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“行き場のない高齢犬” の居場所を守るためのサービスが開始

11/24からREADYFORにて募集中。高齢者と離別した保護犬と里親になれない高齢者をマッチング

動物愛護団体NPO法人DOG DUCAは、近年、高齢者の飼っていた高齢犬の保護が増加傾向にあることから、高齢犬の保護頭数を増やすための施設拡充・改修の費用を、11/24からREADYFORにて募っている。

<活動背景>

近年 、犬や猫を殺処分から救うべく、多くの保護団体が活躍中。また、保護犬を迎え入れる里親も増え、たくさんの命が救われている反面、中にはその保護の流れに乗れず、行き場のない犬が増えている。特に、人が高齢化社会になっていることと並行して、高齢犬の保護が増加している。

高齢犬は、寿命が短いため里親希望者も少ない。また、医療費がかかるため譲渡に向かない保護犬とされ、「保護・譲渡」の枠組みから外れた存在として施設で終生飼養するケースも少なくなく、医療費やケアの負担が大きい高齢犬を保護しないボランティアもある。

DOG DUCAでも、行き場のない高齢犬の保護が増え続け、施設の拡充が必要となった。

高齢犬も高齢者も幸せにする取り組み「シニアドッグ・サポーター」

一般的な保護活動の枠組みでは、高齢犬が枠組みから外れているだけでなく、60歳ないし65歳以上の「高齢者」も、里親になりたくてもなれない存在だった。

「万が一」のことがあった場合、「再び保護犬になってしまっては本末転倒だから」という理由で、多くの動物愛護センターや動物愛護団体が、高齢者に対して里親を断ることが多い。

しかし、生態的に見れば、高齢者と暮らしていた高齢犬は、高齢者と暮らす方が幸せなのも事実。

高齢犬は激しい運動は必要ありませんが、病気が発症する確率が高く、何かあった時すぐ対応できる人がそばにいた方が望ましく、その点、時間にゆとりのある高齢者、特にこれまで何頭も飼育経験のある高齢者と暮らすことは、高齢犬の安全にもつながる。また、生活リズムもこれまでと同じでよいため、穏やかな余生を送ることができる。

そこでDOG DUCAでは2019年より、保護犬を迎え入れたくてもできなかった高齢者のマンパワーの活用するため、2019年より高齢者に高齢犬をマッチングする「シニアドッグ・サポーター」制度を始め、すでに40頭近くが新たな里親の元に巣立った。

これにより、これまで長年「犬との生活」をしてきた高齢者にとっても、淋しさを埋めるだけでなく、散歩をするなどして運動になると同時に、社会との接点を持てるようになるなど、高齢犬と生活することで、高齢犬だけでなく高齢者の生活に活力を与えている。

「シニアドッグ・サポーター」制度では、高齢者に譲渡した後、高齢者からの相談に乗ったり、必要があれば医療やドッグフードの支援もしている。

また、高齢者に万が一のことがあった場合は譲渡した犬を引き取るような体制を整えている。

シニアドッグサポーターのシニア里親(完全譲渡)、シニアサポーター(共同親権)には、DOG DUCAの連絡先と犬の情報を加えた緊急連絡先カードを渡し、医療関係者や親族からすぐに連絡が入るようにしているが、この制度が始まる前から高齢者に譲渡してきた高齢犬を含め、一頭も出戻りはない。

READYFORサイト
https://readyfor.jp/projects/dog_duca

構成/編集部

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