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銀座の雑踏の中で、人々を見守っている名犬「チロリ」

銀座の雑踏の中で、人々を見守っている名犬「チロリ」【びっくり名犬シリーズ】

築地川銀座公園には可愛い犬のブロンズ像が建立されています。日本初の認定セラピードッグのチロリとその5頭の子犬です。歌舞伎座に近い、銀座の雑踏の中で、人々を見守ってくれる犬の銅像。思いがけないところで出会える、可愛い犬のオブジェです。


チロリの周りを取り巻くように、子犬が見上げている

銅像となったチロリは千葉県松戸市で産んだばかりの5頭の子犬とともに捨てられていた雑種の犬でした。当時、米国で活躍していたブルースシンガーの大木トオルさん(国際セラピードッグ協会代表)と出会い、日本初のセラピードッグとなりました。

セラピードッグとは高齢者や障がいを持つ人、心と体の病気の治療が必要な患者さんの、身体と精神の機能回復を補助する活動をする犬のことです。全国の高齢者施設や病院、心身障がい者施設などのほか、児童施設、学校、刑務所、被災地などでも活躍しています。


家庭犬をセラピードッグにしたいという飼い主も

国際セラピードッグ協会が認めるセラピードッグになるためには、通常、2年半の歳月と、45の教育カリキュラムをクリアしなければなりません。チロリは半年でこれらの課題をクリアして、日本で初めてのセラピードッグとなりました。チロリの足跡については、「名犬チロリ」(岩崎書店刊、大木トオル代表著)に詳しく紹介されています。この本は児童推薦図書・全国読書感想文指定図書として、子供たちに読み継がれています。

チロリは2006年、乳がんのため永眠してしまいますが、多くの人々に寄り添い、日本の動物介在療養における大きな貢献を果たしました。チロリの惜しんだ人々が集まって、2007年5月、銀座にブロンズ像が建てられました。


セラピードッグになるためにはさまざまな訓練が必要

日本にはいろいろな名犬がいますが、子犬と一緒に捨てられていた母犬が名犬となったケースは世界にもあまり例がありません。チロリは杖が苦手だったそうで、それは人が棒でチロリをたたいていたのが原因ではないかと考えられています。人間により過酷な境遇であった犬が、人間のために貢献してくれる犬へと変わっていく。その奇跡のような素晴らしさ。チロリの姿は、多くの人の心に、永遠の感動を与えてくれます。

文/柿川鮎子

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