2020-12-13 犬は塩味を感知しにくく、猫は甘みを味わいにくい? 犬犬の味覚猫猫の味覚 犬と猫の意外な味覚の違い 毎年、この時期になると鼻づまりになってしまう。 そうすると食べ物の味が分からなくなるのだが、これは大変なストレスだ。 おととしは特にひどかった。 もう何を食べても食感のみ。仕方がないので沢庵とか、煎餅とか、そういう噛み応えのあるものばかり食べていた。 人間、味気ない食事を強いられると本当につらいなぁと痛感している。 それぐらい、普段私たち人間は複雑な味を知覚することができている。 ではペットたちはどうなんだろうか。 今回は、犬や猫が人間と違う味覚を持っていることについての話をしていきたい。 犬は塩味を理解できない 私たちと長い間ともに生活してきたパートナー、犬。 彼らもまた味覚を有した動物であるが、人間ほど味蕾と呼ばれる舌の細胞が多くはない。 味蕾が多いほうが繊細な味の判別ができるということだが、犬は人の1/5程度の味蕾しか備わっていないため、人ほど味にうるさいわけでもない。 そんな犬たちなので味についても良い意味で大雑把。 特に塩味はあまり感知できないと考えられている(全く感知できないわけではない)。 まあ、犬も含め肉食性の動物は、獲物の肉を食べることで昔から塩分をまかなってきた。 その塩分については、現在ではドッグフードなどでも摂取できるので問題はない。 食性によって味覚の発達具合も違うというのは、肉食の犬たちと雑食の人間との違いを引き立たせるものだろう。 猫は甘みを理解していない 次に、猫についての話をしていこう。 猫の場合もやはり味蕾の数は少ないが、犬よりもさらに1/4程度しかないとされている。 そのため、犬よりもさらに感知できる味覚は少ないとされており、特に甘みについてはほとんど理解できていない。 僕は数年前までそれを知らなかった。 何故なら、我が家の飼い猫が飼い主の目を盗んで、食べかけのアイスをしきりに舐めたがっていたからだ。 てっきり「あ、猫は甘いものが好きなんだな」と思い込んでいた……。 実際には恐らく、興味本位で舐めたか、水分補給程度の摂取だったのだろう。 おわりに まあ、猫については舌が小さいので、味蕾が少ないってのも納得ではある。 でも犬の場合、大型犬でも小型犬でも味蕾の数にさほど違いはないようなので、心臓のサイズが犬種問わずほぼ一緒ってのも含めて、素人的には不思議でいっぱいだ。 そうそう。 人が犬や猫の食べ物を口にすると、どうなるかご存じだろうか。 昔、お腹が空いてしまって、犬用のジャーキーにかぶりついたことがあった。 口に入れたのを後悔するほど、油粘土のような味が口いっぱいに広がった。 後年、猫のカリカリを食べてみたことがある。 これは普通に旨かった。 聞くところによると、最近は犬の食べ物も結構美味しいものがあるらしい。 文/松本ミゾレ \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 (3.3) 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? (3.1) 亡くなったペットは死後も近くにいるの?夢に出たり、ときには帰ってくることも… (2.26) 猫の辞書に「よく噛んで食べる」という文言は無い! (2.26) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする