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やっぱり、愛犬に保険は必要?ペット保険の基本と仕組み、注意点を解説

加入率10%の事実 ペット保険の基本と仕組み、注意点を知ろう

愛犬にペット保険は必要でしょうか。飼い主さんの中にはこれまで、獣医さんのお世話になる機会がなく、あまり必要性を感じない方もいらっしゃるでしょう。反対に、保険に入っていれば良かったと後悔された経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

国内最大手のペット保険会社アニコムによると、現在の保険加入率は10%ほど。ペット保険はまだそれほど普及しているわけではありません。ただし、人間とは異なりペットの医療費は100%飼い主さんの負担になります。また診察は自由診療のため、医療費は動物病院によってまちまちです。高度医療や手術を受けると、高額な支払いを求められることもあります。

この記事ではペット保険の基本と仕組み、検討する際の注意点をご紹介します。

ペット保険の基本

ペット保険の対象となるのは次の3つです。

通院費 けがや病気の際に獣医師の診療を受けた場合の診療費

入院費 けがや病気の際に入院する場合の医療費

手術費 けがや病気の際に手術を受けた場合の医療費

ペット保険はペットの医療費が補償対象であるものの、人間の医療保険とは異なり損害保険の扱いで、保険料は年を取るごとにアップします。保険料の設定は、小型犬よりも大型犬の方が高く、犬種や体重によって保険料が異なります。

ペット保険は1年更新の掛け捨てです。人間の終身保険とは違い、ペット保険は基本的に1年ごとに更新するシステムです。

ペット保険の仕組み

ペット保険の仕組みは、次のようになっています。

補償割合と補償(支払)限度額、支払回数制限

ペット保険で補償される医療費の補償割合は保険会社やプランによって異なり、50〜100%の幅があります。例えば70%の補償であれば、人間の健康保険と同じように飼い主さんの負担する額は全体の3割です(次で説明する免責金額がゼロの場合)。

補償割合が高ければその分、保険料は高額になります。

またプランによって補償(支払)限度額が設定されていれば、限度額を超えた分は飼い主さんの分担になります。補償(支払)限度額は、1日の上限が決まっていたり、1回の入院に対する限度額がある、1回の手術での限度額が設けられている、年間の支払額などが定められているなどのパターンがあります。

さらに補償金額の限度ではなく、年間の支払回数に制限がかけられることもあります。

免責金額

免責金額は、保険会社が支払う最低金額のことです。

例えば免責金額が5000円の保険に加入するとしましょう。通院費として1万5000円かかったケースで、補償割合が50%であれば保険会社からの支払いは5,000円になります。

(通院費 15,000円ー免責金額 5,000円)X補償割合 50%=5,000円

もう1つ例を見てみましょう。

免責金額が5,000円、通院費として3,000円かかったケースではどうなるでしょうか。この場合の保険会社からの支払いはゼロになります。理由は免責金額が5,000円で、通院費がこの免責金額に届かないためです。

免責金額が大きければ保険に入っても実際に支払われる機会が少なくなる可能性もあるため、見極めが大切です。

請求方法

保険金の請求には動物病院の窓口で精算する方法と、後日、保険会社に請求する方法があります。前者の方が手間がかかりませんし、医療費の全額を一時的にも負担しなくてすみます。

ただし、窓口での精算がすべての動物病院に対応しているわけではなく、後日請求する方法よりも窓口精算の方法は保険料が高めになる傾向があります。

5つの注意点

ペット保険で注意が必要なのは次の5点です。

待機(免責)期間

待機(免責)期間は、保険契約が成立してから実際に補償の対象となる期間までのことです。

保険への加入は基本的に健康な状態であることが前提です。待機(免責)期間は保険会社やプランによってそれぞれですが、病気の潜伏期間を考慮して、保険の契約をする前にかかっていた病気が契約後1か月間に発症した際には補償の対象外とするといった設定がなされています。

補償対象外の費用

ペット保険では、歯科治療、避妊手術、ワクチン接種、爪切りといった内容は多くの場合、補償対象外となります。特に高額になりやすい歯科治療での補償を希望している場合には気をつけましょう。

愛犬がかかりやすい病気への補償

犬種によって、かかりやすい病気がいくつかあります。

例えばダックスフンドやコーギーなど胴長の犬種は椎間板ヘルニアに、トイプードルやチワワなどの小型犬はパテラ(膝蓋骨脱臼)にかかりやすい傾向があります。愛犬がかかりやすい病気が補償対象となっているかどうか、チェックしてみてください。

年齢が上がると保険料も上がる

ペット保険の保険料は、年齢が上がるにつれて高額になっていきます。加入するときには最初の数年だけでなく、将来的な支払い保険料の額についても確認することをおすすめします。

更新できない可能性がある

上記のとおりペット保険は1年ごとに更新するシステムです。慢性疾患や特定の病気での保険金請求が続いた場合に、翌年からはその病気への補償を対象外とする条件がついたり、更新を断られるケースもあります。

最後に…

ペット保険の基本と仕組み、注意点についてご紹介しました。実際のところ、ペット保険への加入が必要なのかどうか迷う方も多いかもしれません。

プラン選びでは日常的な通院費への補償と、けがや病気といった急な出費のどちらに重点を置くのかが1つのポイントとなるのではないでしょうか。また犬種によってかかりやすい病気が異なるため、かかる可能性の高い病気への対策を重点的に取っておく方もいらっしゃるでしょう。

保険が必要かどうかといった視点から離れて、大きなけがや病気のときに経済的な心配をすることなく、必要とする医療を選択できる安心感を得るという考え方もあります。

愛犬と飼い主さんにとってベストな選択をする一助になれば幸いです。

文/森野みどり

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