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犬は花火を怖がる?花火大会へ連れて行く危険性とトラブル対策

犬は花火を怖がる?花火大会へ連れて行く危険性とトラブル対策

鮮やかな打ち上げ花火

日本の夏の風物詩といえば花火。今年も新型コロナウィルスの影響で開催されない地域は多いですが、もし花火大会へ行くなら、その日ばかりは愛犬のためにもできれば人間だけで楽しむのがおすすめです。

今回は、犬が花火を怖がる理由や、花火大会の危険性、家の中で花火の音が聞こえてしまうときの対処法などをまとめてご紹介します。

花火の音を怖がる犬は多い

怖がっている犬

色鮮やかに夜空に輝く花火はとても美しく、人間にはどちらかというと好まれるものです。ところが、花火が苦手・怖いと感じる犬は多く、その理由は花火が上がる時の大きな「爆発音」にあるといわれます。

犬が花火を怖がるのは一種の騒音恐怖症なので、雷、太鼓、工事の音やバイクの音、掃除機の音や洗濯機の音などにも恐怖を感じてしまうケースもあります。

特に花火が打ちあがる音は生活音ではないため耳にする機会がほとんどなく、突然聞きなれない大きな音が鳴り響くことでパニックになってしまうといいます。

一般的に、犬は人間の4倍程度耳が良いといわれます。その分、聞きなれない音に対する恐怖心も大きくなってしまうんですね。

花火に恐怖を感じている犬に現れる主な症状

  • 震える
  • 吠える
  • しっぽが下がる
  • 飼い主に寄り添う
  • 逃げる・隠れる
  • よだれを垂らす
  • 息が荒くなる
  • おしっこを漏らす
  • 嘔吐・下痢・けいれん など…

 

怯えて隠れるなどの行動は一般的ですが、吐く、けいれんが起こるなどの場合は重度の恐怖症である可能性があります。

愛犬の様子があまりに異常な場合や、不調が続く場合には、何か内科的な疾患がないか念のため動物病院へ相談してみることをおすすめします。

犬にとって花火大会は危険がいっぱい

犬にとって、花火大会は「怖い」以外にも危険が多いスポットでもあります。ストレスにさせてしまう可能性が少しでもあるなら、無理に花火大会に連れて行くことはしない方が良いでしょう。

①びっくりして逃走する恐れ

逃走してしまった犬

花火の音にパニックを起こした犬が突然走り出して逃げてしまうというのは、多くの団体や主催者側で注意喚起するほどあり得ることです。

首輪やリードをつけていてもものすごい力で引っ張られて逃走されてしまったり、普段は大人しいからといってリード無しで抱っこしていたら突然飛び出して行ってしまうこともあります。そのまま迷子になったり、パニック状態で車道へ飛び出して交通事故に遭ってしまう可能性も無くはないのです。

②興奮して吠え出したり、他の犬とトラブルになる恐れ

騒々しい場所に慣れていない犬の場合、パニックにならなくとも興奮して吠え出してしまうことは十分にあります。

犬連れOKの花火会場であれば当然他にもワンコ連れの方が大勢来ているでしょうし、鳴き声に連鎖してしまった他の犬を興奮させてしまう可能性もあります。

③人間とのトラブルになる恐れ

花火大会

花火大会の会場は人混みがすごいので、隣の人と感覚をあけて歩くのが難しいシーンもあるでしょう。

ペットに寛容的な方であれば問題ないですが、中には動物が嫌いで過敏に反応される方もいます。反対に、小さな子供が悪気無く突然犬に手を出してしまうようなことも起こるかもしれません。

人が多い場所では抱っこをして歩くなどマナーを守っていても、混雑の中で目が届きにくくなる可能性は高いのです。

犬に花火の音を慣れさせることはできる?

困っている犬

では、花火大会に愛犬を連れて行くことはいけないことなのでしょうか?賛否両論ですが、前述のように「犬にとって危険が多い場所」であることは事実です。

アメリカでは、近所で花火大会があると分かると犬のオーナーさんたちがこぞって動物病院へ精神安定剤をもらいに来たり、大量の花火が上がる独立記念日には迷子犬がシェルターに収容される数が増えるという話があるほどです。

もしそれでも連れて行くのであれば、犬が花火にストレスに感じないような事前準備と、危険なことや周囲の迷惑にならないための対策をしっかりとしておきましょう。

それにはまず、花火の音がしても動揺しないように慣れさせることが大切です。

①仔犬のころから慣れさせておく

犬の音に対する恐怖症は、生後3~4か月ぐらいまでにその音に慣れていたかどうかで大きく変わると言われます。

逆に言うと、そのぐらいまでに一度も花火の音を聞いたことが無かったり、すでに「怖いもの」として認識が固まってしまった場合は大人になっても「花火=怖い」ものになってしまうのです。

②動画などで慣れさせる

成犬になってから花火に慣れさせるのであれば、まずは小さな音で動画などを流しながら、何もない素振りでおもちゃで遊んだりしてあげると良いです。

日常的に繰り返し、問題なさそうなら徐々に音量を上げてみてください。ただし、犬が震えたり怯えている様子が見えたら無理せず音を消しましょう!

③飼い主は音がしても平然としている

犬は空気を読む動物なので、花火の音に飼い主が興奮したり普段と違う態度をとっていると察知して便乗してしまいます。

怖がって暴れている愛犬に対して叱ったり、震えている姿を見て可哀想だからと過剰に構うのも逆効果です。「やっぱり花火は普通じゃないモノなんだ…」と認識して、余計に苦手意識が出てしまうためです。

花火の音がしても飼い主はあくまで普段通りの態度のままに、落ち着いた声で「大丈夫大丈夫」と声をかける程度にしておきましょう。

犬が得意なコマンドを出して、できたらおやつをあげるなどして気を紛らわせるのも手ですね。

家の中で打ち上げ花火の音が聞こえるときの対処法

布団にくるまる犬

家の中にいるときの対処法としては、窓やシャッター、カーテンなどを閉めて花火の音を遮断するのがおすすめです。

他には犬がリラックスできる避難場所を用意しておいたり、花火の音がしたらハウス(クレート)の中へ促して落ち着かせる方法もあります。

日頃から、「リラックス」など犬が落ち着くためのコマンドを訓練しておくのも良いですね。

犬がいる時は手持ち花火もしない方がいい?

手持ち花火

打ち上げ花火は無理でも、手持ち花火なら大きな音もしないし家で愛犬と一緒に楽しむこともできるのでは?と考える飼い主さんもいるでしょう。

しかし実は手持ちの花火も犬にとっては危険があるので、できれば愛犬と一緒にやるのはあまりおすすめしません。

もし犬がいる場所で手持ち花火をやる場合には、まず置いてある花火をくわえたりさせないように十分注意してください!花火には中毒物質が含まれているので、万が一食べてしまうと中毒症状を起こしたり、最悪の場合は死に至る可能性もあります。

また、好奇心旺盛な犬だと、手持ち花火から出る火花をおもちゃだと思い追いかけたり噛みつこうとすることがあります。火花が顔や口に当たると火傷の原因になるので絶対に近づかせないようにしましょう。

花火はできるだけ人間だけで楽しもう

土手で花火を見る人

犬が花火を怖がる原因や、花火大会に連れて行く危険性、花火の音に慣れさせる対策などをまとめてご紹介しました。

愛犬は家族の一員なので、一緒に同じものを楽しみたいという気持ちはとてもよくわかります。とはいえ、花火には犬ならではの危険やストレスがあることは、覚えておいてもらえたらと思います。

文/黒岩ヨシコ

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