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アメリカ・サウスカロライナ州、ペットのタトゥーを禁じる法案可決

2017年2月、アメリカのサウスカロライナ州では、ペットへのタトゥーおよびピアス(医療的なものを除く)を禁じる法案が賛成98:反対12をもって下院で可決されたというニュースがあった。違反者には1,000ドル以下の罰金、30日以下の懲役が課せられるという。(*3)

こうした法は初というわけではなく、ニューヨークでは2014年にすでに禁止となっているそうだ。(*4)

サウスカロライナのケースでは、反対票を投じた議員の中に、「話し合うべきもっと重要な問題がある」というような意見もあったようだが、動物の問題を解決しようとする時、ネックとなるのはおそらくそうした「人間のことが何よりも優先されるべき」という思考だろう。

筆者としては、どちらが優先されるかではなく、人間のことであろうと、動物のことであろうと、大事なことは大事であって、動物のことは人間にも関わり、むしろ人間の問題であると思うのだが。

それはいいとして、日本の「動物の愛護及び管理に関する法律」では、以下のような罰則が設けられている。

・愛護動物をみだりに殺したり傷つけたりした場合 ⇒ 2年以下の懲役、または200万円以下の罰金
・食事や水を与えず酷使する、不適切な場所に拘束して衰弱させる、飼育または保管している動物が病気やケガであった時に適切な処置をしない、排泄物が堆積したり他の愛護動物の死体が放置されていたりするような場所での飼育、その他の虐待 ⇒ 100万円以下の罰金
・愛護動物を捨てた場合 ⇒ 100万円以下の罰金

この中で、「その他の虐待」というのは、いったいどこまでを指すのか。それを考えた時、基本となる概念に、『動物に保障されるべき5つの自由』というものがある。

◆ 飢えや乾きからの自由
◆痛みや病気からの自由
◆不快からの自由
◆恐れや不安からの自由
◆動物として基本的かつ自然な行動がとれる自由

このどれが欠けても動物にとってはきつい。これらを考えてあげることができれば、動物にとってはより生きやすい環境ということになるだろう。せめて自分が一緒に暮らす動物、関わる動物には、これら5つの自由があるか?ということを心してあげたいと思っている。

参考資料:
(*1)パラメディカルピグメンテーションで、失われた乳頭乳輪や睫毛を再現/がんサポート
(*2)CHAPTER 21. GENERAL PROVISIONS; KENNELS; LICENSURE; DOG-CAUSED DAMAGES / PENNSYLVANIA DEPARTMENT OF AGURICULTURE, The PENNSYLVANIA CODE
(*3)Upstate lawmakers say ‘No’ to bill banning pet piercing, tattooing / Greenville Online
(*4)New York bans pet tattoos and piercings / NEW YORK POST

文/犬塚 凛

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
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