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年末の愛犬を乗せているクルマの車内クリーニング

年末の愛犬を乗せているクルマの車内クリーニング

普段、愛犬を乗せているクルマは、たとえペットシートマットなどを使っていても、シート、フロア、シートサイドのすき間などに抜け毛が落ちているものです。また、ウインドー越しに景色を眺めるのが大好きな犬を乗せていれば、ドア内張りやサイドウインドーにヨダレがべったり付着していたりします。

そこで、年末には愛車の洗車はもちろん、車内を除菌、大掃除しましょう!最近、なんとなく車内が臭う、動物臭がする・・・換気をしても抜けない原因は、実は抜け毛、ヨダレだったりするのです。

用意するのは、長年の車内の抜け毛掃除の経験から、やわらかい毛材のシート用ブラシ、掃除機、粘着ローラー、クロス、アルカリ電解水100%のクリーナー(除菌、消臭効果があり雑菌を取り除いてくれる愛犬が触れても安心な水の激落ちくんなどのクリーナー)、さらに意外なるアイテムとして、クラフトテープ(紙のガムテープ)と30cmの定規など。その理由は、後程・・・。

まずは、車内にあるものを外に出しましょう。例えば、フロアマット、後席に敷いたペットシートマットやタオル、ポケットの入っているものなど、すべてです。そして、車内の換気、紫外線照射からスタート。冬晴れた、湿度の少ない日に、すべての窓を開け(駐車スペースがドアを全開できる環境ならドア、バックドア、トランクなども)、できれば数時間、風を通し、紫外線を当てるのです。それだけでも、車内の動物臭が軽減されるはずです。

フロアマットは、ブラシを使って、ブラッシングと叩きで抜け毛と小石などを除去したあと、洗剤で丸洗いし、水気を切って影干ししておきます。車内全体の大掃除が終わった頃に乾いていることを願って・・・。

わが家のように、愛犬を後席に、ペットシートマットやドッグベッドを敷いて乗せている場合は、この際、外して、洗えるものなら、丸洗いしておきましょう。Honda Dogシリーズのような布製品の場合、洗濯は、ライオンのペット専用洗剤と柔軟剤を使うと、独特のペット臭まですっきり。専用柔軟剤を使えば、除菌効果とともに、抜け毛が付着しにくくなる効果まであるから一石二鳥。

ボクがプロデュースしている、ボルボのドッグベッド(2021年1月中旬発売予定)、フォルクスワーゲンのフラットベッドのような合成皮革素材なら、中性洗剤で絞ったタオルや除菌クリーナーシートで、汚れを拭き上げるだけでOK。ペットシートマットなどをあらかじめ丸洗いしていたら、陰干ししておきます。


VWのフラットベッドは合成皮革素材で清掃性抜群

次に、車内の本格的な清掃です。クルマの場合、上から下へ、が基本で、車内であれば、天井→ダッシュボード→ドア内張り→シート→シートとサイドシルの隙間→フロアの順に作業していきます。愛犬をラゲッジスペースに乗せていることもあるなら、ラゲッジスペース全体も忘れずに。

布張りの天井は、愛犬のにおいが空気やホコリに乗って、付着しています。布地に使えるクルマ専用のシート&マットクリーナーなどを水で絞ったタオルに取り、ていねいに拭いていきます。ここでのポイントは、1枚のタオルを小さく折り、常に新しい面を使い、汚れを引きずらず、叩くように当て、汚れを再付着させないようにすることです。

ダッシュボードや、愛犬のヨダレが付着していることも多いドア内張りも、クリーナーをタオルに取り、やさしく拭いていきます。除菌タイプの大判ウェットティシュを使ってもいいでしょう。ただし、愛犬が触れ、舐める可能性のある場所は、水の激落ちくんなど、洗剤分が含まれていないクリーナーを使うと安心です。

ここで、掃除機の出番です。シートは表面だけでなく、座面と背もたれの間、シートベルトアンカーの内部など、隙間に抜け毛が入り込んでいる可能性大なので、ノズルの先を押し込むようにして、隙間に入り込んだホコリ、抜け毛まで吸い取りましょう。

ドアポケットなどの底面にも抜け毛が入り込んでいるので、念入りに掃除機掛け。本革シートは掃除機掛けだけでも十分ですが、布シートの場合は、掃除機とソフトブラシを併用すると、よりきれいに仕上がります。もちろん、フロアマットを外したフロア全体も、しっかりと掃除機掛けしましょう。

布シートに付着した汚れは、クルマのシートクリーナーを使うと簡単で失敗がありません。ムース状の泡をスプレーし、時間を置き、汚れが浮き上がってくるのを(白い泡が汚れてくる)待って、きれいな濡れタオルで拭き上げるだけと簡単です。しつこい汚れは、ソフトブラシによるブラッシングを併用してもいいでしょう。

愛犬をリヤドアから乗せている場合、掃除すべきポイントがあります。それは、シートサイドとサイドシルに隙間の奥に落ちた抜け毛です。愛犬が後席に乗降する際、ダブルコートの抜け毛が多い犬種は、どうしても乗降時に抜け毛が隙間に落ち、それがたまっていくのです。とはいえ、車種によっては、隙間が狭すぎて、掃除機のノズルが入らないかもしれないですよね。

そんな時には、定規など薄く、しっかりした、長さのあるものに、クラフトテープ(紙製のガムテープ)をグルリと巻いて、隙間に差し込み、ガムテープの粘着力で抜け毛を回収すると簡単です。

また、長期間、愛犬をクルマに乗せていると、エアコン内部にも動物臭がしみついていたりします。エアコン吹き出し口から直接スプレーするタイプ、またはバルサンタイプのエアコン消臭剤を使って、消臭と同時に除菌もしておくと、暖房のためにエアコンを使っても、車内は爽やかで無臭の空気、冷風に満たされます。

そうこうしているうちに、フロアマットやペットシートマットが乾いているかもしれません(生乾きでは絶対に車内に入れないこと。かえって悪臭の原因に)。フロアマットやペットシートマットを元に戻し、ウインドーやドアを閉め、完了です。これで、車内はスッキリ。新春のドライブ旅行、”わんこと行くクルマ旅”も、快適、清潔に楽しめることでしょう。ちなみに、香りの強い芳香剤の使用は厳禁です。無香無臭空間が、嗅覚にも優れた愛犬にとって快適な車内空間なのです(もちろん飼い主にとっても)。

文/青山尚暉(あおやま・なおき)

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。雑誌編集者を経験した後、フリーのジャーナリストに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。愛犬家でもあり、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿に関しても詳しく、Web、専門誌、一般誌、ラジオなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアを149カ月で見送り、ジャックラッセルのララと暮らしている(どちらも保護犬)。PETomorrowのほか、レスポンス、カートップなどでも愛犬とクルマ関連の記事を連載中。20164月には、愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、プロデュースにも携わる。愛車はシニア犬の乗降性にもこだわった、愛犬仕様にアレンジしたステーションワゴン。

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