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食いしん坊な愛犬、どうすればダイエットに成功できる?

何より食べることが好きな愛犬のダイエット、飼い主が一番つらいよね…

適度に体に筋肉と脂肪がついて、毛艶もよく、しっかりと栄養を摂っていることが見て取れるワンちゃんを見ていると、「お、ちゃんと食べてるね」と嬉しくなってしまう。しかし、極端に太ってしまい、脂肪がつき過ぎて歩くだけでもしんどそうに舌を出しているワンちゃんを見ると、そんなことは思っていられない。

多少ぽっちゃりしている程度ならいいが、病的なまでの肥満は万病の元。これは人も動物も変わらない。個人的にはそういうワンちゃんを、もし知り合いが飼っている場合は、疎まれるのを覚悟で「ちょっと運動させたほうがいいよ」とついつい忠告してしまう。

が、これを言うとほぼ100%、「うん、分かってる」と返されてしまう。他人が見て心配するぐらいの肥満体になれば、一番危機感を抱いているのは飼い主さんだろうからそれも当然。だけどペットは飼い主が餌をあげ過ぎなければ決して肥満にはならない。

愛犬のダイエットというのは、犬もつらいが飼い主だって自責の念と、おやつをあげて甘やかしてあげたい欲との間に挟まれてつらいものだ……。

あたえるから太る、愛犬のダイエットは、飼い主の甘やかし精神との戦い!

愛犬の肥満問題は別に今になって話題になっている話ではなく、昔からよくあることではあった。犬種にもよるが、パグなどは特に脂肪がつきやすく、肥満が慢性化することで合併症などのリスクを抱えてしまうこともあるなんて、20年前の書籍などでも指摘がある。

もし万が一、愛犬を肥満体にさせてしまった場合、一番大事なのは飼い主の意識改革だろう。やっぱりあげ過ぎなきゃ太らないのだから、あげる量を抑えるという対策方法が一番シンプルだし確実だ。

いや、分かる。「愛犬がクンクン鳴きながらおやつを催促するので、ついあげちゃう」という人の気持ち。かなりよく分かる。ついつい情にほだされてあたえてしまうんだよね……(涙)。

ただ、適正量をあたえていればちゃんと健康でいてくれるわけだし、お互いのためにもキチンとあたえるご飯の分量は守っておきたい。

太ってからダイエットさせるのはかなり難しい。餌を減らし、飼い主も愛犬のおやつ催促の声を無視し、心を鬼にして運動もさせなければならない。

そのような苦労を愛犬と飼い主の双方で分かち合うぐらいなら、最初から食事量はきっちり決めた通りで、それを崩さないのが結局もっともストレスがない。

そもそも愛犬のその催促、本当に空腹のサイン?

また、これは特に犬を飼い始めてまだ日が浅い方にしばしば見られる肥満の原因なんだけども、「遊んで!」とか「構って!」というサインを空腹を知らせているんだと誤解してしまうという例もある。実際は空腹ではないんだけど、飼い主さんにアピール鳴きしたらおやつがもらえてしまい、そのうちに催促することでおやつがもらえると学習しちゃうことも。

愛犬も本当は遊んでほしいのに、それを飼い主が「ご飯食べたばっかりでしょ」なんて言いながら追加でおやつをあげちゃったりすれば、飼い犬もとりあえず出されたものは食べるだろうし、それで肥満にもなってしまう。今、自分にアピールしている飼い犬が何を求めているのかを、最初から完璧に理解できた飼い主さんもそう多くはいないので、ひとまず、「お腹が空いた」という可能性を最後に回してみよう。

まずは「遊んでほしいのでは?」と思ってみて、一緒に遊んでみれば意外とその通りの要望を受けていたことが向こうの態度で分かることもある。「散歩に行きたいのかな?」と考えて、ためしにリードを愛犬に見せて反応を窺ってみるというのもいいだろう。それから「トイレが汚れていることを知らせてるかも?」と考えてチェックするのもいい。

それでもなお、催促鳴きをされているのなら、そこでやっと「あ、空腹なのか」と理解しても十分だろう。意外と世間には、遊んでアピールをしているワンちゃんに対して、おやつをあげてとりあえず満足させちゃう人というのがいる。こういうことが積み重なるとどんどん太らせてしまい、最終的には散歩の距離も稼げなくなって痩せにくくなる。憶測ですぐに「あ、お腹空いたのかな」と思い込まないようにしたい。

それに、もし仮に最初からおやつアピールをされていたとしても、一緒に遊んだり運動をさせた後おやつをあげるのと、要求された瞬間おやつをあげるのとでは、脂肪の付くスピードも当然変わる。

太ってしまった愛犬を運動で痩せさせるのは大変!

ダイエットというのは、とかく成功しにくい。人間の場合なんて特にそう。自律出来ていれば食事制限もこなせるし、運動も毎日やれる。そうするとじわじわちゃんと痩せていくが、元々自律出来ていないから太ってるのでは? という根本の問題がそこにはある。なのでなかなか上手く行かない。

一方でワンちゃんのダイエットの場合は、飼い主がきちんと食事制限をさせつつ運動もさせることで痩せてもらうことは出来る。飼い主の愛犬への甘やかし精神と折り合いさえどうにか付ければ、人間よりもダイエットの効率はいい。

ただ、一度ついた脂肪を落とすのは人も犬も大変なのは変わりがない。地道な運動、散歩の際も距離を稼いで歩いてもらうことなどは必須だし。場合によっては週末ともなればドッグランに出向き、そこで存分に遊んでもらうなどの方法も検討の余地がある。となるとドッグランに行くまでの交通費や、有料ドッグランの場合はその料金も課せられる。金銭的にも愛犬のダイエットには負担が掛かっちゃうということは、あらかじめ理解しておくのがいい。

最近ではプールを使った愛犬のフィットネスを体験できる施設などもある。陸上での運動では、肥満体型の犬には足腰の負担も大きいが、水中では幾分マシになり、さらに全身運動も行えるので選択肢に入れてみるのもいい。もちろんこれもお金が掛かるダイエット方法なので、誰にでもオススメできるものではないけど……。

結局飼い主さんが変われば、愛犬のダイエットは成功する

ダイエットの理屈というか、メカニズムというか、その仕組みは既に解明されていて「こうすれば太らない」「こうすれば脂肪は燃焼する」ということは分かっている。人も犬も、その基本的な部分は共通しているので、後はダイエットをするかしないかという話に落ち着く。

人間はどうしても自堕落な部分があるので、自分の体型管理もままならないという人は多い。ただ、犬をはじめとしたペットの体型管理は、それ自体がペットの健康寿命に直結する要素。なのでここはしっかりとしておくに限る。

飼い主さんが愛犬のおやつの催促にも負けず、ちゃんと適正量の運動を日々させて、体型の維持を心がけておかないとペットは肥満になってしまう。生き物の命を預かっている以上は、このことを看取るときまで忘れずにおきたいところだ。

ところで、この話をするにあたって、犬を飼っている知人に「愛犬の体型維持で苦労したことは?」と質問を投げかけてみた。するとそのうちの1人から「どんなに食事量をきっちり守っても太っていくので不安になったが、あるとき庭の監視カメラを見ると、知らない人が毎日うちの犬にご飯をあげてた」という話が聞けた。こういう怖~いこともあるので、庭で犬を飼う場合にはこの手のイレギュラーな事態にも注意しておかなければならないのかも……。

文/松本ミゾレ

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