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犬と暮らすためにペット可マンションを買ったAさんの悲劇

犬と暮らすために新築マンションを買ったAさんの悲劇【わんにゃん事件簿】

犬や猫を飼っていると思わぬトラブルに見舞われることも!被害者であっても加害者であっても、早く解決して、スッキリしたいですね。「そんなことってあるの!?」「いやいや、実際にあるんです」という判例を、実際に起こった事件をもとに、ご紹介します。

規約に関する「思い違い」が原因でトラブルに!

最近は、分譲マンションや賃貸マンションでペットを飼えるところが増えてきましたが、飼育に関する規約があるところが多いですね。本来なら、その規約にのっとってペットを飼えばいいのですが、そうした規約が発端で、トラブルになってしまった事例があります。

Aさんは、犬と暮らすことを夢見て、新築分譲マンションを購入しました。もちろん、ペットの飼育に関する規約があることも承知の上です。

ところが、この分譲マンションの営業マンは、愛犬家のAさんにはペット飼育可能だと説明し、動物が苦手なBさんには飼育不可だと説明していました。同じマンションですが、客によって違った説明をしたために、動物が好きな人と嫌いな人が住むことになったのです。

■裁判には勝ったけど

いよいよマンションが建って、では、管理規約を正式に定めましょうということになりました。このように、購入後に規約が決められることが実際にあるのです。ペット可と説明を受けた人もいることから、入居前から飼っている犬猫についてはOKということになったのです。しかし、ここでもまた問題が。

Aさんは引っ越す直前に一代目の犬が亡くなり、二代目の犬を飼ったのです。そして、特例として、Aさんは二代目の犬とマンションで暮らすことになりました。そこまでは良かったのですが、管理組合の総会で、「それはおかしい、規約と違う」という意見が出て問題になってしまったのです。

せっかく新築分譲マンションを購入して、愛犬と暮らせることになったのに、そんなことになったらショックですよね。結局、Aさんは犬と暮らすことをあきらめ、犬を手放すことにしたのです。

しかし、納得できないAさんは、販売会社を相手取って裁判を起こしました。裁判所は、入居後に管理組合の決議によって、飼育できなくなる可能性があることを説明する責任が販売会社にあったとして、精神的苦痛に対する損害賠償と犬の購入費の一部を支払うよう命じました。

いくら賠償してもらっても、愛犬を手放す悲しみは癒やされないでしょう。マンションを購入する時は、確実にペットが飼えるかどうか、確認してから契約するといいでしょう。

参考文献

「ペットの判例ガイドブック」 渋谷寛・杉村亜紀子著 民事法研究会発行

文/わたなべあや

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