犬の視力の低下、どんな兆候があるの?
犬の視力の低下、どんな兆候があるの?【いぬのはてな】
犬も人と同じく年をとるといろんな老化症状や病気が出てきます。視力の低下もそのひとつ。早めに気づいて、治療が必要なら治療を、そうでなくても、散歩の時など気をつけてあげる必要があります。
なかでも視力低下の原因になる代表的な病気は、白内障です。水晶体の全部もしくは一部が白っぽくなって濁り、視力が低下してしまいます。目が白っぽくなる以外にも、白内障が疑われるいくつかのサインがあります。このサインを見逃さないようにして、動物病院に連れていきましょう。
・少し離れるとついてこられない
・夜の散歩は歩きにくそう
・白い壁にぶつかることがある
・階段を踏み外す
こうしたことがあったら、あなたのワンちゃんは白内障かもしれません。
病院に連れて行って白内障と診断されたら、お散歩コースの階段や段差に気を配り、危険なところでは、あらかじめ犬にそのことを知らせてあげましょう。「おいで」「ついて」など声をかけながら歩くことで、犬は歩きやすくなります。若い頃からこうした言葉で通じ会えるようにしておくと、老犬になっても意思の疎通が簡単に行なえます。また、夜間ものが見えづらくなるので、家の中でも床に危険なものを置かないようにしてください。
白内障にならなくても、老化とともに老眼で視力が低下していくのは自然なこと。私達人間にできることは限られているかもしれませんが、老後を楽しく生きられるようにサポートしていきましょう。
文/わたなべあや


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