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人と犬の共生新時代、大活躍のベアードッグとモンキードッグ【兵藤哲夫の徒然日記】

人と犬の共生新時代、大活躍のベアードッグとモンキードッグ【兵藤哲夫の徒然日記】

今年春、ベアードッグ6頭の子犬が長野県軽井沢町にあるNPO法人ピツキオの施設でお披露目されました。このNPO法人は人里に近づくクマを山に追い返すクマ対策犬、ベアードッグの育成・訓練と普及を行ってきた団体です。

ベアードッグとは国際畜犬連盟(FCI)の公認犬で、正式な公認名はカレリアン・ベアー・ドッグといい、フィンランドとロシアの国境地帯が原産の純血種です。カレリアとはこの地域の名で、クマを追い返す特殊な訓練をつんだ犬で、古くからクマを追い詰め、猟がしやすいように誘導する賢い猟犬でした。


ベアードッグはプリミティブ・タイプと呼ばれる原初的な犬の形を残した犬種で、柴も同じグループ

毛色はブラックアンドホワイトと呼ばれる黒白で、雪や暗やみにも対応している毛色です。原産国のフィンランドは雪深い森林が多い国土で野生のクマがたくさん棲息しています。フィンランドの人々はベアードッグを使ってクマを追いたて、立ちどまらせたところを猟銃で仕留める狩りが、古くから盛んに行われていました。

軽井沢町では、貴重な野生動物でもあるツキノワグマが生息しており、社会問題になっていました。その対策としてベアードッグにより、クマと人との間に境界線をつくらせ、人のいる場所からクマを追い払うようにしたのです。

秋になると冬眠前のクマが人のいる山里に出没し、猟銃で撃たれることが多く、私はいつも心を痛めていました。特に子供を連れた母クマが猟銃で撃たれたと聞くと、何とも言えない気持ちになっていたものです。ベアードッグの出現は、私達に新しいクマとの共生を教えてくれる第一歩となりました。


一部の日本犬も、人が猟をするために改良されて作出された歴史をもっている

犬の力は無限大です。愛玩犬として傍にいてくれるだけで、私達に幸せをもたらしてくれます。何もしなくても素晴らしい存在ですが、犬が本能の赴くまま、匂いを嗅ぎ、走り、吠えるだけで、人の役に立てるとは、何と素晴らしいことでしょう。

もちろん、ベアードッグは特別な訓練が必要ですが、それでも山の中を走り回る訓練は犬にとっても楽しく自然な行動で、人・クマ・犬のすべてが幸せという大円満です。まだ、数は少ないベアードッグですが、たくさんのクマに困っている地域で導入できたらと期待しています。

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