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飼い主が交通事故に!犬の散歩費用って賠償してもらえるの?

飼い主が交通事故に!犬の散歩費用って賠償してもらえるの?【わんにゃん事件簿】

犬や猫を飼っていると思わぬ事故に見舞われることも!被害者であっても加害者であっても、早くすっきり解決したいですね。「そんなことってあるの!?」「いやいや、実際にあるんです」という判例を、実際に起こった事件をもとに、ご紹介します。

突如バックしてきた車が衝突!持病が悪化して散歩できなくなった

Aさんが駐車場に車を停めていたら、バックしてきたBさんの車が衝突!

うっかり事故ではあったのですが、Aさんは、もともと治療に通っていたパニック障害と身体的表現性障害が悪化してしまいました。

大型犬を飼っていたAさんは、自分で散歩に行くことができなくなり、親が犬の散歩に行くことになったそうです。また、Aさんの介護も必要になったので、介護費用も損害として認定されたのです。

私達は、どちらの立場に立つ可能性もあるわけですが、Bさんの立場に立った場合、「え~、そんな殺生な」という気がしないでもないですね。直接、Aさんの犬に危害を加えたわけではないので、理解できないでもありません。

もう少し詳しく見ていきましょう。

9ヶ月間の加療が必要

Aさんは、この事故が原因で、少なくとも9ヶ月の加療が必要と判断されました。

交通事故は、身体の怪我だけでなく、精神的ダメージも受けるのですね。

一人暮らしをして、ラブラドールレトリーバー2匹を飼っていたAさん。自分自身も介助が必要な状態になってしまったので、大型犬の散歩ができなくなってしまい、2匹の散歩を親に頼んだそうです。

Aさんは、犬の散歩費用について1日あたり2万円、Aさんの介護費用は1日あたり3千円を賠償請求しました。

しかし、裁判所は、介護が必要とはいうものの、ずっと付きっきりというわけではないということも鑑み、介護費用および犬の散歩費用として、270日間分、日額4千円、合計108万円を損害認定しました。

この事例では、Aさんの両親が犬の世話をしたのですが、周りに頼める人がいない場合、ペットシッターに依頼するケースも考えられます。

犬がAさんと一緒に車に乗っていたわけではありませんが、事故が原因でペットの散歩ができなくなった、世話ができなくなった場合、こうした損害が認められることがあるのですね。

以上、自動車事故と犬の散歩の思いがけない関係が絡み合った事件でした。何はともあれ、安全運転に留意しましょう。

参考文献

「ペットの判例ガイドブック」 渋谷寛・杉村亜紀子著 民事法研究会発行

文/わたなべあや

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