2017-08-01 「おいで!」より覚えて欲しい愛犬を呼ぶコマンド【ドッグトレーニング】 おいでしつけヒューマン・ドッグトレーニング須﨑大 須﨑大のヒューマン・ドッグトレーニング 飼い主の元に嬉しそうに走り寄って来る“来い”“COME”のコマンドを指します。犬は名前を呼ばれたり、来い、おいでなどと言われることで、ある程度飼い主の声に反応はしますが、自分の興味が勝り、結果的に飼い主が無視されることも多々あります。そこで、好きなことをやめてでも飼い主の元に走り戻りたい、という心情を刺激することが、このコマンドの目標になります。 本来、“犬を呼ぶ”のは、ドッグランなどでリーシを付けて帰宅する、信頼関係を確認したいなど、飼い主のタイミングであることが多いはず。呼んでみたものの、愛犬に逃げられ、右往左往して飼い主が追いかける姿を見かけることも少なくありません。 まずは、飼い主のもとに走り寄ってくること前提に、飼い主の目の前で落ち着いて待つ“おすわり”をマスターさせましょう。これは同時進行のトレーニングでもOK。座って、少しの間でもじっとできるスキルが必要です。 ◆トレーニング方法◆ 1.犬を呼びます。この時、普段の名前を心から嬉しそうに呼んでみましょう。普段名前で叱っていなければ、嬉しそうに走り寄って来るはずです。 2.そばに来たら褒める前に“おすわり”コマンドを出します。 3.慌てず落ち着いて褒めながら、さり気なくリーシを付け、次に大げさに褒めながらリリース・コマンドをだして開放します。 ☆ポイント☆ 最初は家の中から始め、うまくできたら公園などで応用すると確実で安全です。 呼んでから、座らせ、リーシを付けるまでの時間はなるべくスムーズにできるよう、飼い主側もリーシの準備などは事前に済ませてから呼びましょう。大好きな飼い主に呼ばれて「うれしい!」と思った時の心情をそのまま行動に反映させる一連の「流れ」が重要です。 さもないと、他の楽しい刺激に興味が行き、落ち着かなくなることもあります。またあまりおやつを与えることに一所懸命になってしまうと、おやつがないと反応が得られなくなることもあるので、まずは「よく好きなことをやめて走り寄ってきたね!ありがとう。」という気持ちを込め、笑顔で迎えましょう。そこにプラスαでおやつがついてきた!くらいがスマートですね。 文/須﨑 大 (すざき だい) ヒューマン・ドッグ トレーナー。DOGSHIP LLC.代表。実務経験と動物の行動学と心理学を学問してきた立場から、人と犬、人と人の相互関係をライフワークとして研究。互いの行動変容を促すコーチングを用いたトレーニングは、顧客満足度の高さに定評がある。また近年、社会人向けに「動物から学ぶコミュニケーション」をテーマに企業や自治体・ホテル等にて、講師としても活動を行なう。 犬と人のスマートな共生を可能にするスクール『ドッグシップハーバー』開港! http://dogship.com/ \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! レジ担当する可愛い店員さんは生後7ヶ月の秋田犬 (3.2) ムギ、キャリーに食われる。 (3.2) 肉球には私を救ってくれるパワーがある (2.28) 世界初!ペットの顔写真から病気を予測するAIが誕生 (2.27) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! ムギ、キャリーに食われる。 猫は「自分の名前」をわかっているのか? ワンコドリル発動!派手にフードを撒き散らす(笑) 僕なりの考察。一体なぜ猫は「いい匂い」なのか? \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする