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分離不安症のペットのお世話は大変?よく見られる行動とは

分離不安のペットは案外多いかも…

分離不安症という症状がある。
人の場合、小児期に発症することが多い障害で、自宅、自室、母親などの愛着を強く抱いている存在から離れることに対して、強い不安を感じるものであるという。
僕は保育園に通っていた頃、まさに分離不安症と診断されていた。

祖母に保育園に送ってもらう最中に毎日のように号泣して、祖母の自転車にしがみついては保母さんたちを困らせていた。
自分にとって祖父母は物凄く強い愛着を持てる存在だったので、その存在がいない時間が耐えられず、2時間も3時間も泣いて過ごしていた。

逆に一切そんな様子もなく、お歌や粘土遊びをできている同い年くらいの子供たちを見ては「こいつらマジか? 自立してんな」みたいなことを思ったものだ。

さて、そんな思い出話はさておき本題。
実は分離不安症は、人間以外も発症する障害である。

犬も猫も、それ以外の動物も分離不安を抱えることは結構あるあるなのだ。

ワンちゃん、猫ちゃんの分離不安は珍しくない

人間ですら手を焼く分離不安。
これをペットが発症してしまうと、なかなかに飼い主さんには苦労が課せられる。

犬や猫は飼い主さんがキチンとお世話をしたり、遊んであげれば相当に信頼を寄せるようになる。
甘やかしていれば尚のこと。

そしてときに、甘やかし過ぎた自覚は無くても、飼い主さんが甘やかし過ぎてしまうこともあるのだ。
そのような場合、ペットの分離不安の芽が吹いてしまう可能性がある。

現代社会ではペットは飼い主にとっても心の支え。
だから無意識に、過剰に甘やかしてしまっていることもあるかもしれない。
その可愛がりの結果、困った事態を招く可能性はゼロではない。

特に在宅で仕事をしている方、専業主婦の方はペットと接する時間が多いので、ペットに依存される可能性は当然高くなるはずだ。

犬や猫の分離不安、その行動あるあるとは?

では具体的に、犬猫の分離不安症でよく見られる行動を挙げていきたい。

まず第一は、飼い主が外出する、あるいはお風呂やトイレに行くなど、ペットの目の前からいなくなったときに大騒ぎするというもの。なんと言ってもこれが一番目立つ行動だろう。
自分が信頼し切っている存在が目の前から消える。
そうなるとペットは大いに不安に駆られ、大声を出して「早く来て」と要求してしまう。

それはそれで可愛いんだけど、犬の場合は際限なく吠えて近所迷惑の温床になってしまう。
猫の場合も、声が枯れるまで飼い主を呼んでしまうことがあり、さらに寝る時間になってもうろうろと飼い主を探し回るため、健康的な生活サイクルが崩れがち。

第二に、分離不安で飼い主さんがいない間に吠える、鳴く、探し回るといったことを続けることで精神的にますます不安定になり、これが原因でこれまでなかった問題が生じるということだ。
たとえばトイレを粗相するようになる。それもおそらくわざと。

また、犬の場合は自分の尻尾を延々追いかけて噛もうとしたり、尻尾以外にも後ろ足をわざと噛んでしまうなどの行動を見せるケースもある。
猫の場合は執拗に同じ部位だけを毛づくろいし、そこの部分が無毛になったり、さらにまた毛づくろいをするのでやすりをかけ続けたような怪我を負うなど。

こういう行動が散見されるペットは、分離不安症である可能性が出てくるというわけだ。

おわりに

分離不安の犬猫については、上記のような行動を繰り返すことから、飼い主さんとしてはなかなか手が掛かるもの。
ただし、根本にあるのは「飼い主さんがいないと不安だ」という原因あってのことが多いから、責めずに大切にしてあげよう。

一度分離不安になってしまったペットを元の状態に戻すのはなかなか難しい。
特に過去に捨てられていたものを保護された経験を持つペットは、以前の寂しい生活を記憶しているので余計に。
またはこれまで分離不安症と無縁だったペットが加齢し、頻繁に病院に診てもらうようになり、ときには入院するようにもなると、寂しさと不安で分離不安の行動を見せるようにもなる。

ペットにはしっかりと個性と感情と、飼い主への信頼感が備わっている。
そのことを意識しつつ、もしも分離不安の子を抱えてしまったという場合も、面倒に思わずに終生しっかり一緒にいてあげたい。

文/松本ミゾレ

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