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遠い夏の日の思い出…海辺で一緒に遊んでいたレトリバーは幽霊だった?

海で偶然出会った友達、ゴールデンレトリバー!

今日はちょっとオカルトが入ってる話をしたい。いわゆる怪談ではないので安心して読んでいただきたい。

25年ほど前に知人が体験したという話であり、つい最近僕も聞かされて「なんか不思議な話だなぁ」と思ったので、勝手に紹介したい。

この知人がまだ小学生だった頃、家族と一緒に近所の海に遊びに出掛けたそうだ。季節は5月ごろでそこまで暑くなかったので、海には入ることなく、砂浜で兄弟たちとかけっこをして遊んだという。

そうやって遊んでいる様子を、少し離れた場所から知人の両親が見守っていた。

海には他に人もいないため大声を出して遊んでいたところ、自分たちの声にいつの間にか犬の吠え声も混ざっていることに知人は気付いた。他の兄弟たちも「犬いるね」と辺りを見渡してみると、遠くから大きなゴールデンレトリバーが駆け寄ってきた。レトリバーは尻尾を振って友好的な雰囲気を出していたので、知人は深く考えることもせず、また兄弟たちも「一緒に遊ぼうや」と言ってまたかけっこ。

兄弟たちの走る後ろをレトリバーも追いかけて、抜きつ抜かれつで結構楽しかったそうだ。

遠くで見守る両親もかけっこする子供たちを笑顔で見守り…

ところでこの知人の家には犬がいなかった。知人は前々から犬を飼いたいと両親にねだっていたので、チラチラと両親がいる場所を振り返って確認していたという。すると父も母も笑顔で見守っていたので「あ、この雰囲気は、もしかするとこの犬を連れて帰れるかも」と期待してしまったそうで。

実際レトリバーに首輪もなく、兄弟たちも「連れて帰ろうや」と乗り気だったので、「それならもっと運動させて疲れたところをみんなで捕獲しよう」という話に。そしてまたかけっこ。かけっこだけでなく、棒きれを投げて持ってこさせる遊びもやることに。知人は犬とこれをやるのが憧れだったのである。

レトリバーに対して「よし、棒投げるから拾ってこい!」と言って思いっきり棒きれを投げてみると、レトリバーはその方向に猛ダッシュ。そしてそのまま、落下する棒きれには目もくれず、あっという間に遠くに駆けて行ってしまった。

しばらく待っても戻ってこないため「あ~、やっぱり誰かの飼い犬だったのかな」とあきらめて両親の元に向かう知人と、その兄弟たちであった。

おわりに

海から引き揚げてくる子供たちを見て、両親も帰り支度を始めていた。知人は母親に「あの犬、どっか行っちゃった」と話しかけた。すると母親は「は?」とそっけない返事。

次いで父親は「お前ら、ずっとあの汚い子と何を大騒ぎしちょったとや」と半笑いで問いかけてくるではないか。

なんと、両親はレトリバーの姿など確認しておらず、ずっと自分の子供たちが、うす汚れたランニングを着た坊主頭の子供と遊び回っている様子を眺めていた、と言うのである。知らない人と遊んでいたらさすがに両親も不審がるものだけど、見た目が知らない子供だったことで別に気にせずに見守っていたということなんだろう。これには知人も混乱したが、「見る人によって姿が違って見える犬もきっといるんだろう」と思って、あんまり気にしないことにしたそうだ。

しかし彼の兄は少々違った見解だったようだ。「あれは幽霊で、俺たちがいっつも犬が欲しい犬が欲しい言ってたけん、犬に化けて遊んでくれたんやろ」と、後日知人に言い聞かせたのである。知人もそれで納得したという。

それからもたびたび家族でその海には出向いたが、以降レトリバーにもランニングの子供にも出くわしてはいない、という話だ。ちなみにこの知人、未だに犬と一緒に暮らすことが出来ていない。就職で地元を出て以降、社宅に押し込められており、ペット可物件と縁がないのである……。

文/松本ミゾレ

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