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子犬のお散歩デビューはいつ?ワクチンとの関係や、社会性を育むための注意点を解説!

初のお散歩までに準備できるものとは

愛犬を迎えたら、早くお散歩を楽しみたいですよね。テラス席のあるドッグカフェや大きな公園など、一緒に行きたい場所はたくさんあるでしょう。

けれど、子犬のお散歩はワクチン接種が終わってから。法律で義務付けられている「狂犬病予防ワクチン」をはじめ、複数回のワクチン接種が必要です。

ただ、ワクチン接種の終了を待つ期間は、子犬の社会性を育む大事な時期とも重なります。お散歩デビューを待つ間も、屋外の環境に少しずつ慣れながら、楽しく準備して過ごせるといいですね。

この記事では、愛犬のお散歩デビューまでに必要なワクチンと、お散歩を待つ間にできる練習や、社会性を身につける方法についてご紹介します。

ワクチンが必要なのはなぜ?

子犬にワクチンが必要なのはなぜでしょうか。

生後1ヶ月を過ぎると、子犬の体内から、母犬にもらった免疫が減り始めます。免疫力が落ちた状態で地面を歩くと、外の世界やほかの動物などから感染症やウィルスをもらってしまうリスクがあります。このリスクを防ぐために必要とされるのが、犬にとって特に危険で、死にいたる恐れのある病気や、地域で流行している病気に対するワクチンの接種です。

世界小動物獣医師会(WSAVA)は「犬と猫のワクチネーションガイドライン」で、犬の免疫を確実にするためのガイドラインを発表しました。

ガイドラインでは、まず生後6〜8週目で1回目のワクチン接種を行うとしています。その後、免疫を定着させるため、生後16週以降までに、2〜4週の間隔で3回の接種が目安です。 

ワクチンを接種してから、犬の体内で免疫が安定するまでには2週間ほどかかります。このため、お散歩デビューは最後のワクチン接種から2週間後となります。待ち遠しいですね。

(参考:犬と猫のワクチネーションガイドライン|世界小動物獣医師会

狂犬病予防ワクチン

狂犬病は、人を含む哺乳類に感染し、発症すれば100%死にいたる病気です。このため日本では、年1回の狂犬病ワクチンの接種がすべての飼い犬に義務づけられています。

日本では、1956年から狂犬病が発生していません。ただ、2006年にはフィリピン滞在中に狂犬病の犬に噛まれて感染したあと帰国し、狂犬病を発症した例が発表されています。人間であれば、狂犬病に感染した後でも、すぐにワクチンを連続して接種することで、発症を防ぐことができます。

狂犬病の予防接種は、生後90日を過ぎた子犬が対象です。子犬を飼い始めたら、30日以内にお住まいの市区町村に犬の登録をして、狂犬病の予防接種を受けさせます。犬の登録をすると、毎年春に狂犬病の予防接種のお知らせが届きます。

2021年6月現在、日本以外で狂犬病フリーとされているのは、6つの国だけです。狂犬病は犬だけでなく哺乳類すべてに感染の可能性があるものの、犬が主なまんえんの元となっています。このため、犬への狂犬病の予防接種を義務づけて、万が一狂犬病が侵入した場合に備えています。

(参考:狂犬病に関するQ&Aについて|厚生労働省

コアワクチンとノンコアワクチン

法律で義務づけされているワクチンは、狂犬病予防ワクチンだけです。ただし、犬にとって特に危険で死にいたる恐れのある病気や、地域で流行している病気に対するワクチンが存在し、コアワクチンと呼ばれています。

コアワクチンに含まれるのは犬ジステンパー,犬パルボウイルス感染症,犬伝染性肝炎、狂犬病です。狂犬病以外は義務でないものの接種が推奨されており、複数のワクチンの混合ワクチンが存在します。混合ワクチンと呼ばれることもあります。

愛犬にどのワクチンが必要なのかは、信頼できる獣医師に相談してみましょう。これは、流行している病気や気をつける必要のある病気が地域によって異なるためです。

コアワクチンのほかに、ノンコアワクチンと呼ばれる種類が存在します。対象となるのは、レプトスピラ病,パラインフルエンザウイルス感染症など。ノンコアワクチンについても、獣医師の意見を聞いて、愛犬にとって何が必要か検討してください。

ただしワクチン接種に関しては、副作用についても獣医師の関心が集まっています。ワクチン接種の際には、信頼できる獣医師にじゅうぶん相談して、必要最低限のワクチン接種を計画しましょう。

(参考:犬猫のワクチンについて|日本獣医学会

抱っこでのお散歩を楽しもう

子犬が周りの環境に慣れ、社会で暮らしていくためには、生後3ヶ月ころまでに外の世界に触れる経験が必要であると言われています。これは、恐怖心や警戒心が強くなる前に、少しでも社会に触れておくことで、人との暮らしに順応していくためです。

一方で、ワクチン接種が終わるのは生後16週間ごろ、およそ4ヶ月前後なので、ワクチン接種が終わるのを待っていていいのか、悩んでしまいますね。

すべてのワクチン接種が終わる前に社会性を育むためには、抱っこでのお散歩がおすすめです。足を地面について歩かなくても、子犬にとって外の世界は初めて見るものや人、生き物、音やにおい、光や風などの刺激で満ちています。

初めは愛犬の体調を見ながら、お天気に恵まれた日を選んで、短時間だけ外に出てみましょう。雨の日や風が強い日は、愛犬にとって負担になるので避けてください。自宅の近くで、できるだけ人通りが少ない静かな場所を歩けるといいですね。

このとき、万が一に備えて首輪やリードをつけておくと安心です。

お散歩に向けて、首輪とリードに慣れよう

お散歩デビューに向けて室内でできるのは、首輪とリードに慣れることです。首輪をつけるのを嫌がる子もいるため、おやつをあげながら少しずつ練習してお散歩に備えましょう。重さのないリボンなどを首の周りに巻いて、徐々に慣らしていくのも良いですね。

首輪に慣れてきたら、リードをつけて歩く練習をしましょう。子犬にとって、リードをつけて歩くのは意外と難しいのです。嬉しくて飼い主さんにじゃれついたり、リードが足にからまったり、首が引っぱられる感覚が気に入らない子もいます。

ワクチンの接種が終わったらすぐにお散歩を楽しめるよう、室内で楽しくお散歩の練習をして過ごしましょう。

まとめ

子犬のお散歩デビューまでに必要なワクチンと、ワクチン接種が終わるのを待つまでの大事な期間に、社会性を育てるための方法についてご紹介しました。

生後4ヶ月ころまでは、その後の犬生を長く健康で楽しく過ごすために大切な期間です。愛犬を連れて外に遊びに行きたい気持ちをぐっとこらえて、お散歩での抱っこ、室内でのお散歩の練習をしながら、仲良く過ごしてください。ワクチン接種が終われば、お散歩に出れる日ももうすぐです。

文/森野みどり

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