2019-01-08 「愛犬と同じメニューが食べられるフレンチのコース料理」レッスンに参加してみた! レシピ 「愛犬と同じメニューが食べられるフレンチのコース料理」レッスンに参加してみた! 年末年始は、おうちで家族といっしょにスペシャルなご馳走を楽しむ機会が多いですよね。そんな時、「大切な家族の一員である愛犬にも、このご馳走を食べさせてあげたい…」と思う方も多いのでは。そんな願いをかなえてくれそうな「愛犬と家族と同じ和フランスコース料理をつくる特別料理レッスンイベント」が先日、都内で開催され、参加させていただくことができました。その様子をレポートします。 本格的なフルコースメニューにびっくり! メニューは「季節の有機野菜とキヌアのコラーゲン入りゼリー寄せ」「ささみと豆腐の2色テリーヌ」「蝦夷鹿のロースト マッシュポテト添え」「苺のヨーグルトパフェ」と、かなり本格的。こんなフルコースを愛犬と楽しめるとは、ちょっと信じられないほどです。参加費は1万1100円(わんわんわん)で、愛犬同伴なら、完成したお料理をいっしょにいただくことができます。 参加者は6名で、ペット関連のお店を運営されている方や、人気ブロガーの方など、いずれもワンちゃんの食に関心が高い方たちでした。ヴィーガンにも人気のコーシャワインをいただきながら、優雅な雰囲気でレッスンが始まりました。 お料理は味付け無しで共通、人間用だけソースを添えるスタイル 講師のシェフから最初に料理の説明があり、参加者で分担しながらいっしょにお料理をつくっていきます。普通のお料理と違うのは、犬が食べてはいけない食材を使用せず、調味料を加えていないこと。人間用には、トッピングやソースなどを添えて仕上げます。確かにこのスタイルなら同じメニューでもワンちゃんの健康も問題が無く、飼い主もおいしく味わえますね。 参加者のレッスンにお伴したリボンちゃん。調理中から、おいしそうな香りにソワソワしっぱなしの様子が超キュート! 一番のお楽しみ、愛犬といっしょの試食タイム! 2時間弱ほどで、お料理が完成!見た目は華やかですが、調理法は意外にシンプルで、家庭でもすぐに作れそうなものばかり。 完成した「ささみと豆腐の2色のテリーヌ」。向かって左がワンちゃん用、右がジェノベーゼソース和えキヌアを添えた人間用です。 「蝦夷鹿のロースト マッシュポテト添え」は、人間用には赤ワインと赤味噌のソースが添えられています。 リボンちゃんも大喜びで食べていました。愛犬と同じメニューを楽しむことができて、飼い主さんも嬉しそう ワンちゃんに危険な食材を避け、味付けをしないで仕上げて、人間用には別にソースを添えるというこのスタイルをおぼえておけば、いろいろなアレンジができそうですね。そう考えると、ソースで味わうフレンチは、ワンちゃんと楽しむメニューに向いているのかも。いろいろな発見があったレッスンイベントでした。 主宰者にお話をうかがいました! 今回のレッスンイベントを主催したのは、ドッグジュエリーデザイナー、インテリアコーディネーターとして活躍されている「GRACE LIFE DESIGN」代表の鹿野敬子さん。 鹿野さんは愛犬MOCOちゃんが6歳のときにガンを患い、手術したものの再発などの不安と戦いながらガンの原因などを調べていくうち、薬に頼らないがん治療を提唱している獣医師と出会い、手作り食に切り替えたそうです。「先生に勧められた毒素を流すような水分の多い食事や、ガンに良いとされるキノコを入れた食事、鶏ガラを煮込んでとったスープを使った料理などをあげ続けた結果、ガンの再発もなく、今では半年に一度の検診で健康を維持できていますし、年齢よりも若々しいと先生に太鼓判を押していただいています」(鹿野さん)。 そんな鹿野さんの長年の夢が、「MOCOちゃんと同じコース料理を食べたい、食べさせたい」ということ。またMOCOちゃんが体験した手作りの療養食のことをもっと多くの方に知ってもらいたいと考え、今回のイベントを考案したそうです。 食材をはじめ、野菜のカットの大きさもチェック 今回のレッスンイベントの料理メニューについては、イメージ写真や構成なども具体的にお伝えして「最初、卵を使ったものを試作で頂いたのですがやはりアレルギーなどがある子もいるので使用しない方向でシェフにはお願いしました。また安全なオーガニック野菜やキヌアなどをお願いしました」(鹿野さん)。 そのほか、野菜の切り方をワンちゃんが食べやすいサイズにしてもらったり、お肉の付け合わせのマッシュポテトには、生クリームやバターではなく普段MOCOちゃん用の食事に使っているヨーグルトや豆乳を使っていただくよう、お伝えしたりしたそうです。 「MOCOは小型犬でも大きいので、塩分やアレルギーなどの制限も超小型犬とでは違うため、そうしたことも配慮しました。これまでにない試みでしたので準備など予想以上に大変でしたが、参加していただいた方には『すごく楽しかった』『簡単なのに、おもてなし料理になる』というご感想をちょうだいして、うれしかったですね。今後は、直接自分で思いを伝えて行きたいので、普段自分でMOCOに作ってあげているものと今回、メニュー構成させていただいたものとコースを組み、単独で料理開催してレッスンを開催してみたいと思っております。思いに賛同していただける方にご参加いただけると嬉しいですね」(鹿野さん)。 愛犬MOCOちゃんの病気をきっかけに、ワンちゃんの体に優しい塗料を使用した家具をデザインして販売するようになったとか(上の写真奥「STOOL WITH DOG(ドッグハウス兼スツール)」(税別28万円))。MOCOちゃんが付けている本物の真珠を使ったドッグジュエリーも、鹿野さんのデザイン 取材協力/GRACE LIFE DESIGNグレースライフデザイン 関連サイト/オフィシャルサイト(http://grace-lifedesign.com/) 取材・文/桑原恵美子 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 (3.3) 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? (3.1) 亡くなったペットは死後も近くにいるの?夢に出たり、ときには帰ってくることも… (2.26) 猫の辞書に「よく噛んで食べる」という文言は無い! (2.26) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする