには、標準型RAV4などでもおなじみのDCM(au製SIM=DCM車載通信機)が備わり、専用ナビによるT-CONNECT、オペレーターサービスや、緊急時にエアバッグの展開とも連動するヘルプネット(SOSコール。任意にオペレーターを呼び出すこともできます)も利用できるため、万一の際も安心そのものなのです。

そんなRAV4 PHVは、犬の乗車性も文句なし。特等席の、後席エアコン吹き出し口のある後席はもちろん、後席に誰かが乗る際は、フラットで広々としたラゲッジスペースでくつろぐことも可能。電動車、PHVの場合、大きなバッテリーや補器などが、室内の床下、ラゲッジスペースの床下を占領するものですが、RAV4 PHVの場合、大雑把に言えば、ラゲッジスペースの奥が約3・5cm高まるだけで、ラゲッジスペースの容量は、標準型RAV4とほとんど変わりません。よって、”わんこと行くクルマ旅”に持っていく大荷物も余裕で積みこめるのです。

RAV4 PHVを走らせれば、当然、出足から無振動、ほぼ無音のモーター走行を行い、強大かつジェントルな加速力をウルトラスムーズにもたらす電気自動車状態という表現がぴったりです。乗り心地はバッテリーや補器などの重量増もあって、荒れた路面でも素晴らしくしなやかで快適至極(標準型のガソリン車やHVモデルよりも)。前後左右の姿勢変化も最小限で、車内でどこかにつかまれない犬も、安心・快適に乗っていられるのです。そう、オールラウンダーで悪路にも強いSUVでありながら、高級サルーンに匹敵する、それこそ最新の新型ハリアーを凌ぐ車内の静かさと乗り心地の良さをも実現しているのですから、文句なしにドッグフレンドリーですよね。

しかも、HVとともにインバーターエアコンを搭載しているため、暑い時期、信号待ちなどでアイドリングストップしても、エアコンから冷風が途切れることがないのも、暑がりの犬にとってうれしいポイント。1年中、愛犬が快適に乗っていられるのも、RAV4 PHVの魅力、最強のドッグフレンドリーカーと呼べるゆえんのひとつなのです。

価格は標準型RAV4のHV G、4WDに対して約80万円高となる469万円からですが、標準型RAV4との仕様、装備差、そして補助金分を考慮すれば、実際の価格差はグッと縮まると思っていいでしょう。

ただし、現在、RAV4 PHVはバッテリーの生産能力を大幅に上回る注文を受けているため、注文を一時停止しています。今後の生産状況については、RAV4 PHVのHPなどで改めて案内してくれるそうですが、最強のドッグフレンドリーカーを愛犬と家族のためにいち早く手に入れるには、注文再開に向けた(購入)準備を今からでも行っておくべきでしょう。自動車評論家にしてドッグライフプロデューサーでもあるボク自身も、次期愛車候補の上位に、このRAV4 PHVをリストアップしているところなんですよ!!

トヨタRAV4 PHV

https://toyota.jp/rav4phv/

文/青山尚暉

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家であり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル&クルマ旅」を提言中。愛犬はラブラドールレトリーバーのマリア、ジャックラッセルのララ(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス「青山尚暉のワンダフルカーライフ」などでも愛犬とのカーライフをテーマにした記事を連載中。20164月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。

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