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【田代島ドンベエ通信 vol.3】島猫あるある。軽トラ三兄弟

島にちなんだ名前の三兄弟。けい、トラ、スバル

港でのんびり暮らすオラでも、どこかの黄門様のようにこの島を回りながらいろんな猫たちと仲間になりたいと思うときもあるっちゃ。でもさ、オラはビビリだから遠くに行けないし、今はNNN(ネコネコネットワーク)の情報だけが毎日の楽しみだっちゃ。そんなNNN情報の中でも特に気になっているのが、ここ(大泊港)から坂を登ったあたりに住んでいる「親方」ってヤツのこと。そして親方たち兄弟のことをなぜかみんな「軽トラ三兄弟」と言うっちゃ。親方の存在も気になるけれど、軽トラ三兄弟もとっても気になるっちゃ。(ドンベエ談)
「~ちゃ」、「~だっちゃ」は島の方言。


これが「親方」だっちゃ。

田代島の道は狭く急坂も多い。そして何より漁に携わっている人が多いので必然的にこの島の軽トラ率はやたら高い。そんな島だからこそ珍しくないことかもしれない。

ある日、ある島の人の軽トラからニャーニャーと声が聞こえてきたそうだ。そっと荷台のシートをずらして覗いてみると仔猫が三匹。フェリーで島外へ外出時に駐車していた港で、おそらく親猫が「ここは安全」と思い軽トラの荷台へちびっ子たちを連れ込んだのだろうとのこと。誰の子なのかもわからず、ましてやカラスの餌食になる危険性が高いサイズ、そのままちびっ子を放置する事もできず、島のえきの渡辺さん夫妻に救いの手を求めた。


保護されたばかりの三兄弟(島のえき
渡辺さん提供)

この島で猫の一番の天敵はカラス。現在の港は東日本大震災後きれいに整備され、人間にとっては災害に対して安全な空間になってきているが、逆に猫にとっては天敵から身を隠す場所が少なくなり常に危険と隣合わせ。とはいえ、視点を変えれば人間が安心して暮らせる環境だからこそ猫たちも災害からの安心の恩恵を受ける安全な環境とも言える。

余談だが、島の中では「あれ?なんでお前がここにいるっちゃ!」ってことがよくある。もちろん縄張りを求めて旅をするオス猫や、喧嘩で追いやられ次の居場所を探してさ迷っている猫もいるが、遊びの延長線で軽トラの荷台に乗り込んでプチ旅行気分を楽しむ猫もいる。都会ではエンジンルームに入り込んでという話はよくあるけれどこの島では軽トラの荷台に乗り込んで堂々と出かけるらしい。

さて、渡辺さん夫妻にレスキューされたあの三匹のちびっ子たちはというと、スクスクと育ちこの秋に4歳になった。

ヘルメットをかぶったようなその風貌から最初に名前が決まったのが「親方」、三兄弟の中で体重が一番軽かった「けい(軽)」、そして軽ときたらトラと続けたかったのだけれどトラ猫ではなかったので、軽トラのメーカーから「スバル」と命名された軽トラ三兄弟。


何でも興味津々。4年前のちびっ子スバル

生まれつき視力が弱い「スバル」だがその可愛さから島のえきに訪れた観光客に可愛がられ膝の上でのんびり過ごすことが多い。女の子の「けい」は子宝に恵まれとても幸せそうに過ごしている。そして三兄弟の中でも飛び抜けて個性的なのが「親方」。親方についてはとても一言で語り尽くせないほど強烈で存在に。

次回はドンベエも一目置く「親方」の強烈っぷりを紹介しますね。

文・写真)ケモノの写真作家。小山 智一
https://ne-cozou.com/

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