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ホンダ・シャトル【今月のドッグフレンドリー・カー】

今月のドッグフレンドリーカー
ホンダ・シャトル

日本を代表するコンパクトカー、ホンダ・フィットが、「心地良さ」をメインテーマとした4代目の新型になり、大注目されています。何しろ、ハッチバックタイプのコンパクトカーにして、実は、小型犬から大型犬までリヤドアから!!快適に乗せられる、とびっきりのドッグフレンドリーコンパクトカーでもあるのです。

そんな新型フィットですが、あれれ、フィットには、自称自動車評論犬!?のわが家のラブラドールレトリーバーのマリアとジャックラッセルのララも認める、世界最高峰のドッグフレンドリー度を持つ、ワゴン版のシャトルもあったはずだけど、どうなった? ・・・と思いをめぐらせる愛犬家も多いはずですよね。

そう、ズバリ、先代となるフィット3をベースにしたワゴン版のシャトルは、今のところ、フィット3ベースの現行型のまま・・・。しかーし、昨年のマイナーチェンジで、より上質感を追求した内外装デザインを採用するとともに、防音材の追加による車内の静かさの向上(聴覚に優れた犬にやさしい進化)を始め、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にオートハイビームを追加するなど、さまざまな領域での商品性、魅力をより一層高めているのです。特に一新された顔つきは、シャトルをより一層、スタイリッシュに見せてくれるとは思いませんか。

ホンダ・シャトルには1・5Lエンジンを基本としたガソリン車とハイブリッド車がそろいますが、ドッグフレンドリーカーとしてはハイブリッド車のほうがぴったりです。モーターのアシストによる、一段と滑らかで静かな走行感覚は、乗員はもちろん愛犬にとっても「快適」の大きなポイント。もちろん燃費性能もばっちりで、JC08モード燃費は33・4km/Lを誇ります(実燃費20km/L以上も走り方によって可能)。

実際にマリアとララを乗せて走らせてみると、まさに熟成の域に達した走行性能は、コンパクトカーとは思えない上質感としっかり感あるもので、HTBRID Zグレードなら、本革シートさえ選べるのですから、5ナンバーサイズの小さな高級ワゴンというキャラクターと言えるでしょう。ホンダ独創のセンタータンクレイアウトによって、フロアが低く、犬の乗車場所も低いだけでなく、走行性能でも重心が低く、前後左右の姿勢変化(クルマの傾き)は最小限。ホンダ版エコモードのECONをONにすれば、アクセル操作に対するクルマの動きはよりマイルドになり、つまり、カーブや山道などでの安定感の高さはもちろん、加減速時のスムーズさが際立ち、車内でどこかにつかまれない犬も、終始、快適に安心してドライブを楽しめるというわけ。

ホンダ・シャトルのドッグフレンドリーポイントは走行性能だけにとどまりません。大きなドッグフレンドリーポイントとして、犬の乗降の自由度、快適さに注目です。ホンダ・シャトルはテールゲート側からはもちろん、歴代フィット同様に、リヤドアからも快適に乗降できるところがポイント。何しろ、大きく開くリヤドアから乗降する場合、後席のシート座面地上高は約60cmと、世界のステーションワゴンのラゲッジフロア地上高平均値の約63cmより低く、小型犬ながらジャンプ力のあるジャックラッセルのララは当然として、シニア犬のラブラドールレトリーバーのマリアでも、無理なく乗降できる高さ(シート位置)なのです。

後席シートサイドにすき間がないことも、実は隠れたドッグフレンドリーポイント。犬の乗降時に抜け落ちる抜け毛が、手の届きにくいすき間に入り込むことがないため、清掃性がよいのです。深いすき間があるクルマだと、そこに抜け毛がたまり、車内の動物臭の原因になってしまいます。

