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ラブラドールレトリーバーのマリアの遺言

マリアのメラノーマ闘病記その16

2020年6月14日。ペット火葬場からマリアととともに家に戻ると、たくさんのお花が届いていました。小さくなったマリアはお花に囲まれ、この家で、静かに、メラノーマの痛みや苦しみから解放され、のんびり過ごすことになりました。

以前、小学館PETomorrowで連載していた「マリアの一夜にしてわんダフルライフ」は終焉を迎えましたが、ボクたちの心の中に、マリアは永遠です。これからも毎日、マリアが望んでいた、「マリアはパパとママがこれからもずーっと幸せに暮らしていくことが望みなんだ。悲しい顔なんか見たくない。

マリアに見せてくれたやさしい笑顔を、天国からずっと見ていたいんだ」というマリアの十戒の其の十のマリアの言葉をしっかりと受け止めて、過ごしていくことにしたのです。

これで、15回に及んだ、「マリアのメラノーマ闘病記」は終わります。その最後に、これまで、マリアを愛してくれた、マリアを可愛がってくれたすべての皆さまに、マリアに代わって御礼を申し上げます。

長年、鹿児島の崩壊した繁殖場でレスキューに携わってくれた鹿児島のボランティアのみなさん、東京でマリアの引き受けに奔走してくれたボランティアのみなさん、そしてわが家にやってきて以来、マリアの犬生をより楽しく、幸せで、充実してくれたものにしてくれた、この「マリアのメラノーマ闘病記」の連載を快諾していただいた小学館PETomorrow編集部のみなさん、マリアが自称自動車評論犬として活躍できた場を何年にもわたって提供してくれた自動車専門誌カートップ「CT DOG」の歴代担当者のみなさん。


CT DOG最終回。まるで天国の花畑のような写真だ

マリアとあちこち撮影にお出かけした、今でも「青山尚暉のわんダフルカーライフ」を連載しているレスポンス編集部の担当女史、ムック「愛犬と行く旅」、「愛犬と乗るクルマ」の編集スタッフのみなさん、マリアを最後まで美魔女に撮ってくれた何人ものマリアを可愛がってくれたプロカメラマンのみなさん、マリアにいつも素敵なクルマを乗せていただくチャンスをいただいた国内外の自動車メーカーのみなさん、マリアに幸せな犬生を満喫させてくれた愛犬同伴リゾートホテルの本社、現地スタッフのみなさん、マリアにいつもかわいい服を着させてくれたDOG DEPT本社、お台場店、軽井沢店のみなさん、さらにマリアを医療面で面倒をみていただいた総合医療センターの荒渡先生、幕張動物病院の小野先生、マリアがわが家にやってきて以来、主治医としていろいろな病気を早期発見してくれたホームドクターのウォルフィ動物病院の先生方、メラノーマとの戦いに貴重なアドバイスをいただいた、ルペオールというメラノーマに対する治療薬を開発したおひとりでもある鳥取大学の岡本先生、福岡のパーク動物医療センターの古江加奈子先生、PETomorrowやインスタグラムなどでマリアを知り、マリアの活躍を応援してくれたインスタグラマーのみなさま、さらには、マリアといっしょに遊んでくれた犬友達に感謝いたします。

こうして書きだしてみると、マリアは本当に多くの人たち、犬友に支えられ、犬生を謳歌し、まっとうしてこられたのだとつくづく思います。

以下は、マリアの闘病生活、訃報を知り、2020年6月12日以降にボクのインスタグラムに寄せられたメッセージの一部です。本当に、ありがとうございました。マリアも喜んでいると思います(ニックネームは伏せさせていただきました)。

マリアちゃん。お口辛かったですね。ご冥福をお祈りします。マリアちゃんと青山夫妻の車の旅を読ませて頂いて、追いかけるようにナナとお出掛けしていました。同じ場所で写真を撮ったり、マリアちゃんは憧れの存在でした。

「僕のワンダフルライフ」の様にマリアちゃんはナナちゃんの生まれ変わりで、青山家にたどり着くまで大変な苦労もあったけど、再会してから毎日幸せだったでしょう💛また何処かで生まれ変わっているかもですね🍀マリアちゃん大好きです💖ありがとう‼️

マリアちゃんの目を見ると幸せが伝わってきます。お父さんとお母さんとララちゃんと過ごした楽しい時間、かけがえのない時間はずっと心に忘れずに生き続けますね。マリアちゃんのご冥福をお祈りいたします。


マリアが大好きだったホテルフォレストヒルズ那須のお庭にて

マリアちゃん、とっても可愛い、素敵な笑顔をありがとう🍀12年と9ヶ月、きっとマリアちゃんにとって青山さんご家族と過ごした日々は、本当幸せで楽しい毎日だったに違いないと思います。大変な病気を9ヶ月も頑張ったマリアちゃん凄いです🍀優しいお顔忘れません🍀

マリアちゃん、お疲れ様でした。たくさん頑張りましたね。パパさん、ママさんもお疲れ様でした。モデルさんとして第2の生活はたくさんお泊まりにお出掛けして、可愛らしいお洋服着て楽しかったね。どうぞ安らかに🌈


レジーナリゾート軽井沢御影用水の撮影にて

マリアちゃん、大型犬でこれだけ長生き出来たのは青山さん御夫妻に大切に育てられ、楽しく幸せに過ごされてたんだなぁと改めて思いました。

奥様に表情がそっくりなマリアちゃん、出逢いに感謝です。御冥福をお祈り申し上げます。

マリアちゃん、最高に幸せな犬生でしたね✨お疲れ様でした🍀これからは、パパとママとララちゃんを、見守ってあげて下さいね。‥どうぞ安らかに。

マリアちゃんのご活躍をいつも拝見させて頂いていました。笑顔が印象的でした。ご冥福をお祈りいたします。


バウリニューアルに参加したマリア

マリアちゃん旅のナビゲーターありがとうございました。可愛いマリアちゃんのおかげで沢山の素敵な旅をする事ができました。パパさんママさん寂しいですね😭

青山さん、ご無沙汰しております。インターペット事務局の〇〇です(伏字にさせていただきました)。マリアちゃんの突然の訃報、びっくりいたしました。ウチのドリムは車が苦手なので、なかなか旅行にも連れて行ってやれず、記事を拝読しながら、いつも羨ましく思っておりました。マリアちゃんの幸せな第三の犬生を心よりお祈りしております。


ホテルフォレストヒルズ那須のバウリニューアル参列のため正装!?

マリアちゃんを始めて知ったのは、インターネットで、車 旅行 ペットで検索して活躍したマリアちゃんを知りました。マリアちゃんのワクワクした姿とキラキラしたした目線がとても虜になって、大ファンになり、ずっと連載を楽しみにしておりました。お台場で偶然お会いした、マリアちゃんにお会いできてとても嬉しかったです。

今でも、最高の思い出になっています。マリアちゃんの訃報を聞いて、とても残念です。マリアちゃんの治療の頑張りは、静夏も治療の励みになっていました。今は、虹の向こうで第三の犬生を送っているのですね。きっと楽しく過ごしているでしょう。マリアちゃんのご冥福をお祈りいたします。

マリアちゃんのご冥福をお祈りします。初めてドギーズでお会いした時のあのスマイル😊忘れられません。沢山の取材やムック本などの撮影に立ち合わせて頂き本当に感謝しております。

同じ名前で同じ歳のラブラドールのマリアも立てなくなり、寝たきりです。マリアちゃんのご冥福をお祈りします。

マリアちゃん、とっても可愛い、素敵な笑顔をありがとう🍀
12年と9ヶ月、きっとマリアちゃんにとって青山さんご家族と過ごした日々は、本当幸せで楽しい毎日だったに違いないと思います。
大変な病気を9ヶ月も頑張ったマリアちゃん凄いです🍀優しいお顔忘れません🍀

そうそう、前回015の冒頭の黄色いドッグウエアを着たマリアの写真は、マリアの遺影にしたのですが、よーく見ると、ララのしっぽが映っていました。それはマズイということで、今ではこの遺影に変更しています・・・。マリアは最後まで笑わせてくれました。

  

追記 今でも、マリアはボクたちの心の中にいます。毎日、いっしょです。マリアと何度も旅した、わが家御用達の& WAN九十九里を2020年6月に訪れたときには、& WANのスタッフから& 「第一号のお客様 マリアちゃん」という証明書ともいえる、お花に囲まれたメッセージスタンドをいただきました。

2020年10月に、ハワイ好きのわが家と、海が好きだったマリアが愛してやまなかったレジーナリゾートを「マリアの足取りを巡る旅」として訪れると、お部屋に大きなひまわりの生花の花束と、レジーナリゾート鴨川でのマリアとの思い出の写真をあしらったプレートが置かれていたのです。

PETomorrowの「マリアの一夜にしてわんダフルライフ」で綴った、マリアとひまわりにまつわるお話をスタッフ方は読んで、覚えていてくれたんですね。さすがに、涙が出ました。このときばかりはね・・・。


レジーナリゾート鴨川

同月、レジーナリゾート箱根仙石原をカミサンと娘が女子旅で滞在したときには、自称、”旅するラブラドールレトリーバー”、”レジーナリゾートの達人犬”のマリアのために、スタッフが気持ちを込めて「影膳」を急遽、用意してくれたのです。


レジーナリゾート箱根仙石原

2020年12月のクリスマスシーズンに訪れた& WAN九十九里では、ウエルカムボードにしっかりとマリアの名前が、それも一番上に、連れていったララと娘の愛犬のくるみちゃんとともに書かれていたのですから、泣かせます。

社長以下、スタッフみなさんが、マリアのことを今でも覚えていてくれたことに感動でした。これからも、いつまでも、わが家の旅は、第三の犬生を天国で謳歌しているマリアと一緒なんです。


2020年12月 & WAN訪問時


マリアが大好きだった& WANの芝生のドッグラン

マリア、自称自動車評論犬!?ペットと泊まれる宿評論犬!?のお仕事は、マリアが作法をしっかりと叩きこんでくれた、妹のジャックラッセルのララがしっかりと受け継いでいるよ。だからあとのことは心配しないで、ゆっくりと休んでね。


2020年8月PETomorrowのお仕事をこなしたララ

天国には先輩犬のゴールデンレトリーバーのナナや、始めてのお仕事で那須を訪れた時、マリアだけでは心配だと付き添ってくれた、マリアがわが家にやってきて最初の旅行で始めて笑顔を見せてくれたきっかけとなった、那須動物王国のボス犬だったラブラドールレトリーバーのピート君、その弟のゴールデンレトリーバーの初代ケイン君、鹿児島の繁殖場でマリアといっしょだった、マリアの前にわが家でひとときを過ごしたゴールデンレトリーバーのれもんちゃんたちが待っていてくれるはずだから、大丈夫だよ。そして、いつか必ず、ボクたちの元に帰ってくるんだよ。待っているよ。


2007年11月 マリアが始めて笑った瞬間。隣がピート君


2013年5月 仲良しだった初代ケイン君と軽井沢にて

ペットの医療が発達し、愛犬は今までよりずっと長生きできる時代になりました。しかしながら、長生きすればするほど、ガンになる可能性も高まります。この「マリアのメラノーマ闘病記」を通して、愛犬の定期検診の重要さ、後悔しないための動物病院選び、治療方法、ガンという病の深刻さ、そして愛犬とのお別れをどのように迎えるべきか・・・の参考にしていただければ幸いです。それは、人間の言葉が喋れない、けれどもボクとカミサンという代弁者がいたラブラドールレトリーバーのマリアの遺言でもあるのです。

そして本当に、本当に最後ですが、鹿児島の崩壊した繁殖場で、人知れず死んでしまったかも知れない、マリアやほかの犬たちを、何年もかけてお世話をしてくれて、救ってくれて、東京のボランティアさんを通じて送り出してくれた鹿児島のボランティアさん(今でも連絡を取り合っています)への感謝も、生涯、決して忘れることはありません。ありがとうございました。鹿児島のボランティアさんが「幸せになるんだよ」と、向日葵(ひまわり)の首飾りを付けて送り出してくれたマリアは、その期待と希望にしっかりと、応えてくれたと思います。


2007年9月28日 鹿児島から送り出される直前のマリアです

これまで、「マリアのメラノーマ闘病記」のご愛読、ありがとうございました。

「マリアのメラノーマ闘病記」-完-

写真 青山尚暉 雪岡直樹 太宰吉崇 鹿児島のボランティアさん

文:青山尚暉

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家でもあり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアを149カ月で見送り、ジャックラッセルのララと暮らしている(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス、カートップなどでも愛犬とクルマ関連の記事を連載中。20164月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。

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