TOP>ニュース > 人間が犬を繁殖した証拠、最古はシベリアか?

  • ニュース

人間が犬を繁殖した証拠、最古はシベリアか?

ちなみに、シベリアン・ハスキーの理想体重はオス犬で20.5kg~28kg、メス犬は15.5kg~23kgとされ(一般社団法人ジャパン・ケネル・クラブ「世界の犬」より)、ほぼそれに近いサイズということになる。

研究者は小さめの犬は橇犬として、大きめの犬は北極熊を狩る猟犬として繁殖されていたのではないかと考えているようだ。それが事実となれば、人間が目的をもって犬を“繁殖”した証拠を示すものとしては、これが現状では最古となるのかもしれない。

実際、犬に対する人為的繁殖はいつから始まったのか?という現在の様々な研究に大きな影響を与えるのではないかと研究者は言っている。

日本犬やバセンジなど、他の多くの犬種に比べて人間の手があまりかかっていない古代犬種と言われる犬たちもいるが、それとて古の時代に、すでに人間は彼らがもつ能力に注目した繁殖は行ったはずだ。その起源を探ることは魅力的でもあり、ロマンはロマンとして残しておきたいような、少しばかりそんな複雑な気持ちを抱きながら、さらなる研究報告を待つことにしよう。

参考資料:
(*1)Genomic and archaeological evidence suggest a dual origin of domestic dogs / Laurent A. F. Frantz et al. / Science, 03 June 2016, Vol.352, Issue 6290. Pp. 1228-1231, DOI: 10.1126/science.aaf3161
(*2)Archaeological dogs from the Early Holocene Zhokhov site in the Eastern Siberian Arctic / Vladimir V. Pitulko, Aleksey K. Kasparov / Journal of Archaeological Science: Reports, Volume 13. June 2017, P491-515, https://doi.org/10.1016/j.jasrep.2017.04.003
(*3)Earliest evidence for dog breeding found on remote Siberian island / Science

文/犬塚 凛

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
ペットとの生活をより楽しく、充実させるためのノウハウや情報をお届けするペット総合情報メディアです。
HP
https://petomorrow.jp/

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • ニュース

季節による気分の浮き沈み…これって犬にもあるの? (10.25)

  • ニュース

小型犬に特化した高機能・高品質なラグジュアリードッグウェアブランド「dytem」 (10.25)

  • ニュース

愛犬と秋を健康に過ごすために。気をつけたい植物と気候への対応、けがや病気について解説! (10.24)

  • ニュース

介助犬として柴犬が国内初認定!パートナーに夢と笑顔を与える柴犬「瑠奈」 (10.23)

もっと見る

注目のグッズ

犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」

ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る