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日本を代表する「柴犬」の歴史と性格の特徴、あなたはどこまで知っていますか?

今や日本のみならず、世界でも愛される柴犬!

日本の天然記念物にも指定されている、純粋な日本原産の犬種の中でも、もっとも有名なのが柴犬である。そのルックスは日本人なら、たとえ犬に興味がない人であってもすぐに想起することが出来るはず。飼育頭数も多く、どの町でも見かける、まさにポピュラーな飼い犬だ。

そんな柴犬だが、意外とそもそもどうやって誕生したのかということまでは、あまりよく知られていない。さらにその性格についても、実際に飼ってみるとギャップに驚くというケースも多いようだ。見た目と中身が、ちょっと合致しない側面があるのである。

そこで今回は柴犬についてのアレやコレやについての話をしていきたい。これさえ読めば柴犬マスターになれるし、読後には語尾が「~だワン」になっているに違いなし!

柴犬はどこから来た?

柴犬の祖先にあたる犬というのは、昔から日本で人々と生活してきた。縄文時代頃には人と犬とが一緒に暮らしており、この時期の犬を縄文犬と呼ぶ。

その役目は主に猟犬だったとされており、しっかりと丁重に埋葬された成犬の骨も見つかっていることから、昔から人は犬を大事に扱っていたことがうかがえる。

そんな縄文犬自体は柴犬よりやや体が大きかったとされるが、全体的なルックスは柴犬と似通っている部分が多く、柴犬のご先祖様と考えても良い。西東社が発行する「柴犬の飼い方・しつけ方」という書籍に、以下のような記述がある。

“日本犬のルーツは古く、縄文・弥生時代にさかのぼる。このころの遺跡から発掘された犬の骨、土偶や埴輪の犬は、既に今の柴犬のサイズや立ち耳、巻き尾の面影を残している。昔から柴犬は小動物を追う狩猟犬として、また番犬として、日本人とともに暮らしていたようである”

柴犬の始祖は、昔から私たちの先祖と一緒にいた、と考えて良さそうだ。そして今に至るまで、同じように人と柴犬は一緒に暮らし続けているということになる。

唸る、噛む個体もしばしば…柴犬の性格について

人々と長らく一緒に暮らしてきた柴犬。その性格については、意外と知っているようで知らないって方も多いのではないだろうか。

ルックスが愛くるしいので誰にでも懐きそうな気がしてしまうが、実際の柴犬の中には、飼い主など特定の誰かにしか懐かないというものも少なくない。飼い主には甘えるけど、その同居人や、一緒に暮らす他の犬や猫には、あまり関心を見せようとしないという柴犬は結構いる。特に成犬になると余計にそういった性格が際立つ個体も目に付く。

良く言えば忠実。悪く言えばよそ者にしれっとした性格の犬と言えるだろう。

また、元々狩猟犬としても活躍していた個体もいたことから分かるように勇敢な性格の犬が多い。これも言い換えれば自分が認めてない人や、不審者と思った相手には唸る、噛むなどの攻撃的な姿勢を見せる可能性があるということになる。実際、筆者は以前友達の飼っている柴犬に痛い目に遭わされたことがある。

この犬、とにかく飼い主とその家族以外を敵視していて(番犬として飼育されていたのでそれで問題ない)、僕や他の同級生たちが目を合わせるだけでも地の底から響く声で唸るのだった。それでも無理して近づくと、今度は襲い掛かって、噛む。筆者はこの柴犬に右手のど真ん中に穴を開けられてしまったことがあったが、不用意に近づいたからそうなったのであって、その犬は悪くはない。悪くはないが、痛かった。いくら見た目は可愛くても成犬の顎の力は相当なものだった。

このように勇敢であることと、心を許す存在が他の犬種ほど多くはない傾向がみられるため、性格が荒く、すぐ唸る怖い犬と思い込んでしまう人がいるかもしれない。
ただこれも飼い方次第で、番犬、猟犬として必要だから噛むし唸るわけなので、そうでなく普通のしつけを施せば、別段怖い性格のワンちゃんになるということではない。

柴犬の知能、犬の中ではどのぐらいのレベルなのか?

ところで柴犬の知能って、どの程度高いのだろう。犬はおおむね人間で言うところの3歳児相当の知能があり、いくつかの言葉を理解することも分かっている。飼い主との関係性で簡単な意思疎通も可能になるため、そこそこ頭の良い動物と考えてもいい。

その知能も、犬種によって差異がある。もっとも高い知能を有している犬種としてはボーダーコリーがそれに該当すると言う。また、プードルやレトリバー系も犬の中では知能が高いとされる。では柴犬はどうか。

残念なことに、柴犬は知能の高い犬の上位にランクインするといったことは、今のところない。犬種も様々なのでそれも無理もないと言うか、それが当然ではあるんだけど、取り立てて高い知能を有する犬種というわけではなさそうだ。

ただ、それでも人との意思疎通は出来るし、芸もマスターする。飼い主の気持ちに寄り添う行動も出来るし、成犬になってからはいたずらをやらかしても誤魔化そうとする知恵もある。

ここまでの芸当が難なくこなせるわけなので、柴犬の知能だって立派なものだ!

柴犬の寿命は?

昨今、犬の寿命は年々伸びていく傾向が見られる。日本はペットのためのフードも良質なものが多く市販されているし、飼い方も日進月歩で改善され続けている。その上で現在の柴犬の平均的な寿命についてだが、おおよそ12歳から15歳の間であるとされている。

損害保険募集代理店の株式会社wizleapが運営するペット保険見積りサービスサイト「MOFFME.」が、柴犬の寿命についてのコラムを配信している。それが「【獣医師監修】柴犬の平均寿命は何年?柴犬のギネス最高寿命はなんと26歳7ヶ月!」というタイトルの記事。この記事中にある、平均寿命についての一文を引用させていただきたい。

“柴犬の平均寿命は12~15歳といわれています。一般社団法人ペットフード協会が毎年行っている全国犬猫飼育実態調査(平成30年,2018年)によると、犬の平均寿命は14.29歳となっています。ただし、この調査では犬種ごとの平均寿命は示されていません。そこで、アニコム損害保険会社が2016年に公表した犬種ごとの平均寿命を調べると、柴犬の平均寿命は14.5歳となっていました。そのため、柴犬の平均寿命は一般的な犬と同じということができます。”

このとおり、2021年現在では柴犬の平均寿命については12~15歳といった範囲である、という形で情報が共有されている。ただもう何年も犬の平均寿命は伸び続けているため、今後はもっと柴犬の平均寿命も当然のように伸びていくことになるはず。あくまで現状での平均寿命の目安が12歳から15歳ということで、もっともっと長生きしている柴犬も現状いるわけだし。

柴犬はこれからまだまだ寿命が長くなる。そう信じたい。

おわりに

とにかく日本ではポピュラーな犬種、柴犬。だけど知ってるようでまだまだ知らないこともあったのではないだろうか。

筆者としては自らを実験台にして柴犬の本気噛みの威力を体感しているが、あの痛さは大型犬の比ではなかった。むしろ大型犬より顔が小さいことで、尖った歯が並ぶ感覚も狭く、余計に鋭く突き刺さったような……。

そんな勇敢というか、獰猛な一面もある柴犬。しかし私たちにとってはこれまでも、これからも欠かせない最高のパートナーであることに違いない。

柴犬はなにより、貴重な日本原産の犬種にして天然記念物。最近はヨーロッパでも愛好家が増えているようだが、独特の魅力はまさしく世界に通じるレベルである、ということなのだろう。

文/松本ミゾレ

【参考】
西東社「柴犬の飼い方・しつけ方」

MOFFME.ペット保険比較
【獣医師監修】柴犬の平均寿命は何年?柴犬のギネス最高寿命はなんと26歳7ヶ月!

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