2020-12-08 犬と散歩して気付いた。愛犬家の民度の高さに思わずニッコリ 愛犬家犬 日本の散歩風景。世界に誇れるモラルの高さ 僕は今でこそ猫と暮らしているが、父方の実家には猟犬がいたこともあって、犬もかなり好きだ。 なので出先で散歩中の犬を見るたびに嬉しい気持ちになる。 まあ、見た目が36のおじさんなので「あ~可愛いわんこだ~」みたいなことは言わないし、マスクの下では口元は緩んでいるけど、表面にはその喜びは出さないようにしている。 だって気持ち悪いでしょう? いきなり犬に近寄る、そんなおじさん。 だから、たまに犬を飼っている友達と遊ぶときは散歩の担当を願い出る。 犬の散歩はいいよね、運動にもなるし、楽しそうな犬の姿を見るだけで嬉しくなる。 今回はその散歩中に感じた、今の愛犬家のモラルの高さ。 これについての話をしていきたい。 昔は犬の飼い主も大体民度低かったよね(笑) 本題に入る前に、ちょっと前の愛犬家の散歩の際の民度の低さってのが今思うとかなりのレベルだったので、それを振り返ってみたい。 平成の初期ぐらいまでは老若男女問わず、結構いた部類の飼い主たちの特徴だ。 まず最初に思い当たるのは、犬の糞の始末をしない、手ぶら飼い主。 今はほとんど糞を見かけなくなったが、昔は路肩に山ほど糞が落ちていた。 僕も登下校の最中に、よく踏んだなぁ。 もうそこらへんトラップだらけみたいなもので、本当に嫌だった。 酷いときだと「糞しかないやん、この道路」みたいな状況もあったし。 毎日同じ飼い主が犬を散歩させ、毎日糞を放置する。そうして出来上がる糞ロード。 あんなの今ならご近所トラブル間違いなしだ。 それからノーリードの飼い主も滅多に見かけなくなった。 昔はよく、「ノーリード禁止」って書いてある公園でも平気でリードを外してフリスビーしてる飼い主とかいたもんね。 今もたまに見かけるけど、やっぱり周囲の人たちが「リードをつけて」って注意しているからか、昔ほど多くない。 この理由の一つには、ドッグランが普及したこともあるのだろう。 犬をノーリードで遊ばせるには最適な施設もあって、そこで遊ばせることが当たり前になっているわけだ。 終始愛犬家たちの良マナーに感動した散歩の一部始終 で、長くなったがここからが本題。 前述のように友達に犬の散歩をさせてくれと頼み込み、リードを任された僕は意気揚々と外に出た。 危ないもの、誤飲の危険性のあるものがないか目を光らせつつ移動したんだけど、やっぱり今の時代、糞の放置なんてないのだ。 たまたま民度と治安の良い地域を散歩しただけかもしれないが、そうは言ってもよほどのスラム街みたいな場所を歩いてても、今日日犬の糞なんてないもんなぁ。 それだけ愛犬家たちが、糞を持ち帰るのは当たり前のことだと認識しているってことなんだろう。 素晴らしいことである。 まだある。 愛犬家同士がすれ違う際には挨拶もして、立ち話なんかもして情報交換の場にもなっていたのだ。 その間、犬も大人しく待っているし、無駄吠えをする個体は、その日見かけることもなかった。凄いなぁ……。 さらに立ち寄った公園ではノーリードで遊ばせようとしている人がいたら他の飼い主がやんわり注意したり、そもそも公園で遊んでいる子供の邪魔にならないように犬を制していたり。 そういう飼い主さんが目立った。 あと、散歩して分かったんだけど犬の飼い主さんってあんまり極度の肥満の人いないね(笑)。 自分の下っ腹が恥ずかしくなってしまった。 とにかく、総じて非常に民度の高い愛犬家コミュニティが形成されていることに、僕は感動したのである。 おわりに 昔はアレな飼い主って本当に多くて、糞を放置しているのを咎めた人が犬をけしかけられる、みたいなことがしばしば起きていた。 そういう事例を目にするたびにため息が出る思いだったけど、ちょっとの気遣いの普及でここまで素晴らしくなるのだから、最高だ。 思えば野犬も昔は多かったが今はほとんどいない。 犬を取り巻く環境は、平成のうちにだいぶ改善されていったのだろう。 今の日本の愛犬家のモラルの高さは、世界的に見ても誇れるものではないか。 文/松本ミゾレ \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! なぜ、犬は飼い主の個性に似てくるのか…? (1.23) 生後 4 ヶ月の豆柴とハイタッチしようとしたら予想外の展開に! (1.23) 感情シンクロ!?猫を撫でたら近くの犬も気持ち良さそうな顔をする (1.22) やられた!1階に野良猫が侵入してマーキング地獄に。 (1.21) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! 悪徳業者に気をつけて!信頼できるブリーダーの見極め方 猫のひげは縁起がいい?“猫と縁起”にまつわる日本と海外のジンクス 里親に命を託した保護猫ムギの話 輸血時に大活躍!「供血猫」って知ってる…? \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする