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要ハンカチ。映画「オールド・ドッグ」が教えてくれること

私たちが忘れがちなことを思い出させてくれる1本。鑑賞前にハンカチのご準備を…

岩波ホール(東京都千代田区神田神保町)では「映画で見る現代チベット」と題して、313日から42日まで、チベット映画特集を開催しています。その中の一作品「オールド・ドッグ」(ペマ・ツェテン監督)にはチベタン・マスティフという珍しい犬種が登場します。


『オールド・ドッグ』©Pema Tzeden

ストーリーは1990年代末、中国富裕層の間で起きたチベットのマスティフ犬ブームを背景に起きたさまざまな出来事です。ペマ・ツェテン監督は「犬を通じてチベット族の現状を表現したかった」と語っています。

映画上映予定日は13日から19日まで連日16時から1回上映。27日から42日まで連日19時から1回上映です。急な変更の可能性もあるので、岩波ホール公式サイト(https://www.iwanami-hall.com/)で必ずお確かめください。

チベタン・マスティフはイングリッシュ・マスティフやスパニッシュ・マスティフなど現在のいろいろなマスティフ犬の基礎と考えられている古い犬種で、チベット寺院の護衛犬として活躍してきた歴史をもっています。1847年にはイギリスのビクトリア女王に贈られ、世界中の愛犬家の注目の的となった大人気犬種でした。

雄の体高は66㎝以上、体重は最大で82キロという重量感のある超大型犬です。やや長めの被毛に、ブラック&タンやリッチブラック、ブラウンなどの毛色がスタンダードとされています。

私もぜひ一度は見てみたいた希少犬種だったので、スクリーンで生き生きと動くチベタン・マスティフの素晴らしい姿に感動しました。


大きな目が印象的なイングリッシュ・マスティフの子犬、警備用犬種としても人気

一方で、愛犬家が泣ける映画はいろいろありますが、これほど悲しく切ない気持ちにさせられる映画はありません。

もし、あなたが犬好きでハッピーなエンディングを望んでいるのならば、無理にお薦めしない映画であることを最初にお断りしなければなりません。

それでも、多くの人にぜひ見てもらいたい理由はひとつ。犬や猫の命は誰のものか、「オールド・ドッグ」はその問いを真剣に考える、良い機会を与えてくれるからです。

保護犬・猫の問題や、野生動物保護活動まで、動物たちの命はすべて私たち人間に左右されています。犬の幸せも猫の幸せも、すべて私たちの責任でした。

私たちが忘れがちないろいろなことを教えてくれるこの映画。主人公の気持ちに寄り添えば、号泣は必須なので、ハンカチかタオルは絶対に忘れず、持参してください。

文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。

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