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“人生100年時代”に、シニアになってもペットと幸せに暮らす方法とは

“人生100年時代”に、シニアになってもペットと幸せに暮らす方法とは

動物医療やペットフードの進化、飼育環境の変化により、猫も犬も平均寿命がぐんぐん延びています。それはとても素晴らしいことだけど、「自分が高齢になった時、長生きしたペットの面倒を最後まできちんと見ることができるかな?」と時々、不安になることも…。また周囲には、「最後まで世話ができる自信がないから」と、猫好き、犬好きなのに、いっしょに暮らすのをあきらめているお年寄りも多く見かけます。シニアが安心してペットと幸せに暮らす方法はないのかな、と思っていた時に見つけた本が、「60歳からも犬や猫と幸せに暮らす本」。さっそく読んでみました。

2018年6月に発売された「60歳からも犬や猫と幸せに暮らす本」(イラスト:ねこまき/著者:犬と猫とシニアのくらしを考える会/KADOKAWA刊)。里親の年齢制限をオーバーしても「預かりボランティア」という選択肢があることや、もしもの時の引き取り先を見つけておくことの重要性など、さまざまなアドバイスが書かれています。

構成は、前半がペットと暮らす効用と、自分に合ったペットの迎え方。そして後半が、高齢者がペットと暮らすための具体的なアドバイスになっています。特に気になっていた、「保護犬や保護猫を引き取りたいけど年齢制限がネックになっている場合」にも言及していて、「そんな方法もあるのか」「なるほど、こういうことに気を付ければいいのか」と、気づかされたことがたくさんありました。なぜ今、こうした本を企画したのか、株式会社KADOKAWA 文芸局文芸図書編集部の岡山智子さんにお話をうかがいました。

――この本を企画したきっかけを教えてください。

本の巻頭にもありますが、私自身が犬と10年以上暮らして互いの年齢を意識し始めた中で探してみると、シニア犬の介護本は多く目にしますが、飼い主がシニアになった場合のペット実用書がなかなか見つからなかったからでした。

――編集するうえでむずかしかったのは、どんなところでしたか?

譲渡を実施している保護犬や保護猫団体の、里親の年齢制限が55歳~60歳と意外に若い(早い)事はあまり知られていません。ヒトの「人生100年」と言われる今、60歳前後はまだまだ人生の現役感があり先は長い。保護された動物のためにも年齢で線引きしないやり方を、社会で模索してほしいという考えと、同時に高齢者の飼育放棄が大きな社会問題となっていて、結果としてそれらの受け口にされている保護団体の方々の大変なご苦労に対しては心から敬意を払っております。その現実を充分認識した上で、どちらかを否定したり矛盾したりすることがないよう配慮しました。

この本は決して、「シニアが動物を飼うことを賛歌する」だけの内容ではありません。飼うための判断基準、情報の本です。この本の真意が伝わってくれればと願っています。

――どんな方に読んでもらいたいですか?

「60歳から」というタイトルですが、若いペットを飼い始めた「40代以上の方」にも参考になる内容です。「40代の人のペットが10年以上生きたら、自分の年齢は?」だから「60歳から(も)」と(も)が付いています。ペットを飼っている一人ぐらし方、定年を控えた、もしくはお子さんが独立してこれからペットを飼いたいと思っている方、若い頃犬や猫と暮らした経験があり、また飼いたいと思っているけど自分の年齢を考えて迷っている方、そんな方々にぜひ読んでいただきたいですね。目次には、ペットと暮らせるホームや、ペットに財産に残す方法、一緒に入るお墓の情報まであります。この本を出したことで、周囲にはこうした不安を抱えている人が多いことも知らされました。「シニアがペットを飼える社会」のために、考えるきっかけになってほしいです。

お話をうかがって、高齢の飼い主を対象にした本が少ないわけが初めてわかりました。確かにペットのことを考えれば、長期間にわたって確実にお世話ができる若い世代のファミリー宅で暮らすのがベストなのは当然。でも、2025年には国民の3人に1人が65歳以上になるといわれ、うち男性14.6パーセント、女性22.6パーセントがひとり暮らしになるともいわれています(内閣府の「平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(全体版)」より)。だからこそ、シニアがきちんと最後まで飼育できるようなしくみを、みんなで考えることが今こそとても必要な気がします。この本がそのきっかけになれば、と心から思いました。

取材協力/株式会社KADOKAWA

取材・文/桑原恵美子

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