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水銀や鉛などの有害物質、ネコは脳、イヌは腎臓に蓄積!?(後編)

ハウスダストとフード中微量元素の特徴解析

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続いて、フード以外の暴露源の可能性を探るためハウスダストの元素の特徴を比較解析。このグラフでは、青いグラフがドッグフード、赤いグラフがキャットフード、黄色いグラフがハウスダストを示している。

この分析結果では、Cd(カドミウム)、Pb(鉛)はペットフードでも検出されるが、ハウスダストでも高い数値を検出。これについて寶來先生は、「Cd(カドミウム)とPb(鉛)はどちらかというと、ハウスダストが暴露源に大きく寄与しているのではないか?」という見解を述べた。

また、As(ヒ素)はキャットフードとハウスダストが同じぐらいでドッグフードよりも高く、Hg(水銀)はキャットフードが最も高く、ドッグフードとハウスダストは同じぐらいという結果も明らかとなった。

イヌ・ネコの体内濃度比較と暴露との関係解析

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次に、フードやハウスダストが実際、体に反映されているのかどうかを調べるため、イヌとネコの体内濃度を分析した。

紫色のグラフは肝臓と腎臓と脳に含まれる元素の濃度を足したもので、緑色のグラフはペットフードに含まれる元素の濃度を表している。縦軸はネコとイヌの濃度比を表しており、1のラインよりも上にある場合は、ネコのほうが高く、1のラインより下の場合はイヌのほうが高いということを表している。また、グラフ下に記載された元素記号の色の違いは、黄色がハウスダスト由来の可能性あり、緑色がペットフード由来の可能性あり、白色が今のところ暴露起源は不明、を表している。

この分析結果では、As(ヒ素)やPb(鉛)はイヌよりネコのほうが高く、Cd(カドミウム)はネコよりもイヌのほうが高いという結果が明らかとなった。

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続いて、元素はどの臓器に蓄積されるのか、イヌとネコに違いはあるのかどうかを調べるため、数値差がほとんどなかった肝臓を除く、腎臓と脳2つの臓器を比較した。青いグラフがイヌ、赤いグラフはネコを表し、上の表が腎臓、下の表が脳の分析結果となっている。この結果でわかったことは、イヌは腎臓に元素を蓄積する傾向にあり、ネコは脳に元素を蓄積する傾向にあるということ。

これについて寶來先生は、「大雑把に話してしまえば、代謝の違いが反映されているのではないかと思いますが、この結果は非常に興味深いので、今後、詳細を突き詰めていこうと思います」と述べた。

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中でもHg(水銀)とPb(鉛)は顕著な変化を見せており、Hg(水銀)はネコよりイヌの腎臓に蓄積しやすく、イヌよりネコの脳に蓄積しやすい傾向にある。そしてPb(鉛)は、イヌよりネコの脳に蓄積しやすい、という結果が明らかとなった。

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