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【獣医師マンガ編集者の話】診察、お手伝いします!

獣医師少女漫画編集者のゆるい話5

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皆様こんにちは。

ここまで4回ゆるく大学時代の研究室入室までを語ってまいりました。大学時代の短い間にもかかわらず、時間の感覚がごちゃごちゃになって混乱してしまうこともしばしば。前回も、研究室決めがいつぐらいだったのかすっかり忘れていて、直前に何となく思い出した次第。今後もこのような時期の間違いがあるかもしれませんが、目をつぶってゆるく見守っていただければと思います。

さて研究室に入って新しく経験することになったことは動物の診察と卒業研究が主なことでしょうか。私が所属していた臨床病理研究室は内科系の臨床研究室でしたので、週に3回の診察日がありました。もちろんまだ免許を持っていないのであくまでアシスタントとして診察に参加することになります。

アシスタントとして結構重要なお仕事は保定という作業だと思います。簡単に言えば診察の間、患畜のワンちゃんやネコちゃんを動かないように保持することなのですが、これがなかなか大変なのです。中~大型犬はそもそもからだが大きいので抑えるのに力が要りそうだな、という想像はつくと思いますが小型犬や猫の場合もなめてはいけません。彼らには歯と爪という強い武器(*)があるのです。

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病院なので完全な健康体のワンちゃんやネコちゃんが来院することはないのですが、全身症状がそれほど出ない病気の場合は限りなく健康な子と同じです。穏やかな性格なら問題は無いのですが、アグレッシブな子の場合・・・噛んだり引っ掻いたりなかなか大変な事になります。検査をする為の採血やレントゲン撮影はじっとしていないとできませんので保定をする担当者は責任重大です。

先輩はかなりさくっと保定してしまうのですが、こちらは何度やっても満足のいく保定がなかなかできず・・・。よく自宅の飼い犬で練習したりしました(嫌がりますけどね)。ちなみにワンちゃんやネコちゃんの採血は人間と違って(人間の場合は肘の内側ですよね)頸から採ることが多かったです。

もちろん前肢や後肢からとることもありますが、点滴を行うことになった場合どうしても前後肢に留置(*)することが必要なので頸部から採血していました。毛は剃らずアルコール綿でしっかり消毒&毛を濡らして皮膚の中の血管を確認して採血します。前後肢よりも嫌がる子はいなかったと思います。

保定だけで長々語ってしまいましたが、まだ他にもアシスト作業はあります。そのあたりは次回のコラムで。

*歯や爪…ワンちゃんなら歯でかみつき、ネコちゃんならさらに爪で引っ掻きます。運が悪いとしっかり噛まれ&引っかかれてしまい後で腫れたりすることも。猫ひっかき病という猫が噛んだり引っ掻いたりすることによって感染する病気もあったりします。深く手を噛まれたりすると肩の辺りまでリンパ節が腫れてしまい、なかなか大変なのです。

*留置…留置針という樹脂製の柔らかい針を使って点滴をすることが多いです。血管に入れるときには金属針が付いていて血管内に上手く入ったらその金属針を抜く仕組みでした。もちろん人間でも使われます。短い時間の点滴なら翼状針という金属針を使ったりします。

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文/中田健一

専門的なことはお答えできませんが何かゆるーくご質問・ご意見ありましたらPETomorrow編集部中田まで!このコラムでお答えできるかもしれません。

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