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犬と散歩する高齢者は飼っていない高齢者よりも多く歩いている!

身体活動の不足は心血管疾患やガン、糖尿病などに影響し、死亡リスク要因の1つでもあり、それを少しでも高めることはこうした病気を予防することにもつながると考えられているが(*7)、犬との散歩は十分人の健康に貢献できる身体活動でもあるというわけだ。こと高齢者ともなれば強度の運動は難しくなってくることから、気負いなく、適度に行えるものとしては望ましい運動方法と言えるのだろう。

ならば、高齢者でも犬を飼うべきと言いたくなるが、高齢者のペット飼育に関しては、高齢になってもペットと暮らしたいと考える人もいる一方、体力や環境的理由などによって飼育は断念するのが妥当とする考え方もあり、なかなかに難しい問題である。もちろん、その人の健康度や環境、状況などを熟考しなければならない。

昨今では、高齢者でもペットと暮らせるように、その仕組みづくりを目指して活動する人たちもおり、問題点の改善や新たな取り組みなど今後の展開に注目したいところだが、少なくともこうした研究結果は、高齢者のペット飼育を前向きに考える観点からすれば、それを後押しするデータともなり得るのかもしれない。

そうは言っても、動物と暮らすことで人間が受けられる恩恵があるというのはいいとして、そればかりに目がいってしまっては片手落ちだ。当の動物たちにとってはどうなのか? それも忘れずに考えてあげなければ。

参考資料:
(*1)The influence of dog ownership on objective measures of free-living physical activity and sedentary behaviour in community-dwelling older adults: a longitudinal case-controlled study / Phillippa Margaret Dall et al. / BioMed Central, BMC Public Health, 9 June 2017, DOI: 10.1186/s12889-017-4422-5
(*2)Walking their dogs keeps elderly active / REUTERS
(*3)Global Strategy on Diet, Physical Activity and Health, Physical Activity and Older Adults / World Health Organization (WHO)
(*4)身体活動・運動の単位/厚生労働省
(*5)運動基準・運動指針の改定に関する検討会報告書-健康づくりのための身体活動基準2013/厚生労働省
(*6)健康日本21(身体活動・運動)-身体活動・運動/厚生労働省
(*7)Physical Activity, Fact sheet, February 2017 / World Health Organization (WHO)

文/犬塚 凛

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
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