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『犬ぐらいなんだ、はやく出社しろ』という催促のない社会を目指して

働くことも大事!でもそれは日々を支えている糧があってこその話…

もちろんKさんは、件の上司にはこれ以降並々ならぬ敵意を見せるようになってしまうわけですが、当の上司は「社会人なんだから」というお題目があるので、これまた意見を撤回せず……。

この2人に板ばさみにされたしばらくの期間が、何とも居心地が悪かったこと(汗)。

まあ、百歩譲って考えたら、上司の言っていることも一理あるんですよね。

突発的な欠勤は会社にとっては利益は生まないわけで、どうしても愛犬を看取りたいなら、有休を使えば良かったし、それをあらかじめ申請していれば波風も立たなかったかもしれません。

でもKさんの立場になって考えれば、まだまだ長生きして欲しいと思っていたはずですし、死別を見越して有休を申請するなんて、とんでもない話だったことでしょう。

こう考えると、ペットとの暮らしと社会人としての生活って、割と食い合わせが悪いというか、親和性が低いことに今更ながら気付かされます。

ペットとの暮らしは日常に活力をもたらしてくれますが、社会は労働者に活力がなくとも、無理矢理にでも奮起してもらうことを前提に動いています。

ペットロスに直面した飼い主にとっては、日々の活力の糧を失うという事態に陥っているわけなのですが、それがイマイチ周囲に重要な事態として認識されていない傾向って、絶対ありますよね。

■おわりに

ペットとはいえ家族の一員なのは間違いないこと。

その家族との別れは、やっぱり辛いものです。

しかし、まだまだ世間的には「ペットの死<仕事」という図式がまかり通っています。

でも、核家族化も行き着くところまで行き着きましたし、独身で一生を終える覚悟を持った人たちが一緒に暮らすペットって、かなり重要な立ち位置を占めるようになっています。

ペットロスが、ともすれば生きがいの喪失にも結びつくことも決して珍しくないわけですので、この状況に陥った人たちを追い詰めるような環境は好ましくありませんよね。

愛するペットを失った隣人に対して、私たちは今のところ出来ることは限られています。

が、今のペットロスを軽視しがちな風潮は少しずつ変えていく必要があります。

まず草の根から、ペットを失った人と共に寄り添い、励ましていくことから始めていきましょう。

その姿勢が当たり前になれば、社会もペットロスに直面した人たちに、もう少しだけ優しくなるはずです。

文/松本ミゾレ

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