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犬猫の「尿路結石」による疾患を防ぐためには?

尿路結石による疾患を防ぎ、また早期に見抜くには?

ここまで説明したとおり、下部尿路疾患の中でも特に頻繁に目にする機会が多いのが尿路結石です。

この尿路結石を防ぐためには、どんな対策を採る必要があるのでしょうか。実はこの点については、飼い主ができることって、かなり多いと考えても間違ってはいません。

むしろ、飼い主の観察眼と心配りこそが、症状を未然に防ぎ、症状が顕著になる前に完治いたらしめると考えても良いでしょう。

動物の尿路結石にはいくつか種類があり、それらは摂取した食べ物の成分によって異なります。

フードによっては、結石成分が多く含有されているものもありますし、また、飲み水によっては硬度が高いものですと、ミネラル分の摂取過多のため、尿路結石のリスクが生じます。

こういったリスクを防ぐために一番良いのは、下部尿路を予防すると謳われているフードや、軟水を飲み水としてあたえることですね。

特に前者は価格は高いものが多いのですが、動物病院などに問い合わせると最適なフードを教えてくれることも多く、中には動物病院で購入することが可能なものもあります。

あたえる餌や水にもこだわっていれば、尿路結石はなかなか発生しないようになります。

さらに、飼い主が日々、おしっこの質をチェックすることも重要です。

血尿が混じっていれば視覚的にもすぐにアウトだと分かりますが、それ以外にも「最近おしっこの色合いが変化してきたな」と気になったら、その時点で獣医さんに診てもらうのも安心ですね。

おわりに

尿路結石に代表される下部尿路疾患は、決してそこまで重篤な症状をもたらすものでもありません。しかしながら、通院、入院はペットにとっては大きなストレスになってしまいます。

ただでさえ調子が悪いのに、知らない場所で診察をされるというのは、彼らにとっては勘弁してほしいという状況で、余計に具合を悪くしてしまいかねません。

ですので、そもそも動物病院のお世話にならないように、日頃からマメに下部尿路対策をすることは大事になるわけですね。

ペットは自分で体調不良を訴える術がありません。

飼い主が視覚的に異常を検知し、すぐに対策を講じること。これが愛するペットを健康で長生きさせるための、一番基本でありながら最も重要な秘訣になります。

文/松本ミゾレ

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