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ホンダN WGN【今月のドッグフレンドリー・カー】

今月のドッグフレンドリーカー
ホンダN WGN

ホンダの軽自動車の中で、ドッグフレンドリーカーとしてまず名前が挙がるのは、N BOXだと思います。日本でもっとも売れている軽自動車、なおかつ日本で一番売れている乗用車でもあり、かつてのステップワゴン、オデッセイ、フィットのように、まさに日本の国民車と呼んでいい1台。同時に、室内の広さ、乗り降りのしやすさ、シートアレンジの多彩さなど、愛犬家と愛犬にとって、理想のクルマと言えるのです。


N BOX

しかし、ホンダの軽自動車には、もう1台、最新のドッグフレンドリーカーと言えるクルマがあります。それがN WGN(エヌワゴン)。現行N BOXと同じ、Nシリーズ第二世代プラットフォーム、エンジン、CVTを受け継ぎ、N BOXのネガを徹底的につぶしたハイト系ワゴンの新型なのです。

開発コンセプトは「ニューシンプル」。それを端的に表すのが、この標準車の角目から丸目に改められたヘッドライト、そしてシンプルな面構成のサイドビュー。もっとも、ただの丸目ヘッドライトでは、ホンダNシリーズのN ONEぽくなってしまうのですが、まゆ毛!?をあしらうことで、かわいすぎる印象を抑え、独自のデザインとしています。

インテリアも「ニューシンプル」。明るくすっきりとした標準車の室内空間は、メーター回りなどオーソドックスでありながら、全方向の視界、自然で快適な着座姿勢、ペダル配置にこだわっているのです。その一例が、ふんわりとした、ソファ感覚の軽自動車最上級のかけ心地を持つセミベンチシート。表皮の伸縮性を向上させるとともに、クッション性をUP。結果、ソファ的でも体重で上半身をサポートしてくれるシートに仕上がっています。さらにステアリングの調整機構に、従来のチルト機構に加え、前後のテレスコピック機能を追加。より拡大したシートの上下調節機能とともに、小柄な人だけでなく、大柄な人でも最適なドライビングポジションが取れるようになっているのも、ドライバーにとってうれしいポイントでしょう。

ところで、愛犬の特等席と言えば、後席。その後席のかけ心地の良さも特筆もの。人間がドーンと腰を落としても底付き感がなく、前席以上のふんわり感ある心地良いかけ心地が自慢です。これなら愛犬も快適に寛げるに違いありません。ちなみに、後席は想像以上に広々。

身長172cmの筆者のドライビングポジション背後で頭上に約195mm、ひざ回りに最大約320mm(後席200mmのシートスライド位置による)もの広さがあるのです。

新型N WGNは、耐荷重50kgのラゲッジボードを用いた、荷物を上下2段に積み分けられる2段ラックモードを基本としたラゲッジルーム上段に愛犬を乗せることも可能です。後席を格納することで、フロア奥行約1100mmもの(幅約815mm)ものほぼフラットなスペースが出現し、大型犬、多頭でもゆったりと乗車させることができるのです(上段の地上高はSUVのラゲッジスペースに近い730mm)。2段ラックモードによって、下段を外から見えないトランク的に使うこともでき、愛犬グッズを収納しておくのにも便利です。ちなみに、後席下にも、傘が横に置ける、脱着、水洗い可能なトレーがあり、ここにも愛犬グッズを密かに!?置いておくことができるのですから便利すぎます!!

さて、新型N WGNの走行性能ですが、走り出せば、このNAエンジンでも文句なくトルキーかつスムーズに発進。動力性能は平たん路なら一般道、高速道路ともに十分すぎるほど。「ターボが欲しい」と思わせるのは、ほぼ登坂や合流加速時に限られます。

14インチタイヤを履く乗り心地は文句なくクラス最上と言っても過言ではありません。しっかり感とストローク感、そしてフラット感を備えた乗り心地はまろやかで快適。段差やマンホールを乗り越えてもショックはごく軽微で、快適感が失われることはありません。その上で、カーブでのロール、車体の傾きも穏やかで、車内でどこかにつかまらない犬も、安心して乗っていられるでしょう。先代のN WGNはやや硬めの乗り心地でしたが、その点での進化も著しいのです。

標準車にして、高速直進安定性はもう抜群と言っていいレベルです。80km/h走行でもステアリングの座りがよく、ビシリと直進。カーブでのステアリングの反応こそ、15インチタイヤを履くカスタムターボほどではありませんが、抜群の安定感もあって、あらゆるシーンで安心感たっぷりの運転を楽しめるはず。気になる実燃費は、高速70%、一般道30%、エアコンON、ECON ONで22.6km/Lと、ハイブリッドカーいらずの燃費性能でした。

もちろん、新型N WGNはホンダ車の中でも最先端の先進安全運転支援機能=ホンダセンシングを標準装備。高速走行、ロングドライブに効果絶大の渋滞追従機能付きのACC(アダプティブクルーズコントロール)を備え、純正対応ナビとスマホを用意することで、万一の際にオペレーターとつながるヘルプネットも利用可能。愛犬とのドライブをより安心・安全なものにしてくれるのです。

さらに、ホンダ純正ドッグアクセサリー、「Honda Dogシリーズ」も用意されているのですから、愛犬家にとって、N WGNは強い相棒、味方になってくれるでしょう。※以下の写真はホンダ純正ドッグアクセサリー、「Honda Dogシリーズ」をホンダ・フリードに装着しています。

ホンダN WGN
https://www.honda.co.jp/N-WGN/

文/青山尚暉

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家でもあり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアと、ジャックラッセルのララと暮らしている(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス、カートップなどでも愛犬とクルマ関連の記事を連載中。2016年4月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。

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