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アメリカのシェルターにいる犬の数

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)が出しているという数字は、シェルターの数が約1万3,600ヶ所で、保護される数は約390万頭、飼い主に戻されるのが約54万2,000頭で、里親が見つかるのは約140万頭、殺処分は約120万頭となっており、数字には大きな開きがある。(*2)

仮に、殺処分される犬の数が減っているということであるなら、それは喜ばしいことだと思うが、それにしてもこれほど多くの犬がと思うと…。

こうした数字を見ても、「当面は犬を積極的に繁殖する必要がない」と考える人もいれば、「シェルターにいる犬だけが選択肢ではない」と考える人もおり、中には「犬が欲しいと考える人にとってはシェルターの犬だけでは足りない」と考える人もいる。そこが人間の難しいところだ。

それはさおき、研究者は、今後、最新の数値を提供できるような仕組みを作り上げることができるなら、アニマルヘルスの発展に貢献できるかもしれないとしている。

日本の場合、行政の施設に収容された動物の数や、飼い主に戻された数、譲渡された数、殺処分数(犬:1万5,811頭、猫:6万7,091匹、*3)などは例年公表されているが、動物保護団体や個人活動家も合わせるとどのくらいの動物が保護されているのだろうか。

ちなみに、動物愛護管理法で第二種動物取扱業者は届出が義務づけられており(飼養施設を有し、犬猫の場合は10頭以上)、これにはアニマル・シェルターのようなものも含まれる(個人で数も少ない場合は対象外)。(*4)

2016年4月1日現在で、第二種動物取扱業者の「譲渡し」として登録があるのは485ヶ所。前年より約200ヶ所増えている。(*5)

それだけペットを取り巻く現状をなんとかしなければと考え、行動に移す人たちも増えているということなのかもしれないが、最終的には逆に減っていくような世の中がいつかくることを望みたいと思うのは筆者だけだろうか。

参考資料:
(*1)MSU College of Veterinary Medicine researchers complete canine shelter population survey / MISSISSIPPI STATE UNIVERSITY
(*2)An Estimate of the Number of Dogs in US Shelters / Kimberly A. Woodruff, David R. Smith / MISSISSIPPI STATE UNIVERSITY TM COLLEGE OF VETERINARY MEDICINE
(*3)犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(平成27年)/環境省
(*4)動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました<動物取扱業者編>/環境省
(*5)動物取扱業者登録・届出状況/環境省

文/犬塚 凛

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
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