TOP>ニュース > ドライブ中、犬と触れ合ったら交通違反…!

  • ニュース

ドライブ中、犬と触れ合ったら交通違反…!

ドライブ中、犬と触れ合ったら交通違反…!

犬と一緒にドライブへ出かけるのは楽しい。いつもとは違う風の匂いに目を輝かせている愛犬の姿を見ているだけで、楽しさも倍増するというものだ。もっとも、どうしても車に酔ってしまう、いつも連れて行かれるのは動物病院だというような犬にとっては楽しくないかもしれないが。

筆者は運転中、リアシートにいる愛犬によく話しかけ、時折バックミラーで様子を確認し、赤信号の時には後ろを振り向いてちょっと撫でたりもしていた。助手席に愛犬を乗せている人では、運転しながらも撫でたり、愛犬に注意をはらったりするようなこともあるのではないだろうか。

しかし、それがフロリダ(アメリカ)であると、今後は法律違反になってしまうのかもしれない。

悲しいかな、交通事故はなくならない。事故を引き起こす要因の一つには注意力の散漫・欠如が挙げられるが、運転中に犬を撫でたり、抱き締めたり、要は犬に気を向け過ぎることは注意力がそがれて危険であり、事故を誘発する可能性が高くなるというのだ。

フロリダ州では事故の発生を極力減らすためにも、運転中に犬と“ふれあう”ような行為は違反にするべきだという法案が現在提出されているらしい。と言っても、この違反行為の中には犬に限らず、携帯のメール操作やお化粧なども含まれる。

以前、アメリカ自動車協会(AAA)が行った調査(*3, 2011年)では、「運転中に犬を撫でるなどの行為をして道路から目が離れることがある」と答えた運転者は52%に達した。

また、「何らかの形で犬を固定している」人は16%しかおらず、「車のブレーキをかける時に手や腕で犬を抑える(23%)」「フロントシートにやって来ようとする犬を手や腕で防ぐ(19%)」「膝の上に犬を乗せるか抱きかかえている(17%)」となっていた。

その他、「リアシートにいる犬に手を伸ばしてやり取りする(18%)」「食べ物やおやつを与える(13%)」「犬の写真を撮る(3%)」などの回答も。

犬を固定しないことの理由については、「自分の犬は穏やかで落ち着いているので固定する必要がない(42%)」「考えたこともない(39%)」「短い距離だから(29%)」「窓から顔を出せるようにしてあげたい(12%)」という回答が見られた。

こうした背景を考えると、今回のフロリダのような法案が登場するのもわからなくはない気もするのだが…。

これについて人々の反応はどうかというと賛否両論あるようで、行き過ぎだとする意見もあれば、より安全な運転を求めるにはいいのではないかという賛成意見もある。こと、携帯の操作やゲームをするなどして事故を起こし、その被害者となった人の家族・遺族からは強い賛成意見が聞かれるようだ。

さて、この法案は現実のものとなるのか、ならないのか。その結果を知るにはもう少々時間が必要となる。

それはともかく、この記事を書きながら思い出したことがある。いつだったかドッグスポーツ競技大会の取材に行った時のこと、高速を走っているとものすごい勢いで他の車を抜いては走り去って行く車があった。見ると犬のステッカーが何枚も貼ってあり、おそらくその競技大会の参加者なのではないかと思われたが、左に右にと大きく揺れる車の中で犬はどうしているのだろう?と思ったものである。

筆者は愛犬を車に乗せるようになってから、運転の仕方が少し変わった。一番にはカーブや交差点を勢いよく曲がらないこと。車間距離も十分空ける。それは、犬シートベルトで固定していたとしても、急旋回やブレーキの踏み方によっては愛犬がよろけてしまうからだ。筆者にとって愛犬は何より大事な相手であり、ケガなどさせたくないし、車に乗ることも楽しいと思って欲しい。大事な相手を車に乗せていると思うことで運転の仕方に変化が出たのだろう。

みなさんは愛犬を車に乗せている時、どんな運転をするのだろうか? 今回のフロリダの法案は、自分の運転の仕方や犬の乗せ方を今一度再確認するきっかけになるかもしれない。

参考資料:
(*1)Drivers could face penalties for interacting with pets while driving / NEWS WKRG, Feb 28, 2019
(*2)Grieving families pushing for tougher distracted driving law / abc ACTION NEWS, Mar 06, 2019
(*3)Nearly One in Five Responders to AAA/Kurgo Survey Admit to Taking Hands Off the Wheel to Keep Dogs from Climbing in Front Seat (2011) / Newsroom, AAA
(*4)THE STATISTICS: CAR SAFETY AND PETS IN AMERICA / PET PRO SUPPLY CO.   など

文/犬塚 凛

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • ニュース

「犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい」は真実だった! (10.20)

  • ニュース

一秒でも長く生きていて欲しい【虹の橋を渡る日まで】 (10.19)

  • ニュース

大型台風を経験して考える。人とペットの災害対策ガイドライン (10.17)

  • ニュース

「やられた〜」今日も食べられています。 (10.16)

  • ニュース

その昔、犬は「ひよ」と鳴いていた。 (10.15)

  • ニュース

犬はなぜ、人が落ち込んでいるのが分かるのか… (10.12)

  • ニュース

「じりっ…」キャリーちゃん、後ろ後ろっ! (10.11)

  • ニュース

東京・千駄ヶ谷の週末の愛犬家の隠れ家和食店「MUTO」 (10.10)

もっと見る

注目のグッズ

ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場!

猫の舌を再現した「猫じゃすり」が、売れすぎて品薄状態!?

愛猫家必見!新発想な猫グッズで快適なねこライフを

これで人気犬!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

どっちを選ぶ?村松誠の2019年版犬猫カレンダー

一緒に洗濯するだけで犬猫の毛を絡み取る『フリーランドリー』

愛犬が粋な日本男児に! クールな和柄の甚平

暗がりに浮かぶ柴イヌのシルエット!『シバウォールライト』

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る