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しつけが難しい日本犬と信頼関係を育むには…?

―日本犬をしつけるときは、具体的にどのような点に注意したらよいのでしょうか。

日本犬はわがままで独占欲が強いなどの傾向があるため、間違ったしつけをしてしまうと問題行動に繋がる可能性が高くなります。実際に、柴犬の問題行動改善の依頼はとても多いです。

こうした問題行動を防ぐには、そして、散歩や遊びでしっかりとエネルギーを発散させ、ストレスを溜めさせないことが最重要です。また、様々な人や犬と触れさせて社会性を学ばせていきましょう。いけないことに対しては我慢や落ち着きを習慣づけさせ、しっかり愛情を与えてあげてほしいです。一番怖いのは噛み癖ですので、甘噛みは早めに落ち着かせる必要があります。

―年齢によっても、適したしつけ方は異なるのでしょうか。

不妊手術をしていないと、思春期に攻撃的になる傾向もありますし、中には子犬の頃から信頼関係をしっかり築き上げていても不安定になる子もいます。ですから、可能な年齢になったら、なるべく早めに不妊手術を受けさせ、ホルモンバランスを落ち着かせることで攻撃性を抑えていきましょう。

それ以外では体調不良や老犬になって五感が鈍る、飼い主が変わるなどがなければ差が明らかに出るとは言い切れないので、子犬の頃に全てがかかっているという気持ちでしつけなどを行っていきましょう。

―もし、信頼関係がうまくいかず、再構築したい場合はどんなことに気を付けていけばよいのでしょうか。

問題行動のある子には無理に距離を縮め過ぎず十分な散歩をしたり、適度なスキンシップを行ったりしていきましょう。触れない子には恐る恐る近寄るのではなく、いけないことは堂々と叱り、指示を少しでも聞けば誉めてご褒美をあげることで、様々なことに良いイメージを与えていき、関係を作り上げていく必要があります。

ただし、強引なしつけでストレスを与えすぎないことが大切です。プロの方でも難しいレベルの問題行動も少なくないため、専門的に経験のある方に任せることをおすすめします。なお、暴力で抑え付けることだけは、絶対にやめましょう。

様々な問題行動を減少させるには根本の原因を改善することが大切です。日本犬は洋犬に比べ、改善までにかなりの労力を使いやすいですが、社会性が足りなければ穏やかな犬の群れに入れて学ばせてあげましょう。欠けている問題を他の犬が教えてくれると、信頼関係の再構築にも繋がるはずです。

―最後に日本犬の魅力を教えてください。

独占欲や忠誠心が強いことで引き起こされる日本犬ならではのデメリットは正しいしつけや社会性を学ばせることでメリットに変わります。指示にしっかり従い、愛情深いので最高のパートナーになってくれますよ。

日本犬との関係がどうなっていくかは、飼い主さんのしつけ方によって変わってきます。日本犬を迎える際はまず、飼いたい犬種がどんな気質であるかを調べ、しつけ方を考えていきましょうね。

文/古川諭香

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