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犬にも発症する難病「筋ジストロフィー」の遺伝子治療が成功

犬にも発症する難病「筋ジストロフィー」の遺伝子治療が成功

筋力の低下によって身体を動かすことが困難になったり、呼吸や飲み込み・血液循環などに機能障害が出たりする筋ジストロフィーは指定難病で、治療が困難だといわれている病気です。そんな筋ジストロフィーは、実は犬にも発症します。

犬の筋ジストロフィーはオスに発症することが多く、ラブラドールレトリバーやサモエド、ロットワイラーといった犬種に見られることもありますが、ゴールデンレトリバーが発症しやすいといわれています。

発症の原因としては遺伝子が深く関係しており、人間と同様に進行性の病気であるため、治療が困難であるといわれていました。しかし、それを覆したのが米テキサス大学と英王立獣医科大学の共同チームによる実験です。

同チームは遺伝子異常によって筋ジストロフィーを発症した4匹の子犬に対し、「CRISPR」と呼ばれるゲノム編集技術を用い、治療にあたりました。すると、子犬たちは再び走り回れたり、ジャンプできたりするようになったのです。治療中はアナフィラキシーショックや肝障害が引き起こされるのではとの懸念もありましたが、結果的に重篤な事態に陥ることもありませんでした。

こうした結果を踏まえ、同チームは子犬たちの長期的な経過観察をしながら、人間の患者に対する治療も模索していこうと考えています。

現在、愛犬が筋ジストロフィーを発症してしまった場合は、1年前後が余命の目安になっているといわれています。そして、闘病中は流動食などを与えたり、体勢を変えたりする必要があるため、飼い主さんにのしかかってくる負担がどうしても大きくなります。

しかし、このように医療が進歩し、飼い主さんがゲノム編集技術という治療法を選択しやすくなっていけば、余命はもっと伸びていき、介護生活も短くなるはず。この最先端な治療法が今後どのように発展し、広がっていくのか注目したくなります。

<参考>https://www.wired.com/story/crispr-halted-muscular-dystrophy-in-dogs-someday-it-might-cure-humans/

文/古川諭香

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