2021-01-01 5年かかって慣れた!父が里親募集で迎えた「まぁくん」 保護猫猫 長年かけて育まれた強い絆。そして、これからも… TAKA(@TAKA01325853)さん宅のまぁくんは毎日、飼い主さんにべったり。 しかし、意外なことに、2人が仲良くなるには数年の月日がかかったそう。今回は出会いの経緯や、これまで歩んできた日々、愛猫への想いなどを伺いました。 慣れてくれるまでにかかった月日は5年 まぁくんは生後約2週間の時、TAKAさん宅へ。 「父が里親募集で出会い、迎えました。私は実家で暮らすようになった7年前から、まぁくんと過ごすようになりました。」 11歳になっていたまぁくんは初め、TAKAさんをなかなか受け入れてくれなかったそう。しかし、お世話に携わるようになると、少しずつ心を開いてくれるように。「半年が経つ頃には、一緒に眠るようになりました。トータルで見ると、懐いてもらうまで5年かかりましたね(笑)」 今ではTAKAさんが仕事へ行こうとすると、ストーブの前でドテっと横になり、なでなでを要求するほど。帰宅すると、いつも玄関でお出迎えしてくれます。 「毎朝、首輪をつけるのですが、その時はつけやすいよう首を少し下げてもくれます。」 そんな心優しいまぁくんには、忘れられない存在が。それは、3年前に天国へ旅立ったミコちゃん。 ミコちゃんはまぁくんを引き取った1年後に、お父さんが里親募集で引き取った子。2匹は最初、本当に仲良くなれるだろうか…と不安になるほど折り合いが悪かったそう。しかし、生活を共にする中で徐々に心を近づけ、いつしか一緒に眠るほどの仲良しさんに。 ただ、TAKAさんがミコちゃんをかわいがった後には喧嘩になることも。TAKAさんへの愛だけはお互いに抑えきれないようでした。 よき友であり、ライバルでもあったミコちゃん。そんな特別な存在が旅立った後、まぁくんにはある変化が。「3日ほど経つと、よく鳴くようになりました。10年以上、生活を共にしてきたので、寂しかったんじゃないかなと思います。」 TAKAさんは悲しみを抱えた愛猫の心を気遣いつつ、かけがえのない存在を亡くした傷を共に癒し合いました。賑やかだった家から、ひとつの命が消えてしまった―。それはとても辛いことでしたが、一方で気づけたこともあったよう。 「まぁくんはそれから、すごく素直でストレートな性格になった気がします。もしかしたら、ミコと暮らしていた時は、どこか遠慮していたのかもしれません。」 そんなまぁくんも、来年には19歳に。着実に歳を重ねていく愛猫に対し、TAKAさんは変わらず元気でいてほしいと願います。 「色々と覚悟はしているけれど…。最低でも、あと5年は宜しくお願いいたします、と伝えたい。」 1日でも長く健康でいてもらえるよう、TAKAさんは現在、おうちでなるべくストレスを与えないよう、配慮。ドライフードを1日で廃棄する、飲み水は朝晩必ず変える、フードボウルを陶器製に変更し、毎日洗うなど、細やかな気配りも行っています。 そんなTAKAさんの姿は、まぁくんの目にもきっと優しく映っているはず。穏やかで楽しいシニアライフは、まだまだ続いていきそうです。 取材協力:TAKAさん twitter https://twitter.com/TAKA01325853 文/古川諭香 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! なぜ、犬は飼い主の個性に似てくるのか…? (1.23) 生後 4 ヶ月の豆柴とハイタッチしようとしたら予想外の展開に! (1.23) 感情シンクロ!?猫を撫でたら近くの犬も気持ち良さそうな顔をする (1.22) やられた!1階に野良猫が侵入してマーキング地獄に。 (1.21) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! 悪徳業者に気をつけて!信頼できるブリーダーの見極め方 猫のひげは縁起がいい?“猫と縁起”にまつわる日本と海外のジンクス 里親に命を託した保護猫ムギの話 輸血時に大活躍!「供血猫」って知ってる…? \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする