TOP>ニュース > 失敗する理由は?飼い犬のトイレトレーニング

  • ニュース

失敗する理由は?飼い犬のトイレトレーニング

愛犬のトイレ問題、直面する人は少なくないよね!

犬と暮らすというのは、素晴らしいことだ。基本的に犬は利口だし空気を読むことも出来る動物。なのでしっかりとしつけを施すことで、私たちの日常生活に無理なく溶け込んでくれる。

トイレトレーニングもそのしつけの一環で行われるもので、ちゃんとしつけることが出来れば、粗相も滅多にしないワンちゃんになってくれる。

ただ、どうしてもしつけの勝手が分からないと最初は失敗も多いものだし、向こうも生き物。なかなかトイレで用を足すということを覚えないワンちゃんもいるし、せっかくトイレを使えていても突然出来なくなった、ということも起きてしまう。原因はさまざまだが、一概に叱るのではなく「どうして出来なくなったのか」ということを考える必要が出てくる。

トイレをしっかり使えるワンちゃんにしつけることと、その先のイレギュラーな事態への対処について、今回は話をしていきたい。

最初は根比べ!トイレトレーニング!

ワンチャンのトイレトレーニングについては、さっさとしつけを完了させるに限る。そうでないといたるところでおしっこやうんちをされてしまい、その都度粗相の後片付けをする必要が出てくる。トイレと決めた場所でしてくれれば、その処置もだいぶ楽になるため、さっさとトイレを覚えてもらおう。

子犬でも成犬でも、トイレのしつけは子犬がやってきたその日からスタートするのが良い。株式会社主婦の友社が発行する「人気室内犬の選び方飼い方」という書籍に、トイレトレーニングについての初心者でも分かりやすく書かれた一節がある。そちらを一部引用させていただきたい。

“犬が来たら、まず、トイレとベッドを入れたケージの中で過ごさせます。そこが自分のいちばん落ち着ける場所だと分からせるためです。トイレ部分には前の飼い主からもらってきたトイレの新聞紙やトイレシートを置きます。犬は前に排せつした場所に排泄する習慣があるからです。これをつづけるうちに、犬は自然にトイレを覚えます”

と、このようにワンちゃんがトイレを覚えるまでのしつけの方法が記されている。具体的にどのぐらいの期間でトイレを覚えるのかについてだけど、これはさっさと数時間で覚える個体もいれば、数日経ってもなかなか覚えない個体もいるので様々。ただし、しつけは犬と暮らす上では必須のものだし、トイレを覚えないからと言って放置していれば飼い主が苦労をする。時間が掛かっても、とにかく用意したトイレで用を足してくれるまで、根気強く粘ろう。

トイレとケージを別々にするのはいつからが適切?

世帯によっては十分飼育スペースが確保出来るため、ケージの中からトイレを出して設置したいという場合もあるはず。こういうときには、どのタイミングでトイレをケージから出すべきなのか、悩ましいところである。

ただ、これについては要はワンちゃんがちゃんとトイレシートの上で排泄してくれることが重要なのであって、試しにトイレをケージと違う場所に設置して様子見をするのが良い。そこで愛犬が問題なくトイレシートの上で用を足してくれれば、もう問題ない。

逆にケージの中に入ってトイレがないからうろうろしていて、なおかつ飼い主さんが新しく設置したトイレシートに誘導するというしつけをしても困惑する場合は、まだ早いのかも。せっかくケージの中にトイレがあることを覚えたばかりだったりすると混乱もするだろうから「ちゃんと覚えないなぁ」とため息をつくのではなく「まだ早かったね」と割り切るぐらいが良いのかも。

いきなりトイレ失敗が頻発するようになったら…?

これはしばしばある事例なんだけど、問題なくトイレが出来ていたはずのワンちゃんが、いきなり出来なくなったり、粗相を連発するといった事態に見舞われることがある。飼い主さんによっては「しつけが徹底されてなかったかも」と焦ったり、つい叱ってしまうということもあるかもしれない。

しかし、トイレトレーニングを経てしっかり用を足すことが出来ていた愛犬が、それを失敗したという事態を冷静に捉えたほうが良いかも。その原因探しをし、特定して解決させるほうが建設的だし。

まず疑うべきはストレス。動物はちょっとした環境の変化にも敏感になり、ストレスを抱えがち。見た目には異変が見えなくても、実際内面にはかなりの負担を抱えてしまっているというケースは枚挙に暇もない。

同居、出産などで世帯に新しい住人が増えたり、他の犬が来たり、別のペットを飼うようになったり。あとは近隣の工事が1か月ほど続くと、「もうダメだ!」となって精神的に不安定になっちゃうワンちゃんはいるのだ……。

そのストレスの発露として、粗相を頻発させるというサインを見せちゃうことも。粗相がいきなり目立つようになったら、叱る前に直近で環境に変化がなかったかをじっくり、時間を掛けて思い返すのも飼い主さんの務めとなる。

老化も当然、トイレ失敗の原因に。この場合はトレーニングはしなくてOK!

また、トイレでの粗相が目立つようになる理由の一つに老化がある。最近はワンちゃんの平均寿命も伸びてきたため、長生きだけどちょいちょいトイレを失敗するというケースも散見されるようになった。トイレをわざと失敗するのではなく、単純に出来なくなったというだけで悪意はないので、市販のおむつを使うなどの対処をしてあげよう。

もうこの段階ではトイレトレーニングをやりなおすようなことはしなくても良い。それよりも、ちょっとでもワンちゃんに近い場所にトイレシートを設置しておくか、おむつを活用するかで十分。むしろ「こんなに長く一緒にいてくれてありがたい」と思うこととしよう。

おわりに

そう言えば以前、ワンちゃんと暮らしている友人の家に遊びに行ったとき、僕が飼い猫の匂いを付けていたことが原因なのか、激しく動揺された上に足におしっこを引っ掛けられるということがあった。このとき友人は「ごめん! 粗相叱っておくわ」と言ってくれたんだけども、「いやいや俺が猫の匂いをさせてたのでパニックになったのよ」と押し問答。結局それ以降友人の愛犬はやっぱり粗相をしなかったということなので、ちょっとした環境の変化でワンちゃんはトイレを失敗することもあるのだと実感した次第。

ただ、しつけをしなければいつまでも粗相をし続けるのは当たり前の話なので、家にワンちゃんがやってきたその日からのトイレトレーニングは必須。トイレは、トイレシートでするということをしっかりしつけて、お互いが気持ち良く暮らせる関係を早々に構築したい。

文/松本ミゾレ

【参考】
株式会社主婦の友社 人気室内犬の選び方飼い方

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • ニュース

2021年の「動物愛護週間」はインスタライブやオンラインでの施設見学会、健康・しつけ相談を... (9.27)

  • ニュース

犬よりも「人間のヒゲ」のほうが汚い…? (9.26)

  • ニュース

一匹の猫に何個の「リターボックス」が必要になる? (9.25)

  • ニュース

「自分を犬だと思ってない犬」が、鏡に映る自分を見た時の表情がこちら! (9.22)

もっと見る

注目のグッズ

犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」

ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る