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死者を天国に導くための「墓守犬」とは…?

死者を天国に導くため「墓守犬」とは…?

世界中で長年愛されてきた動物、犬。

その種類は多岐に渡りますが、彼らほど人間に従順で友好的なパートナーになる得る動物は、なかなか見当たらないところです。何百年、何千年と、人間と共に生活してきた犬たち。

そんな犬と人間の関わり合いの歴史を遡ってみると、中にはちょっと変わった役割を担った犬を知る機会があったりするんですよね。

今回は、かつてイギリスの教会で大切にされていた、チャーチグリムと呼ばれる犬たちについて紹介していきたいと思います。

墓守犬チャーチグリム

今から何世紀も前のこと。イギリスで、チャーチグリムと呼ばれる墓守犬文化が発祥しました。

チャーチとは教会。グリムとは犬を指す言葉です。

多くの教会には信徒のためのお墓が併設されているものですよね。チャーチグリムは、このお墓の番犬をするために存在していたわけです。

イギリスではかつて、教会と言えども盗賊らの襲撃の対象であり、墓荒らしによって度々被害に遭うこともあったようです。

ですのでチャーチグリムは、そういった被害を防ぐための、番犬として活躍していたわけです。

さて、この番犬たちは、一様にその毛の色が黒でした。

これはある風習によって、あえて黒い犬をチャーチグリムとして選んでいたのですが、その風習というのが少し変わっていました。

“教会に墓所を併設する場合、一番はじめに埋葬された者はその墓所を守るためにずっと留まる”という迷信があったのです。

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