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本当に楽しめる防災だった!ペット防災イベント「SHIBUYA BOSAI FES」レポート

そして、もう1つ。ペットの防災というのは、なにも持ち出し品を揃えておけばいいというものもでない。万一はぐれた時のことを考えた迷子札やマイクロチップといった迷子対策、ノミやダニ、フィラリア、ワクチンなどの病気予防対策、最低限のしつけと社会化への配慮、飼い主としてのマナー。これらは災害時および避難先においてもとても重要となる。

ペットの身元がわかれば、すぐに飼い主のもとへ戻ることができる。また、緊急時という特殊な環境において抵抗力が落ちるケースは多々あり、他のペットや人に病気を感染させてしまうこともあれば、ペット自身が病気に感染することもある。きちんと予防がなされていなければ、預かってもらえないこともある。さらには、極力周囲に迷惑をかけないようにということの他に、しつけや社会化がなされたペットではストレス耐性もより高く、ペット自身のためにもなる。

おわかりのように、これらは普段の生活や意識こそが防災につながるのだということを示しており、防災イベントを通し、今一度ペットとの生活を見直し、考えて欲しいという願いも込められているのだ。

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「もしも災害が起こったら…」、災害発生から3日間をシミュレーション/©Pmoon

主催は一般社団法人&PETS、その他、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、一般社団法人Do One Good、NPO法人gentleone、LEONIMAL BO-SAI、dogdeco、HUG THE BROKENHEARTSなど様々なNPO団体や企業が協働する形で“BOSAI & PETSチーム”としてタッグを組み運営。よって、被災動物支援や地域復興のテーマも含んでいる。

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「(ペットも含む)家族」「家」「居場所」、私たちはそれをどう守ったらいいのだろう/©Pmoon

この防災イベントを機に、東京と熊本、それぞれ別の団体に所属するメンバーによって、熊本県の保護犬猫たちに新しい家族を見つけるための『ジョートフル熊本プロジェクト』なるものも立ち上げられ、今後は熊本県内を中心に定期的に譲渡会を開催する予定だそうだ。熊本地震発生からすでに5ヶ月経つものの、いまだに飼い主不明のまま保護されているコたちが多く、保護側もキャパオーバーになりつつある状況にあるという。1頭でも多く、安心できる場所と新しい家族が見つかることを願いたい。

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被災地熊本から新しい家族を求める犬たちもやって来ていた/©Pmoon

「この防災イベントを通し、ペットも同じ家族として、いざという時にどう備えたらいいのか、それを考える場になれたらと思うのと同時に、被災地熊本県の現状も知っていただきたく思います。より多くの人に関心をもっていただけることで、いろいろな意味において次のステップにつながるのではないかと考えています」(一般社団法人&PETS代表理事 糸川成美氏)

「災害時にペットと一緒にどう避難するのか、また、動物が苦手な人と折り合うということはたいへん難しく大きな問題でした。東日本大震災、熊本地震ともに被災地へと足を運びましたが、動物と一緒の避難は多様だと実感しました。まずはそのことを知り、ご家族だけではなく、ご近所の方とも一緒に、自分と自分のペットに合った同行避難について考えていただければと思います」(一般社団法人Do One Good代表理事、 NPO法人gentleone専務理事 高橋一聡氏)

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