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さよなら鹿児島、さよなら繁殖場。幸せになるために

さよなら鹿児島、さよなら繁殖場。幸せになるために
【保護犬マリアのわんダフルライフ】

この物語は、山奥の崩壊した繁殖場から奇跡的に保護された1頭の小さなラブラドールレトリーバーが、絶望の日々から希望に満ちた日々へと幸せをつかむまでの“一夜にしてわんダフルライフ”なシンデレラ・ストーリーです。

今ではわが家の家族の一員として幸せに暮らし、おりこうにお仕事さえこなしているマリアですが、わが家にはじめてやってきた2007年9月28日、そしてその前日の9月27日は、まだエクルという名前がつけられていた小さなラブラドールレトリーバーにとって、幸せになるために、運命を大きく変える激動の2日間だったのです。


崩壊した鹿児島の繁殖場。一番奥がマリア 

9月27日。鹿児島地方の天気、晴れ、最高気温30度。この日、マリアたちは生まれて初めて繁殖場を出て動物病院にお泊まりすることになりました。ケージの中での宿泊ではあったものの、これまで経験したことのない清潔で柔らかな敷物の上で、風雨にさらされ、蚊に刺されることもなく、ぐっすりと眠ることができたそうです。

翌、9月28日。朝になると動物病院のお姉さんがお散歩に連れていってくれました。もちろん、マリアにとってリードで引かれお散歩してもらえるなんて初めての体験です。そのときのことを後日、『ふん尿のにおいのない爽(さわ)やかな空気や踏みしめる大地がとっても気持ち良かったわん』とマリアはしみじみと回想しています。

マリアは続けます。

『病院に戻るとおいしいご飯を食べさせてくれて、新鮮なお水をもらった。家庭犬なら当たり前のことが、マリアたちにとってすべてが初めての経験だったの。ピョンピョン飛び跳ねてしまうほどうれしかった。そしてまたケージに戻されてウトウトしていると、今度は獣医さんが健康診断のためにマリアたちの体を触り始めた。ちょっぴり怖かったけど、そんな中、Mさんたちの気配を感じたの』

Mさんとは、鹿児島の山奥の崩壊した繁殖場に女性2人で入り、長い年月をかけて、マリアたちを救出してくれた、マリアの命の恩人、ボランティアさんです。


健康診断を受けるエクル。ちょっと不安気な顔をしています 

そのときのことをMさんはこう回想しています。

「あの日は現場の犬の里親さんになってくださった親子が一日がかりで手伝ってくれました。鹿児島から送りだす日、動物病院へ迎えに行くと、いつも引っ込み思案だったマリアが どこか遠慮がちなそぶりを見せながらも、うれしそうにしっぽを振って私たちを出迎えてくれました」。


2007年9月28日、鹿児島の動物病院の前で 

「動物病院のスタッフも、本当におりこうにしていましたよ!と褒めてくれました。そして目の前に現れたマリアとランプ姉さんは、みんなから、同じ犬じゃないみたい!って歓喜の声が上がるほど、本来のきれいなラブラドールレトリーバーの姿になっていたのです。良かったね!と、スタッフや手伝ってくれた里親さんの家族にも言ってもらいました。マリアたちは頭を撫(な)でてもらい、本当にうれしそうにしていたことを覚えています」

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