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【刑務所と犬】受刑者の社会復帰のために活躍する「プリズン・ドッグ」

受刑者の社会復帰のために活躍する「プリズン・ドッグ」

アメリカの刑務所では、受刑者に動物と触れ合いながら社会復帰を目指すプログラムが多くある。犬、猫、馬など多くの動物が、受刑者の社会復帰のために活躍しているのだ。

「プリズン・ドッグ」や「ジェイル・ドッグ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。直訳すると「刑務所犬」である。「刑務所と犬」と聞くとイメージが付きにくいかもしれないが、実はアメリカでは保護犬のケアやトレーニングを始め、受刑者が犬と共に成長していく様々な「プリズン・ドッグ・プログラム」があるのだ。

―プリズン・ドッグ・プログラムとは―
プリズン・ドッグ・プログラムとは、主に刑務所に服役している受刑者が犬と触れ合い、世話をし、犬と共に成長していく社会復帰プログラムである。現在、アメリカ国内では150か所以上の刑務所がこのプログラムを導入している。このプログラムのメリットは大きく分けて2つある。

一つは、受刑者に「思いやりと他者への配慮」や「自己肯定感・達成感」を学んでもらい、「新しいスキル」を身に付けさせながら、社会復帰に向けて厚生させること。そしてもう一つは、犬たちに新しい家族を見つけ、送り出すということである。プリズン・ドッグとなる犬たちは、主に虐待や飼育放棄などから保護され、人間に対して心を閉ざしてしまった犬たちである。人間への不信感、恐怖感、そして時には過去の恐怖から人間に対して狂暴になってしまうなど、心や体に問題を抱えている犬も多いのだ。


画像:YouTube


画像: KOMUNEWS VIA FLICKR

そのような犬たちをシェルターなどの保護施設から引き取り、受刑者たちが世話やトレーニングをすることで、受刑者たちは「命の尊さ」や「仲間意識」を学ぶ。そして何より犬からの無償の愛を感じ、自らも無償の愛を犬に与える人となっていくのだ。

―DAWGS IN PRISONの取り組み―
「私たちの使命は、受刑者と犬の双方に訓練と教育を提供し、犬の生涯の家族を見つけること。そして受刑者自身が生産的な雇用の機会に恵まれるよう、実用的な技能を身に付けさせ、釈放後、受刑者に一般社会での法を守る生活をもたらすことである。」

というミッションを掲げるDAWGS IN PRISONは、フロリダ州にある非営利団体である。2009年にジュディ・ミークとサンディー・クリスティ、スー、ゲイリー・ギブス、理事会メンバー、そしてボランティアによって設立されたDAWGS IN PRISONは、これまでに528頭の犬を訓練し、生涯の家族を見つけている。

このプログラムに選ばれた犬は、受刑者と共に8週間の訓練を経て、トレーナーやケア担当者と一緒に寮で生活するのだ。これらの訓練を卒業した犬はGraduator(卒業犬)と呼ばれ、人や他の犬に対しても社会性を持ち、誰とでもうまく生活できるようになるのだという。中には、さらに訓練を積み、子どもたちのためのセラピードッグになる犬もいるそうだ。


画像:DAWGS in Prison

ディレクターのサンディー・クリスティは、「彼らはお互いここで出会い、いわゆる「失った魂」そして「自信」を取り戻すのです。このプログラムは、受刑者に責任とチームワークを教えてくれます。犬はみんなシェルターから受け入れており、性格のテストを受けてから来ています。犬たちは素晴らしい可能性を秘めており、受刑者たちはその可能性を犬たちから引き出すのです。」と語る。

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