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犬の「認知症」について、絶対に知っておきたいこと

犬の「認知症」について、絶対に知っておきたいこと【いぬのはてな】

家の中で暮らすようになり、栄養の行き届いたものを食べるようになって、犬もずいぶん長寿になりました。人間と同じく、高齢化とともに増えているのが犬の認知症です。どんなきっかけで犬は認知症になるのか、主な症状と対処法など、知っておきたいことについてお話しします。

認知症になるきっかけとは

長寿になったとはいっても、犬も年をとればいろんな病気が出てきます。病気を発症した時だけでなく、治療が終わった時も認知症になりやすく、飼育環境の悪化や急激な気温の低下、花火や工場の騒音など、人間にとってはささいなことでも、犬の認知症のきっかけや悪化の原因になってしまいます。

かといって、すべての犬が高齢になると認知症になるわけではありません。ただ、認知症になりやすい犬となりにくい犬がいて、それは心理的なストレスに関係しているという説があります。

老犬になると、根本の性格はより色濃く強調されるようになり、頑固な犬はより頑固に、犬が嫌いな犬は、より嫌いになっていきます。そのため、その犬が普段からストレスに感じることはより一層強くストレスを感じるようになるわけです。

また、環境の変化にも対応しにくくなりますので、赤ちゃんができるなど家族構成が変わったり、環境が急激に変わったりすると、それも強いストレスになってしまいます。

では、どのように予防すればいいのでしょうか。足腰が弱っても、1日1回は外の風にあてて、土や花や草の匂いなどを嗅がせて、適度な刺激を与えてあげましょう。犬が好きな人や犬と触れ合わせるのもいいでしょう。

主な認知症の症状と対処法

認知症の主な症状は、

・名前を呼ばれても、分からない、反応しない

・食べたことを忘れて、また食べたがる

・寝てばかりいる

・トイレの場所がわからなくなって失敗する、失禁する

・狭いところに入ったまま出てこない

・昼夜が逆転して、夜間活動する

・ぐるぐる一定方向に回りながら歩く、徘徊する

などです。

認知症でなくても高齢になると失禁しやすくなります。長時間のお留守番する時や、飼い主さんが逐一対応できない時は、犬におむつをさせましょう。大きな犬の場合は、人間用のおむつを使うといいでしょう。

また、一定方向にぐるぐる回る徘徊を続ける場合は、円周が体長の2.5倍程度の、円形のサークルに入れてあげましょう。ぶつかっても怪我をしないよう、サークルは柔らかいマットなどで保護してあげます。

最期まで穏やかに暮らせるように、工夫をしてあげたいですね。

文/渡辺陽

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