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9年前に行方不明になった愛犬が戻ってきた!

古いところでは創造上の物語ながら、古代ギリシャの長編叙事詩オデッセイの中で、20年ぶりに帰還した英雄オデッセイに気づいたのは、愛犬のアルゴスだけであったという話がある。犬の嗅覚による記憶のよさを示すものだろうが、半年ぶり、1年ぶり、数年ぶりに会った犬がその人の匂いを覚えていたというような話は、ほんとうのところはわからないながらも確かにある。

ジジに愛され、可愛がられていたという過去があるならば、記憶はより強い印象となるはず。匂いによって、ジジにたくさんの記憶が蘇ることを願いたくなる。

ところで、自分の愛犬が迷子になったら、どうしたらいいのだろうか?

・時間をおかずに、すぐに捜し始めること。
・保健所、動物愛護センター、警察、清掃事務所などに問い合わせ、および連絡をする。
・チラシやポスターを作って、動物病院やペットショップ、ドッグカフェなどに貼ってもらい、可能であるなら公園や人の集まる場所で配布する。
・TwitterやFacebookなどSNSを活用する。
・迷子情報掲載サイトに登録する。
・自治体の迷子保護犬情報を確認する。

『収容動物検索情報サイト』環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/shuyo/index.html

以上のような対策が有効と一般的には言われるが、迷子犬を捜すためのアプリもある。

『半径6kmのみんなが飼い主になる!?迷子犬発見アプリ』
https://petomorrow.jp/topix_dog/4159

ドコモでも健康管理がメインであるものの、GPSで愛犬の居場所がわかるペットフィットというサービスを提供していたが、2016年8月にサービス終了となっている。

実際に迷子犬を捜す場合、犬が1日で移動する距離は多くて5km程度であり、たとえば3kmと設定するなら、いなくなった場所から半径3kmの円を描き、その円周内を捜す。日にちが経っているなら、その円周を広げて捜索するという考え方が散見される中、犬が「こっちだ」と方向を決めるまではある程度の時間を要し、その間、意外に近隣をふらふらしていることもあるということは覚えておいたほうがいいかもしれない。

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迷子札や鑑札、マイクロチップは付けている? 行政施設に引き取られる犬猫のうち、飼い主不明である犬猫がともに8割を超えている/©Kosaku. O

筆者も迷子になった知り合いの犬の捜索を手伝ったことがある。その時には、こっちに逃げただろうと予測された方角とは真反対で見つかった。その後、今度は飼い猫が逃げたので探しているのだが見つからないと別の知り合いから相談を受け、真逆の方向を試しに捜してみるように提案したところ、無事発見された。この経験から、一方向ばかりにとらわれ過ぎず、真逆の方向を捜してみることもお勧めしたい。

また、何回か犬を保護したことがある中で、愛犬と散歩中に出会った迷子のドーベルマンは、筆者の愛犬が気になるのか、ずっと後をひたひたとついてきて、最終的に我が家の玄関に張り込み、オスワリをしていた。やはり犬は犬のことが気になるもの。犬を飼っているお宅で保護されていないか、目撃していないか、聞いて回るのも捜索方法の1つだろう。

なお、犬が何かに対して恐怖を感じている場合、または発見者が犬にとっては知らない人間である場合など、下手に近づくとさらに逃げてしまうことがあるのでご注意を。しばらくは様子を観察し、犬が発するボディランゲージにも注目してみる。

食べ物を見せて呼び込んだり、後ろに少しずつ下がりながら追って来るように仕向けたりして寄って来るようならいいが、そうでなければ、犬の正面から近づくことはせずに、視線をずらし、犬に対して自分の体の横側を見せて、弧を描くように近づく、時にあくびをしてみせる、といった犬のカーミングシグナルを利用して近づくという方法もある。

とにかく、迷子にならないのが一番。迷子札やマイクロチップ、鑑札の装着、脱走防止、呼び戻しができるようしつけをしておく、といった迷子予防対策もお忘れなく。余談ながら、筆者は愛犬に犬笛を教えた。一度遠くに離れてしまい、姿が見えなくなってしまった時、犬笛で呼び戻せた経験がある。状況によっては役に立つと考えているのだが、いかがなものだろうか。

参考資料:
(*1)Tiny Poodle Reunited with Owner After Going Missing Nine Years Ago / FOX 40, DECEMBER 6, 2016
(*2)Recall of Others’ Actions after Incidental Encoding Reveals Episodic-like Memory in Dogs / Claudia Fugazza et al. / Current Biology, Volume 26. Issue 23, p3209–3213, 5 December 2016 / DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.cub.2016.09.057

文/犬塚 凛

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