しかも、一般的には後席下にある燃料タンクを、極限まで薄くして車体フロア中央に配置したホンダ独自の画期的なセンターレイアウトが可能にした後席格納シートアレンジで、後席を低くダイブダウン格納すると、ラゲッジからフラットに続く後席格納部分(リヤドア部分)のフロアの高さは何と地上約56cmの低さ(シートそのものの高さよりも低くなる)。大型犬、中型犬はもちろん、ジャンプ力のある小型犬のララでも無理なく飛び乗れ、飛び降りることができる高さになり、ラゲッジルームとつながった、幅約970~1500mm、フロア奥行き約1770mm、最小天井高約855mmもの広大なスペースで、大型犬、多頭でも、寛ぐことができるのですから、ドッグフレンドリー極まる!というわけです。

もちろん、ステーションワゴンならではで、テールゲート側からの犬の乗降性も文句なし。開口部から段差のない(これが極めて重要)、カーペットで覆われたラゲッジフロアの高さは地上約54cmと、世界中のステーションワゴンの中でもっとも低い部類なのです。ラゲッジスペースの広さは、後席使用時でも奥行き95・5cm、幅97~150cm、高さ85・5cm(最小値))~とクラス最大級の広さ、容量を誇り、それこそ人間3~4人+大型犬2頭の乗車、わんこと行くクルマ旅の大荷物の積載性も文句なしなのです。

さらにうれしいのは、ラゲッジルームの便利さ極まる使い勝手。ラゲッジルームのフロア下には、愛犬グッズもしまえる大容量の床下収納があり、ラゲッジルーム左右のデッドスペースにも、底浅とはいえ、蓋付の小物入れが用意されているのですから便利すぎます。今回、試乗した最上級のHYBRID Z Honda SENSINGグレードに至っては、後席背面にマルチユースバスケットという、使わないときにはパタンと格納でき、使うときにはサッと引き出せるユニークなトレイ状の小物入れがふたつも用意され、これまた、愛犬グッズなどを収納するのにぴったりなのです。

そんなホンダ・シャトルには、ホンダ純正のドッグアクセサリー、Honda Dogシリーズが用意されています。後席用の定番でもある大型犬対応、かつ愛犬と飼い主が同時に座ることもできるペットシートマットのほか、中型犬までが乗車可能な後席用ペットシートサークル、ホンダ・シャトルのラゲッジスペースにぴったり敷ける、2枚1組で、面ファスナーによってドッキングもできるペットフロアクッションなどが揃っています。カラーはブルーとシックなグレーの2色展開です。今回は、本革内装にふさわしいグレー色をチョイス。高級感あるシャトルの内装にぴったりでした。

また、後席使用時、後席格納時両方のラゲッジフロア全体を覆ってくれる、純正アクセサリーのラゲッジマットも用意。犬の乗降時にキズ付きやすいリヤバンパー部分まで覆ってくれるエプロン付きのスグレモノで、愛犬家やアウトドア派がシャトルを手に入れたなら、Honda Dogシリーズのアイテムとともに、ぜひ手に入れたい純正アクセサリーと言えるでしょう。

ちなみにホンダ・シャトルの価格は、全グレードに先進安全運転支援機能のHonda SENSINGを装備し、1・5Lのガソリン車(FF)で約180万から。ハイブリッドでも約216万円からとリーズナブル。今や国産ステーションワゴンは希少な存在ですが、ドッグフレンドリー度ではライバルなし!!と言えそうです。新型となったフィット4も、コンパクトカーとしては文句なしにドッグフレンドリーな1台ですが、その登場を機に、改めてホンダ・シャトルに触れましたが、ワゴン派にとって、ホンダ・シャトルは今でも5ナンバーサイズのコンパクトカーとして、最上のドッグフレンドリーカー、ドッグフレンドリーワゴンであり続けていると、納得させられました。リヤドア、バックドアの両方から、犬が自身で乗り降りしやすい(可能)のは、間違いなくワゴンのシャトルのほうなのです。「フィット4に注目が集まっているけれど、ワゴン版のシャトルもお忘れなくわん!!」、そんなマリアとララの熱いリクエストに応えての紹介でした。

ホンダ・シャトル

https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/

文/青山尚暉

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家でもあり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアと、ジャックラッセルのララと暮らしている(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス、カートップなどでも愛犬とクルマ関連の記事を連載中。2016年4月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。

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