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人もペットも高齢化している今、考えたいこと

人もペットも高齢化している今、考えたいこと

先日、友人の愛犬が亡くなった。シニア犬で、いくつかの持病があり、容態が急変した後、あっという間に逝ってしまったという。

その知らせを聞き、筆者の愛犬が亡くなった時のことを思い出した。

獣医師が言った。

「このまま病院でケアをすれば、あと少しはもつかもしれませんが、病院で亡くなることになります。どうしますか?」

病院で逝かせるのは忍びない。筆者は迷うことなく、愛犬を自宅に連れ帰った。先の友人も同じだったようである。思い起こせば、中型犬とはいえ、すでに意識が朦朧としてぐったりしている愛犬を、一人で車に乗せて病院に通うのはそれなりに苦労もした。そもそも、そんな状態の愛犬にとっては、病院に連れて行くことがよかったのかどうか…と今でも考える。

近年では往診可能な動物病院や在宅緩和ケアに力を入れている動物病院も増えており、中には往診を専門とするところもあるが、ペットも高齢化している現状では当然の流れであろう。

13年前、診療設備も搭載した大型車両で往診を行っている動物病院を取材させてもらったことを思い出す。老犬介護が注目されるようになって、すでに7~8年、いや10年近く経っていた頃である。

当時の話では、老犬介護というよりも、高齢者が多く住む土地であり、病院にペットを連れて行くことが難しい飼い主さんたちのために、というのが往診を始めるきっかけになったそうだが、現在、高齢者のペット飼育支援が度々話題になることを考えると、飼い主の高齢化という側面からも往診型診療は今後益々望まれるスタイルになるのかもしれない。

アメリカでは、老犬ケアに焦点をあてた終末獣医療を提供する「Lap of Love」という全国的な獣医療ネットワークがあるそうだ。フロリダ州で始まって以来、10年経つという(*1, 2)。

その診療イメージは、下の動画で見ることができる。

https://youtu.be/jWsza3g7k5Q

自宅訪問なら、現場を見ることでペットや飼い主さんがもう少し楽になれるようアドバイスできることがあるかもしれないし、別れを言うタイミングを見定めてくれることもあるだろう。在宅型のペットホスピス。

筆者が子どもの頃の記憶を辿れば、体調を崩した時には往診してもらうことは当たり前だった。人もペットも高齢化している今、地域に密着した、もっと“家庭的”な医療が求められる時代になっているのかもしれない。

参考資料:

(*1)HOSPICE / Lap of Love

(*2)Lap of Love: Pet hospice ensures pets spend final days at home with families (Apr 11, 2019) / 9 WCPO CINCINATI 

文/犬塚 凛

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